1 最近、ショタを見るとイラッとする
感想お願い致します。
短いかもね。
ピリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリピッ!
「あのさぁ、二十秒以内に出なかったら切ってくれないかな。」
「貴様、私の言いたい事は分かるか?」
「……ははっ!やっぱり管理者にはバレバレだねぇ。」
「死ぬはずの人間を治療して異界に連れてきたのか。閻魔から何を言われるか分からんぞ。」
「別にねぇ、閻魔は幼じ、ちょっとした知り合いだからね。なんとかなるよ。」
「……………まぁその事はいい。貴様、まだ求めているのか?」
「…………何をだい?」
「『真実』だ。」
「…………君には関係ないね。」
「そうか……深くは追及しない。だが、ひとつ言わせてもらう。
真実を追及した所で犠牲になった者は帰ってこないし、満足するのは貴様だ」ピッ!
「………………『真実』か。デザスター、貴様はそれで良いのか。」
「フフ、君の言う通りかもね。でもね修羅…それでも僕は『真実』を知らなくちゃいけないんだ。たとえ僕が朽ちてもね。絶対。」
どこかの竹林
「ん………」
とてつもない違和感を感じた紅汰は目覚めた。
「あれ………生きてる?」
節々に痛みは感じるも、支障を出す程ではない。
何故、何故こうなった?記憶を探る。
過去がフラッシュバッグする。
車のブレーキ音
コンクリートに広がる赤い液体
悲鳴
救急車のサイレン
コンクリートの道路によこたわる二人の青年の体
そう、天切紅汰と黒雨十六夜はトラックに引かれて死んだはずだ。
少なくとも大型トラックに引かれて無傷な人間などいない。
「そうだ!黒雨は!?」
黒雨十六夜、紅汰が幼稚園に入る前から現在、未来まで親友だ。
「俺ならいるよ。」
背後からの声、振り向くと
寝癖だらけの黒髪、それなりに整った顔立ち、身長170センチメートル近い男性が地面に座っていた。
「黒雨……無事か?」
「トラックに吹っ飛ばされて無事だと思ったか?まぁ、無事だけど。」
黒雨は寝癖だらけの頭をかきまわす。
それを見てひとまず安心する。
「しっかしここは何処だ?天国ってわけでもなさそうだし。」
黒雨の疑問に紅汰も答えを探し、考える。
確かにここは何処だ?
何故、自分と黒雨は生きている?
人間なら大型トラックに吹っ飛ばされて無事なはずがない。
考えると謎は深まる一方だ。
考えている紅汰を無視して黒雨は目を閉じていた。額には汗。
「紅汰、何か来る。」
ズシン、ズシン、ズシン
黒雨の言うとおり何か来る。
「象か?」
「いや巨大なデブだ。」
紅汰のボケに黒雨もボケで答える。
紅汰が突っ込みを返そうとしたが森の木々を破壊し現れたのは全長3メートルの灰色の巨人だった。
「…………」
「……………………。」
言葉が出ない。二人は見事なまでに硬直していた。
「紅汰、ヤバいぞ。トロールだ。」
黒雨の言葉も半分聞いていない。
ていうか聞きたくない。
なんだ コイツ トロール? そんなモノが何故 こんな所に?
「νβγδρνμεμνμεχξον!!!!!」
トロールは言葉にならない叫びを上げた。黒雨が我に帰る。
「逃げるぞ!」
黒雨の声によって我に返った紅汰はトロールに背を向け走った。
「ψπρωυτγβζθμζξ!!」
トロールが物凄い速さで追いかける。
一歩、一歩踏み出す事に竹が破壊される。
追いつかれたら殺される、そう思った。
幸い道があったためそれに添って走っている。が、
「なっ!?」
道が消えていた。先の道が竹で塞がれていたのだ。
「くそっ!!」
ここまでか。そう思った二人は死を覚悟し目を閉じた。
「μοληλξηλδθμ!!」
ブゥゥゥン、巨人の拳が空気を切り二人に降り下ろされる。
しかしいつまでたっても拳が降り下ろされる事はなかった。
頭に暖かい液体が落ちてくる、大量に。
紅汰はおそるおそる目を開けると空から赤い液体が降っていた。
トロールを見ると首の真ん中から上が消し飛んでいた。
その首から血が噴水のごとく吹き出していたのだ。
巨人は立つ力を失い、その場に崩れ落ちた。
「大丈夫か、少年。」
二人とトロールの間に現れたのは金色の九つの尻尾、光が届かない竹林の中でも輝く人間外れの美貌と穏やかな雰囲気と神々しいオーラを放つ金髪の男性だった。
男性は二人が無傷なのを見ると微笑んだ。
これが全ての始まりだった。
ぴりりりりりりりりりるるるるるるるるるるるるるるるるピッ!
「やぁ、L。」
彼が電話した相手の男性は不機嫌な声で電話に出た。
「何の用だ?」
「いやさ、何か突然関ヶ原の戦いが見たくなったんだ。」
「は?」
彼との意味不明な会話に男性から呆れのため息が洩れた。
「君、暇だろ。1600年の日本に行って撮影してきてほしいんだ。」
「暇じゃねぇよ、アイアムエロゲーいずプレイなう………つーかさ、修羅から聞いたんだけどお前が求める『真実』ってなんなの?中二病?」
「殺すよ?」
「すいませんすいませんごめんなさいごめんなさいすいませんすいませんごめんなさい勘弁してください。」
「…………まぁ、君とは長いからね。ヒントぐらいあげるよ。
ヒントは『人間による妖怪との大規模戦争による核の発射について』と『天界による人間政治の支配の理由』だ。
君、世界一いや、異界一の名探偵だろ。ここから推理してみると良いよ。じゃあねL。」
ピッ!彼が男性に伝えたヒント、男性はそれらを元に考えをめぐらせる。
「……………………!…………そういう事かウィル。お前は『神の如き者』なんだな。」
「ま、お前が何を求めようと俺には関係ないさ~♪」
俺とアサシン忍者の勇者もどきの異世界冒険記
「どうも皆さんおはようございますこんにちはこんばんは。俺は…Lです。
この度はこのながったらしいタイトル名の小説を観覧していただき誠にありがとうございます。
作者の都合上、文章が長かったり短かったりするのでどうか大目に見てください。
あとコメント、感想、メッセージ等は喜んで受け付け、返信致します。」