火竜討伐
下級火竜
Hp 21000000
Mp 5000000
At 15000000
Df 15000000
Sp 7000000
スキル
火竜陣 10
竜眼 10
思ったより弱いな。
下級とか言うのが関係はしているだろうが、それにしても少し弱すぎじゃあないか。
と、誰かが聞いたら卒倒するのではないかというほどのことを考えていた。
「ガァーーーーーーー」
「うるさいなぁ。下級の火のとかげ野郎。」
思考を邪魔されて火竜を睨み付けたアレクからはオーラが漏れだしていた。
野生で生きている火竜が気がつかないはずがなかった。
「ヴオオオオーー」
咄嗟にファイヤブレスを放つも、アレクに効くはずもなかった。
「フリージング」
右手の人差し指を軽く動かし、一瞬にしてブレスを消し去ると、目にもとまらぬ早さで火竜の目の前まで移動する。
「血棘」
血のように赤いいばらで動きを封じ、いつからか手にしていた黄金に輝く剣、エクスカリバーで心臓を貫いた。
Hpはすぐになくなり、火竜はドロップアイテムを残して塵となって消えた。
「この程度か、、、次いこう。」
アレクは誰にでもなくそう呟くと、きびすを返して森へと呑み込まれていった。