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だれか教えてください。

作者: とうにゅー

 以前、自傷についてのエッセイを書き、その際、感想をいただきました。


 私は、自傷している人の気持ちとか原因とかを知ってほしかっただけで、理解しろなんて一言も言ってません。あーこんな感じなんだ、ふーん、ぐらいでもよかったし、まあ頭の片隅にでも残ってくれたら幸いかななんて思ってました。

 話を都合よく捻じ曲げて解釈する人にしろ、ありもしない事実をでっちあげて私を責めてくる人にしろ、大概にせえよって思います。

 ああ、ありもしない事実をってのは私事ですのでお気にならさず。

 

 エッセイには批判がつきものなのかもしれません。

 小説ならば誤字の報告や、こういうところがよかった、こうした方がもっと良くなるよ、という物が多い気がしますが、エッセイならばそうはいきません。


 エッセイは作者の意見です。感想も読者の意見です。

 賛同もあれば、批判もきます。

 言葉を吐き捨てるような批判ではなく、思いやりを持って批判するならしてほしいです。自分の意見を押し付けてはいけません。

 相手の人格を否定してはいけません(ブーメラン)。


 というより。なんか、もう、なにが正しいのかわからなくなってきたんです。

 表現の自由とかあります。

 どちらの意見も正しいときだってあります。

 片方の意見を擁護した場合、もう片方の意見を咎めることになります。

 だからわからなくなるのです。

 心無い言葉は、物理的暴力ではありません。心を傷つけるものです。だから、言葉で守ることしか出来ません。

 言葉は一度出せば取り消せません。相手の心に刺さったままになります。深い傷となって残ることもあります。


 あまりうまく表現できませんが、批判ではない、作者とは違った意見を上手く言うことはできないのでしょうか。

 誰も傷つかない、そういう感想。賛同するわけじゃないけど、批判でもない、でも作者とは違って私はこういう意見を持っているよという……。相手を責めるんじゃなくて、こうもっと……。

 

 相手はああいう意見だ、でも私はこうだ、だから私の意見が正しい! お前はおかしい! じゃなくて……。

 上手く言えない自分が悔しいです。

 私にだって守りたい人がいます。だから、こういうものを書いてます。

 私はその人の味方です、でもその人に非があって、その時私がその人は悪くないというと、その人のためにならなくて、間違っていることは間違っているということが本当の優しさだと思っています。

 その人が好きだから、そうするのです。嫌いならばそもそも、勝手にすれば? って状態です。


 みんな仲良くとはいいません。無理です。相性がありますから、むりです。

 ただ、意見を押し付けるのではなく、心を広く持って、相手を傷つけるのではなく、知ることが大事だと思います。

 その場に100人の人がいて、その人達全員に好かれるのは無理なのと同じで、意見もいろいろあるから、全員に賛同されるのは無理なんです。

 ある程度、この人はこういう意見なんだなー、こういう意見もあるんだなーと割り切ったりすることが必要なのではないでしょうか。

 偉そうに私はこういうことを言っていますが、私は人生経験の乏しい人間です。自分の経験から基づく意見ばかりではなく、人の意見を聞いたり、想像したりすることでこういう意見ができています。

 

 相手を傷つけるのではなく、知る。もしくは意見をすり合わせる……。意見を取り入れるのではなくても、こういう意見もあるのだと覚えておくぐらいにした上で感想を書くことは出来ないんですかね。

 書き手の立場になって考えてみて、感想を書いてみるとか。

 視野の狭い人間になったら、腐っちゃいます。


 人間って生き物は難しいですね。脳が発達しているだけあって。

 文章がぐちゃぐちゃですみません。

 私が聞きたい意見について、述べます。


 1,正しいとはなにか。

 2,どうすれば相手を傷つけないか。

 3,あなたは過去にどういう感想を書いたか。3は自分の心の中で答えてくださって大丈夫です。

 

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― 新着の感想 ―
[良い点]  はじめまして!いつもこそこそ読んでいたむっつり読者の1人です。  政治でよく左だ右だと言うことがありますが、カテゴリーとしては一括りにされたとしても人の考えはそれぞれです。  とうにゅ…
[良い点] 1主観寄りは絶対善悪 客観寄りは相対比較 [気になる点] 2批判が相手の為か保身があるか 正義があるか何回でも考える [一言] 3批判は反骨精神だ弱い者いじめなどつまらない
[良い点] 面白い設問ですね。 [一言] はじめまして。 ひとつめ。 「あなたがためらわずに行い、その後一片の曇りなく後ろめたさを感じない行い」 それが人類共通普遍の正義です。 ふたつめ。 …
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