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或る政略結婚の実体  作者: 伊達 ししい
用語解説・人物紹介
21/32

【国名・地名編】

用語解説国名地名編です

随時更新予定


=地名・王国名=


◎アルシェス王国


アーシェの祖国

気候は温暖で国の3方を海に囲まれている。

大河が2本流れており、長い方がトイサ河。

タンジール草原から流れ込んできている。

短い方がエルムール河。北の山脈が源。

(雰囲気としてはインド亜大陸)

(気候は九州っぽい感じ)


軍事にはあまり力をいれておらず、基本的に弱い。

海軍(水軍)には一定の定評あり。


外交を武器として生き残ってきた国。


建国の始祖以来、多産系で、ヨメ・ムコを他国にやることで

独立を保ってきた歴史あり。

また、ヨメムコが行った先で役立つ人物を育て上げることで有名。

「貰うなら、アルシェスから」と言われるほど。


温暖な気候を生かし、農産物を生産して輸出。

また海塩を輸出したり、魚畜産物の加工品も輸出している。

グルメ国家としても名高い。

料理は繊細で多岐にわたる。

たくさんの香辛料やハーブ、調味料を使い複雑な味付けをする


また、造船技術や加工技術もそこそこあり、小物加工でも有名。


国は王政をしいているが、基本合議制をとっている。

身分は王族・貴族(候・公・伯・子)庶民(功労があると子爵をもらえる)


この大陸で3番目に長い歴史(716年目・63代)を持っている。


基本的にのんきでおおらかな性格をしている人が多い。



◎タンジール

群雄割拠の時代を経て、アルシェスの北、大陸中央部をほぼ平定

建国50年ほどの新興国なりあがり

軍事優先で軍人が政治をコントロールする軍事政権国家


現在3代目(今の国の形になったのはこの王様の時代)

4代目がフィジョン王子ザッチョ

3代目は長年の戦により、心労がたたり、少し体調を崩している。


征服した土地の王家や地方の豪族の寄せ集め国家。

言語統一もままならない感じ。


軍事力をなによりも重んじ、軍功をたてると

それが平民であっても(元奴隷でも)爵位を授けられる。

ただし、子がそれなりの軍功をあげないと、爵位を剥奪されるので

女子や病弱な男子の地位は低い。

そういう爵位を「一代爵位」といい、ふつうの爵位と区別され、

爵位の前に「騎士」がつく。

例:騎士侯爵など


首都はクロノア 軍事を優先しているので要塞っぽい。

また金属加工には定評があり、鋼鉄の都との別名あり。


アルシェスとの国境の(川沿い)港町はロレアニアという。

軍事優先なので、桟橋はいつでも壊せるようにぼろい。


温泉は南部の山脈沿いに多数ある。

王の隠し湯なんていうモノ多い。


今の版図になって20年ちょっと、そのころ、周囲国家や神国から

国家承認を受ける。しかしまだ、杜や陣などは設置許可がでていない。

中途半端な扱いを受けている。

今度のアルシェスとの縁組によって、杜の設置を受けることをねらっている。

まあ、ぶっちゃけ、成り上がり扱い。


マナーなどもそれなり。


旧王家フェルナータの末裔を標榜する(秀吉方式)


国家体制は中央集権国家。というより、王が絶大な権力を握る。


気候はやや寒冷。(北海道道南くらい)

馬や牛の牧畜が主流。

塩を自国生産できず輸入に頼る。(7割ほどをアルシェスから)


土地の雰囲気はモンゴルっぽい感じ。

自然豊かだけど農業にはあまり適していない。


料理は大ざっぱで油・塩・砂糖。以上!ってかんじ。

(これはアメリカっぽい感じ)


◎神国

大陸でもっとも小さくもっとも歴史のある国

大陸のほぼ中央にある、大きな山(リイオ山)のてっぺんにある、

と言われている

普通の人はいけないので、その麓にある、大神殿、リイオ杜=神国だと認識している。


本当はその杜は出先機関(ほぼ窓口)


神王を国主として、神官・修道女で構成されている国。

またある程度偉くなると、不老不死になると言われている。


リイオ山並びにその周辺には武器の持ち込みは不可能。

(隠し持った場合は、武器はすべて花になる)

また持ち込んだ場合、リイオ山の動物に否応なくされてしまうらしい。

(悪意を持てば持つほど、姿形の醜い動物になる伝説あり)


この世界の維持管理を目的としている。


◎クニネム公国

 神国をのぞけば(人間の建国した国としては)最古・最長の国家

 場所はアルシェスからみて、コノレアの先の東に位置する

 建国1200年を越え、王家は100代を越えているらしい

 詳細不明。


◎コノレア首長国

 アルシェスからみて北東にある国

 乾燥地帯にあり、フルーツと果実酒で有名

 また花の栽培に定評あり。

 数学・天文学・暦学はトップクラスの理系国家


 数年前首長にアーシェの姉が嫁ぐ。

 10年来どんな愛妾もなせなかった男子を姉が生み、

 姉はただいま絶賛愛され中(嫉妬深く、実家の妹に出す手紙にもチェックが入るほど)

 一夫多妻(3人まで)

 元々出生も女子率が高い国。

 官吏も7割女性で、王の肩身がちと狭い国。

 王位は男子のみが継承していくが、直系男子がいない場合例外として、直系の女子のみ継承権がある。(前王の正妃の娘のみ)


◎フェルナータ王国

 今のタンジールがあった場所に以前存在した王国

 内戦の激化によって滅亡したといわれる。

 200年ほど前に継承戦争が起こり、4つの小国に分裂

 その後分裂と統合を繰り返しながら120年ほど前まで細々と残っていたが、その後滅亡。

 それ以後、様々な小国が興っては滅亡するという歴史を繰り返す。


 約50年前タンジールが興り、フェルナータの旧領土をほぼ手中に収めて、内戦・小国時代が終わる。


 フェルナータは美食の国として名高かった。

 フェルナータの晩餐を口にしたモノは何度も味わいたくてフェルナータに移住すると言われるほど。

 今も各国料理にその製法が残り、特に肉料理、スープ系では「フェルナータ風」とつく料理が多いことでもその美食ぶりが伺える。


まずい料理に「フェルナータ風」をつけると、その国の外交レベルが疑われるほど、らしい。


なので、手前味噌、自画自賛みたいな意味で「家庭料理にフェルナータを冠する」ということわざがある。


◎絶海の孤島

 アルシェスから遙か南方にあるとされる小島が集まった国

 伝説の国と化しており、多くの冒険家が行こうとして

失敗している。

 文化レベルは発達しており、そこからごくたまにもたらされる文化情報は、いつも時代をリードする役割を担う。


 その利権をねらうモノが多く、絶海の孤島からもたらされた、情報、文化、文物は、王家(憲兵)の管轄となる。

隠匿したモノは、最高刑死罪。少なくとも、島流し。


アルシェスでも特定の海岸にしか流れつかないのは国家機密。

アルシェスの建国の祖は、ここから来た、とも伝わっている。


本当は異世界からのトリップ(一方通行)

あちらで水害が起きたときのみ、道が開くらしい。

日本からだけでなく、世界各国から流されてくる。


異世界などと言っても信用されないので、「絶海の孤島」と対外的にはされている。


リリコ(枝野百合子)もここから流されてきた人。なんと48年ぶり。





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