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あけましておめでとうございます。
更新が滞りがちで本当にすいません(土下座)
お気に入り登録ありがとうございます。
可愛げのない姫と知り合いに言われてしまいました。
あたしには可愛い姫なんですけどねえ・・・
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まさにタイミング良くといいますか、きっと色々報告とか受けてたんだろうなあとこちらが思うようなドストレートな瞬間にわたしに割り当てられた客間のドアがノックされた。
誰がこんな時間に、と思うこともなく、十中八九あのロマンスグレー宰相だと思った。
きっと壁のメアリーさんから報告を受けたあとで来たのだろう。
ノックが聞こえたと言っても、曲がりなりも大国の王宮で、他国の王族に割り当てられた部屋が廊下直結、なんて安っぽいことはございません。
玄関のような待合室と言いますか、エントランスポーチがあって、そこには侍女か騎士が控えているものでございます。
その侍女や騎士が簡単な用向きと来た人物をうかがってから、中の偉い人(つまりこの場合は私)に通してもよいものか聞いて、それからの面会になります。
普通は芳名帳のようなものが受付に当たる人物に渡されていて、そのノートにあらかじめ主の予定が書き込まれており、そこに記載のない者は改めて時間を予約してもらう、というのが貴人の面会方法。
まあ、私の場合今日ここについたばかりで、予定なども公式にきまっていた物しか記載されていないし、予定表ではもう寝てるべき時間ですしね。
まあ尋ねてくるには非常識な時間ですから、受付時間外ということで門前払いされてもおかしくないそんな場面でございます。
こういう時の不意な来客というのは、えてして「悪い知らせ」か「面倒事」と決まっている訳で、正直今日は色々ありすぎて、簡単な作戦会議がすんだら寝たい。というかもう寝たい。これでもまだ15歳になったばかりの子供なのだ。眠い時は寝たい。
そんな気持ちを押し殺してお茶の片づけをしていたアンナに声をかけた。
「アンナ、出てきてくれる?」
私は片付けようとしていたアンナの手を押さえて目の前の冷めてしまったお茶を口にふくんだ。
淹れなおしている暇はないし、どうせまたこれからたくさんしゃべらなくてはならないのだ。
苦く冷めたお茶で少しでも目を覚まさないとやってられない。
そして音も立てずに目の前のお茶会を片付けた。
小兄様がその様子を面白そうに見ている。
だったらすこしは手伝えよ、今はエリオットのくせにー。
お客に対応していたアンナが戻ってきた。
「姫様。この国の宰相閣下、メラン公爵閣下がお目通りを願っておられますが」
おいでなさったわ。
アンナの声にそう思って気を引きしめた。
「姫、それではわたくしは護衛の任に戻ります。おいしいお茶を麗しい姫とご一緒出来ましたこと、この上なく幸いでございました」
そう言って私の足もとに跪いた兄様じゃなかったエリオットが私の手をとり口づけをおとした。
に・・兄様のくせに・・・っ・・・決まりすぎてておもわず見とれた。
ちっ。どうせ私は美形4兄姉に似ない平凡姫ですよっ。
みんな奇麗過ぎて昔は自分の兄弟だとおもえなかったもんな。
