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魔法少女マジカルゼンザイ+  作者: はんみょう
アリゲイター編
1/12

はじまり

時系列順にはなっていません、何話から見ても大丈夫です。

各話が短いので好きに読んでください。

 アズサは中学一年生、朝起きるのが苦手だった。

 今日も母親が焼いてくれた小倉トーストを片手に玄関から飛び出た。

「いってきまーす!ああッもう、急がないと遅刻だよ~」

 ダッシュで何度か住宅地の角を曲がると

「あっ、イテ、つつッ…あ小倉トーストッ!」

 地面には小倉トーストが、小倉が塗ってある面が下になって落ちていた。

 アズサはなにかにぶつかって転んでしまったのだ。

 後ろを振り返ると、小型の柴犬が一匹

「なんだ、ワンちゃんか気をつけてよねッ!」

「それは君も同じだろう?アズサ」

「え…」

 聞き間違えではない、確かに目の前にいる柴犬が喋ったのだ!

「あわわわわッ」

 慌てるアズサ、当然だろう。

「落ち着くんだアズサ、説明するね僕は魔法王国マジックランドから来た妖精マスコットの芝太郎だ、何日か前から魔法少女適合者をさがしていたんだ、それが君さ、今日から君は魔法少女マジカルゼンザイになるんだ!」

「ちょ、ちょっと待って、そんな急に色々言われても・・・、私何をすれば?」

「君には人間のネガティブを解決してもらう事になる、それに応じて魔法力マナが貰える」

「魔法力?」

「そう、解決するネガティブが大きければ大きいほど、たくさんの魔法力がもらえるよ、魔法力はある程度貯まったら景品と交換できるんだ!」

「へえ…、すごいね景品てどんな?」

「どんなでもさ、魔法力の量に応じて、10万、50万、100万円分の景品があるよ!」


 にわかに信じ難いが本当のことだった。

アズサは現在体験している出来事にある程度耐性ができていた、そして自分がすべきことを思い出す。

「そうだッ、学校!」

 アズサは走り出す。

「待ってくれアズサ、それに鞄を忘れている」

 鞄を咥え走る芝太郎、すぐにアズサに追いつき併走する。

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