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神からの異世界クエスト  作者: 月宮 秋
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0話

今まで妄想していたやつを頑張って文字にしましたw

うーん難しいね

0話

ここはゲームの中。ゲームと言ってもコントローラーで操作するゲームではなく、ダイブ型ゲーム『フリーライフオンライン』の中だ。


「うーん!終わった!さて街に戻るかな。」


セーフティエリアでドロップ品を整理している。

座っていた岩から降り、魔法を唱える。

魔法と言っても街に帰還する魔法だ。


「テレポート!始まりの街!」


今日は最前線の街ではなく、ゲームを始めた時に最初にくる街に行く事にした。

久しぶりに行ってみたいと思ったからね。

何か珍しいクエストとか物とかあるかもしれないし!

そんな事思いながら、体が光に包まれてきえる。

浮遊感から解放され目を開くと目の前には大きな噴水が視界に入る。

始まりの街はこの噴水を中心に街が広がっていて、街全体のマップをみるとだいたい円形になっている。


「よし、ついた!」


着いたはいいものの行く当てもないので、その辺をぶらぶら歩いていると後ろから声をかけられた。


「あれ?サキ?なんでこんな所に?珍しいね!」

「うん、ちょっとね。久しぶりに観光しようかなって」


話しかけて来たのは、私と同じ最前線プレイヤーのリラだった。

肩まで伸びる緑っぽい髪が白い軽装鎧と合わさっていつ見ても可愛い。

もードストライク!


「なにじろじろ見てるの?大丈夫?」


おっと見すぎていたらしい。

なんでもないよと言っておく。

一応納得してくれたがリラはまだ不思議そうにしていた。

これ以上追求されても困るので、最前線の情報を交換して別れる事になった。

リラとは最前線でパーティを組むことが多いので、よく情報を交換している。

リラと別れても行くあてなどないのだが、観光なのでまたぶらぶらと歩いていた。


「ん?気になる。なんかありそう!」


なぜか気になる路地裏に入ってみる。

確証はないが、気になったのだから仕方ない。

あまり人が入らない路地裏には珍しい物を売っている店とかがあったりする。


「ん?なんだあれ?虹色?」


路地裏には店はなかったが、代わりに変わったクエストNPCがいた。

本来のクエストNPCには頭の上に緑や赤といったはてなマークやビックリマークがある。

だがこのNPCには緑や赤じゃない虹色のビックリマークがついていた。


「これは、これは、見たことないね。レアクエストとかかな?」


早速そのNPCに話しかけてみる。


「あのー?どうかしましたか?何かお困りですか?よかったら話聞きますよ?」

「お?いや、なにも困っては居ないんだけどね。ちょっと頼みたいことがあるんだ。」


そのNPCは淡々と語り出した。

ちなみに話しかけても名前が表示されなかったので虹おじさんと呼ぶ事にする。

虹おじさんの世界がどうとか、こことは違う世界だとか、虹おじさんの世界に連れてってあげるとかどうとか。

めんどくさいので話を聞き流した。

虹おじさんの話が終わるとクエストウインドウが出たので、異世界という設定のクエストだと思いYesのボタンを押した。

その瞬間体が浮遊感に襲われ、光となって消えていった。

その後、路地裏には誰も残っては居なかった。


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