兄という名詞はかっこいい男を指す言葉だという意味だと思っていた時期があるのは、知られたくない。
ついでに姉という意味は綺麗だと思っていたこともある。
そんな現実逃避をしてしまうほど、小兄様は決まっていたのである。
「ええ、エリオット、貴方がいてくれるから安心して夢の世界に行けます」
兄様の眼を熱っぽく見返す。
そうそう、設定では私たちは主従にしてはなんかアヤシイ関係にしておかなくてはいけないんだもの。
ほほを赤くしてなかなか手を引かないで名残惜しそうにする。
ふふん。兄様がちょっとびっくりしてるー。やりかえしてやったわー。
「願わくば夢でも姫を守れますよう」
そう言って一礼するとエリオットはエントランスへ下がって行った。
「姫様がお会いになるそうです。どうぞ」
扉が閉まりかける時に、エリオットが宰相閣下に話しかけているのが聞こえてきた。
私は居住まいを正した。
「ひ、姫様。わ、私も下がらせていただきたいのですが・・・・」
この部屋に取り残される形になってしまった、リリコが緊張したようにひきつった声で言う。
「ごめんねリリコ。もう少しここにいて。一言も言わなくていいから、お願い」
そう言ってリリコに頼み込む。
「ひ・・姫様・・無理」
あがり症で引っ込み思案なリリコは少し震えている。
心なしか顔色も悪い。
「無理でも居て。3コニでいいから。」
そう言って手を伸ばして、膝で握りしめられた手を優しくたたいた。
「3コニも・・・・? 無理ですよ。」
そう言った声はどんどん小さくなっていく。
「ごめんその代わり好きなドレス一着作らせてあげる、なんの注文もしないから好きなデザインでね」
とっておきの切り札を出した。
リリコが緊張しているときはドレスの事を考えさせて気をそらすのが一番。
「ほ、本当に?」
今まで青くなっていたリリコの顔色がみるみる色を取り戻す。
「ええ、だから3コニ頑張って」
そう言って手をポンと叩く。
「わかりましたぁ」
その頭は半分以上ドレスの事で占められてしまっているようだった。
「姫様、おはいりいただいても?」
エリオットがそうドアの前で告げた。
「ええ、どうぞ。」
私は外向きの仮面をつけてそういった。
深夜の第二ラウンド。
対ロマンスグレー宰相閣下が始まろうとしていた。
私は気合をいれて立ち上がると、姿勢を正して、宰相を迎え入れた。
顔をこわばらせて。
「王女殿下、夜分遅く申し訳ございません。」
そういう宰相にぞんざいに手を差し伸べる。
その手をとって宰相はくちをつける真似をする。
あくまで儀礼的な挨拶だ。
「ええ、本当に。もう床に就こうと思っていたところですの。手短にお願いできますか?」
その挨拶を受けながら話に入る。
とてもぶっきらぼうだ。
「はい、もちろん。出来ればお人払いと、もう一人私の部下の入室を許可していただきたいのです」
そういって、私の後ろに控えるリリコに目をやる。そのあとでいま入ってきた扉にめをやった。
まだ扉は開かれたままになっている。
その先には薄い茶色の髪をした、小兄様より頭一つ小さい細身の男が立っていた。
これが部下なのだろう。
「それは矛盾しておられませんか?
この者は、我が国随一のドレスメーカー。ウエディングの最終打ち合わせをしていたところですのよ。
また式典にも明るいものですから、同席は譲れませんわ。
また、騎士を呼びもどしてもよろしいかしら?
