表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チート×チート=  作者: 7676
15/23

王城

ここは王都の中心にある王城。

(あー。かっこよかったです。いつもフードを取ればいいのに!)

「・・・・・・・~」


「あら、ずいぶんとご機嫌ねヒスイ」

「ええ、こんなに機嫌のいいヒスイを見るのはいつぶりかしら?」


王城の王の間へ続く廊下を歩いていたヒスイは突然声をかけられ、思考の邪魔をされるも特にきにした様子はない。


「あらお姉さま、やっぱりそう見えます?」

そういって首をかしげるヒスイを見て「姉たち」も微笑む。


「ええ、多分私達じゃなくてもわかると思うわ」

それもそのはず、普段のヒスイはあまり笑わない。

そんな妹がいま笑顔で廊下を歩いていれば、そう思わないほうがおかしい。


そんな姉妹の会話は終わりを告げた。

それは目の前に大きな扉が現れ、その前にいまにも泣きそうな顔をした王、否、父がいたからだ。


「おお❗戻ったか。心配しておったぞヒスイ。」

両手を広げて迫ってくる父を見て、無意識にアレクシスの顔と手を思いだしてしまい、咄嗟に避けてしまったためそのまま王は壁に突っ込んだのだった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