男性2名部屋に招き入れて女子供だけで逢ったとわかれば、私の傷になりますわ。」
今までの不機嫌を倍増したように強い声色で宰相の非礼をなじる。
あたりまえだ、貴族の娘だって父、兄弟以外の男と部屋の中に二人きりなどにならない。
ましてや私は王女だ、そんなはしたない真似は出来るわけはない。
「配慮が足らず申し訳ありません。どうぞ騎士をお呼びください」
内密の話を他に聞かせるなどもってのほかだ。
でも相手が未婚の王族である以上、ある程度の付き人は必要になる。
私はそれを指摘して、結局小兄様・アンナ・リリコという3人を同席させることに成功した。
ここは隣国王宮内であるにも関わらず。
「エリオット! 入ってきて頂戴」
私は少し大きな声を出した。
「はっ。」
扉の脇で控えていた小兄様が入ってくる。
「アンナ、お茶の支度を」
もう一方の扉の脇に控えていたアンナにそう声をかける。
「かしこまりました」
アンナが完璧な所作でお辞儀をして支度に出かけて行った。
私はそのあと宰相閣下に振りかえると、手ぶりだけで
椅子をすすめた。
「いえ、どうぞお構いなく、夜も更けておりますし。」
椅子にすわる私をまって宰相閣下が腰を下ろす。
お茶をそう言って断った。
それにも私は不快感を示す。
「貴方が構わなくても私が構うのです。お茶も飲まずにしゃべれとおっしゃるの?」
長丁場になりそうなことを暗示する。
その言葉にびくっとなって宰相閣下が居住まいを正した。
「とんと、気がつきませんで。たびたびの御無礼を」
そう言って謝る。
まったくこの国はどんだけ女を下においているんだろう。
先が思いやられるわホント。
そう思ってタメイキをついた。
やってられないわ。
「いえ、それで、何をお聞きになりたいの?」
ため息交じりにそう言い放った。
「まず、部下のご紹介を」
そう言ってまだ部屋の隅に立っている男を手で示した。
これでゴネても寝る時間が減るだけなのでさらっと流した。
「許します」
「わたくし、礼官を承っております、レオ・スヌードと申します。よろしくお願いします」
そう言って深々と礼をとった。
私は了承を顕すようにこくんとうなづいた。
「で、宰相閣下、何をお聞きになりたいの?」
そしてすぐに宰相に向き直った。
「王女殿下、単刀直入に言わせていただけば、前王室の即位並びに結婚式の方法、ですな」
またこれはウラのないズバッとしたものいいだわね。
裏を読むことが日常茶飯事だった私にとっては新鮮だけど、
やっぱり裏があるんじゃないかと勘ぐってしまうわ。
「素直でよろしくてよ」
わたしはそう言って微笑んだ。
「で、教えていただけるので?」
また直球だわー。
教えろ、っていうけど、貴方がたはどこまでご存じで、何処から教えればいいのかしら?
初歩からなのか上級からでいいのかで大きく違いがあるんだけど。
どうしよう?
聞くのもめんどくさいなあ。
でもここで手を抜いたら、恥をかくのはこの私、典礼の姫の名にかけてがんばりますわ。
「私が出席して、みっともない式は出来ません。この10日でなんとか見られるまでは体裁を整えていただきます。
ええ、絶対にみっともないことなどさせませんわ。
私が主役ですのに! 私のプライドのためにもきっちりやっていただきますわよ。
出来ない、無理とは言わせませんからね。小国と貴方がたが侮る我国でさえやり遂げてきたのですから、
大国の誉れ高い、貴国で出来ない訳ありませんわよね」
「はい。」
私がそういうと、苦々しく宰相閣下が相槌を打つ。
さっき王子様がアルシェスをバカにしていたことは、出席していた宰相にはわかりすぎるほどわかっただろう。
侮った相手にできて自分が出来なければ、二重の意味で屈辱を受ける。
ましてや先ほどの晩餐会には他国の大使が列席していたのだから、出来ないとは言えないだろう。
バカにされたって、タダでは起きないわよ、それが小国の生き方ってものなのだし。
「ではまず。式の延期と改めて招待客の皆さまに結婚式と即位式を同日にやることを早馬で知らせてください」
これはすぐにでもやらねばならないことだ。
10日で式典の準備など無理である。
その理由を用意してやるから、早く延期をせねば。
「延期など!無理・・」
そこまで言った、礼官を睨みつけた。
「無理は言わせないと行ったはずです。
口答えするくらいなら私実家に帰らせていただきます。
もちろん塩も一粒残らずもって帰りますからね。」
私は礼官から目を離さずに脅しをかけた。
これはもう国際問題なのだ。礼を失したのはタンジール、これから少しでも挽回せねばならない。
「しかし延期の理由は。」
そう宰相が突っ込む。
「神王様がご臨席なさるかもしれない、とふれてください。
ただし、文章ではなく、口頭での伝達で。
文章の方には、私が長旅で病に罹ったと。
また国王陛下の具合が芳しくなく、急きょ戴冠も同時で行うこととなった、と
そのためあと国王陛下のご容体をみるため15日ほどの加療が必要になると。
その間にすべて支度を済ませます。25日の余裕が出来たのですから、無理だの出来ないだの言わないでくださいましね。
で、この25日間のあいだ、私はこの部屋で寝込んで居ることにしてください」
「えっ!寝込む・・は、はい」
私は寝ていることにして宮殿を自由に歩き回る、と言っているのだ。
「その間に式次第を作り直し、なおかつ周知徹底。その上料理も見直します。」
そしてキビキビと指示を繰り出した。
「はっ」
「次回は料理人も連れて来てください。いや、それよりもまずは・・・。
何処までの実力があるか見てみたいので、明日の朝ロムレの朝食を持ってくるように伝えてください」
「ロムレ・・ですか?」
「ロムレは料理の基本。簡単なようで様々な技術を必要とします。
これを作らせれば大抵の料理人の腕がわかりますわ。
出来れば目の前で作っていただきたいのですが。
ああ、そうそうエレンに作っているところをみてもらいましょう。
エレン?居るかしら?」
居室の方に声をかける。
「お呼びでしょうか?姫様」
そこから音も立てずにエレンが現れた。
「エレンお願いがあるのです。明日の朝ここの料理長に朝ごはんのロムレを作っていただくので、
こちらでの作り方を学んできてちょうだい。」
あくまでもこちらが学ぶという形をとって、タンジールの面目を保った。
「かしこまりました。姫様お時間はいつも通りでよろしいのですか?」
「そうね、今日は少し疲れたから寝坊して朝、露有時に朝食にしたいの」
「かしこまりましたでは、紫明時5コニ位に厨房に参ります」
「宰相閣下、そのように手配を。よろしいですか?」
「紫明・・・ですか?」
驚いたように、固まる宰相閣下
あれ?なんかへんかしら?
もしかしてもっと早いのかしら?
武力を重んじる国だから、きっと夜明け前から鍛錬とかするのかしら?
「あら遅かったかしら?」
そう聞き返した。
「いえとんでもない。宴のあとは我が国では黄光位まで寝ていることが普通で」
黄光ですって?
夜明けごろの紫明、そのあとの露有、そして明光、そのあとが黄光である、黄光となれば
もう朝ではなく、昼食時のことである。
「時間もないのに、そんなに寝られるとお思い?
甘いですわ。そんなお考えなら私今から実家に帰ります」
私は呆れたように言い放ったあと、立ちあがった。
その眼にはしっかりとバカにしたような光をともして見下した。
「ひ、姫。お待ちくださいっ」
宰相が呼びとめる。
「では、宰相閣下、それから礼官のレオ・スヌード、一緒に朝食を食べながら打ち合わせをいたしましょう。」
私だってつかれている。
こちとら長旅の後だっていうんだよ。
寝てからにしない?と持ちかけてみた。
「はい?」
きょとんとする宰相と礼官。
なに?そんなかおすんの?
「あらこちらの国では食事会議はしませんの?」
アルシェスでは、国王一家の朝食は、一種の政治会議だ。
あれが問題になっている、これがいま好調だ、これが行き詰っているがなにかアイディアはないか。
そんな話をしながらゆっくりと10コニほどの時間をかける。
その話をするために夜はアドバイスをもらえそうな相手の部屋に資料をもっていくことも珍しくない。
資料を読んでもらってからのほうが、話が通りやすいのだ。
「朝食からは、さすがに」
私は本当にびっくりした。
え?午前中にやらないでいつやるのよ。
朝ごはんから昼にかけてが、アイディア出しの時、昼過ぎからが実行でしょ?
この国、なんでこんなに働かないの?
「あらあら、のんきですのねえ」
つい口から出てしまった。
どういうシステムでこの国出来てるんだろう。
明日聞いてみよう。
「ああ、早く神王陛下にご招待のお手紙をかかなくては、それがすんでから休みませんと。
この国の杜はどこですの?来る時見かけませんでしたが。」
ないことを知っていながらそう聞いてみる。
国として立ったならば、杜はあって当然なのだ。
ないというのは、周辺国に見下されているも同然。
「・・・我が国には杜はございません」
そう言って悔しそうな顔をする宰相閣下。
ここで、ぜひおとりなしを。なんて言ったなら少しは可愛げがあるのに、
あれ?もしかして私が個人的に神王陛下とお付き合いがあるのを知らない、とかないよね?
「なんですって! 杜がなくては神王陛下に手紙も送れないではないですか。
どうしよう、エレン。」
私は後ろに控えるエレンに相談した。
確か実家に個人用杜はおいてきちゃったよね?
「姫様ご安心ください。個人用杜を国元より一緒に持ってまいりましたわ」
そういって胸を張るエレン。
さすがだわ。
「まあ、持ってこれたの。お兄様達お困りではないのかしら?
それでもこれで安心ね。
早速お手紙を、招待状かしら?書かなくてはね」
おもいっきりの笑顔でエレンをほめた。
ちらりと横目でみると、宰相閣下は目が点になって私たちをみている。
もしかして、本当にしらなかったの?
うわー、どんだけ情報不足なの?
「かしこまりました、お部屋に御支度をしてまいります」
エレンはそう言って先ほど出てきた居室に戻って行った。
そのエレンの声とともに私は背後に立つエリオットに合図して椅子から立ち上がらろうとした。
その合図にエリオットは私の手をとる。
それにあわせてリリコもぎこちなく立ち上がった。
つまり今日の話はこれまで、ということだ。
「姫お待ちください。打ち合わせがまだ何も」
宰相閣下が慌てて書類を示す。
なにいってやがるのかしらー。
「何をいってるのかしら?
まず現行の式次第をおいていきなさい。それをたたき台にして式次第を組みます。
その書類だけおいていってくださいな。
話は明日の朝です。
今までこのワタクシになにも知らせてこなかったくせに、
今日今すぐアドバイスをもらえるとでもおもっていらっしゃるのかしら? ずいぶん身勝手ですこと。
一晩くらいやきもきなさい。
今日のワタクシが晩餐会会場でどれだけパニックになったか思い知るといいと思いますわ」
私はそれだけ言うとエリオットの手をささえにしたように立ち上がる。
「申し訳ありませんでした」
宰相が何度も頭を下げる。
「ではお茶でもいかが?」
立ったままでそれを言うのは、
一昨日来やがれ、って言ってるようなものなんだけど、それぐらいはわかるよね?
「いえ、それには及びません、下がらせていただきます。」
そう言って手に持った書類をそろえて私に差し出した。
慌てたように礼官もその書類を宰相様の手に持たせる。
「そう?残念ね?では明日露有時にお会いしましょう」
私はそれを受け取ると、エリオットと居室に下がった。
後ろにリリコを従えて。
「楽しみにしております、姫」
その背中に声をかけられた。
「ではまた」
振り返りもしないで私はそう言って、扉を閉めさせた。
後には、呆然とした宰相と礼官が残されたのだった。
そしてその身体の間を縫って、エレンとアンナが部屋の片づけを始めていた。
あらかた片付いたその部屋からアンナが宰相の背中を押して連れ出すまで、二人とも動けなかったらしい。
まったく、武で鳴らす国のくせに情けないわね。
ロムレ=オムレツ
時間の推移のこと
紫明【しめい】=午前4時から6時前まで(庶民・農民の朝)
露有【ろう】 =午前6時から8時(仕事開始・商人の朝)
明光【めいこう】=8時から10時(貴族・怠惰な人の朝)
黄光【きこう】=10時から12時(お昼時)
一日目が終わったら
人物と特別な言葉一覧表のページを作ります。
少しお待ちください。