第七話 知られざる謎
ライズ「スベラルぅ…暇ぁ…」
スベラル「…確かに」
キョロキョロ
スベラル「…何もない」
ライズ「ほんとだぁ…ひまぁぁ…!!」
スベラル「…駄々こねないで、赤ちゃんじゃないんだし」
ライズ「いやぁ!!赤ちゃんでもいいもん!!」
アリー「…これで…良かった…」
イザベル「…ようやく…救ってもらえる…」
スベラル「…私は許してない」
スベラル「あの日の事も、今までの事も」
アリー「…っ」
スベラル「…でも、私は信じてる」
スベラル「…もう二度と、裏切らないって」
スベラル「…もう二度と、仲間を失わないで済むって」
スベラル「たとえこの先…どんな地獄が待っていようと…」
イザベル「…あぁ…約束する」
アリー「…ありがとう…」
ライズ「皆で駒で遊ぼ!!私駒役!!」
クルクルッ
ライズ「ふわっ!?」
ドテーン
アリー「…駒役とか初めて聞いた…」
スベラル「…当たり前にコケる…」
ライズ「じゃあ今度は巨人ごっこ!!私巨人!!」
ライズ「巨人役の私に触られたら食べられたって事で!!」
ライズ「あっ!反撃はそこらへんに落ちてる枝でうなじちょんってやってね!!」
ライズ「攻撃されたら巨人の人は十秒動けない!!」
ライズ「よ~い!スタート!!」
イザベル「ちょ、おい早…!」
チョンッ
ライズ「イザベル捕まえた!!」
ライズ「イザベルだつら~く!!」
スベラル「…くっ…!イザベルの仇…!!」
ライズ「ふっふっふ~…私はそんなのにやられないぞぉ!!」
アリー「…くっ…!!強い…!!」
イザベル「…何してんだよお前ら…」
ガチャッ
ルイス「…おい、お前ら」
ライズ「は、はい!」
ルイス「…何してる」
ライズ「巨人ごっこです!」
ライズ「巨人役の人から逃げたり、木の枝でうなじをちょんって触って巨人役の人十秒間動けなくさせたり!!」
ライズ「巨人役の人に捕まったら一発アウト!兵長もやりますか!?」
ルイス「…遠慮しておく」
ルイス「…それよりもだ
ルイス「おいアホども…支度しろ、フレイズ族が動いてる可能性が高いとカイルが言っていた」
ライズ「…フレイズ族が」
イザベル「…まさか…!!」
アリー「…嘘…でしょ…」
レイン「…ただいま」
ライズ「あっ!レイン!おかえり!」
レイン「…皆して準備して、出かけるのか?」
ルイス「おい、さっさと準備しやがれ」
ルイス「もうフレイズ族が近くに来てやがんだよ」
レイン「何っ!?」
バサバサバサッ
レイン「なんだ!?」
ヒュゥゥ…
カイル「…空気がおかしい」
ルイス「…ちっ…あの村と同じ匂いだ…!!」
カイル「この匂い…獣か…?」
ドォン…ドォン…
カイル「…なんだ…この嫌な音は…まるで…」
ルイス「…獣の匂いと…騎士のような足音…くそっ…!!何がどうなってやがる…!!」
ドックン…ドックン…
アリー「…司令…が…来てる…」
イザベル「…はぁ…はぁ…!!」
スベラル「…二人とも落ち着いて」
スベラル「ゆっくり、深呼吸」
アリー「…すぅぅ…はぁぁ…」
イザベル「…すぅ…はぁ…」
アリー「…落ち…着いて…きた…」
ルイス「…なんだ…この音は…」
カイル「…まさか…!!」
キィン…
シュゥゥゥ…
カイル「総員!速やかに退避!!」
ドォォォォォォォン
???「…よう、腰抜けどもはどこにいる」
イザベル「…あぁ…あぁぁぁ…」
アリー「何故…ここに…グレッツ司令…」
グレッツ「貴様ら、フレイズ族を裏切って、生きて帰れると思うな」
イザベル「やめろ!やめてくれ!!家族にだけは…!!母さんにだけは…!!」
アリー「なんでもする…!!なんでもするから…!!家族にだけは手を出さないで…!!」
グレッツ「はっ、知らねえな」
グレッツ「おい、グリット」
グリット「はい、お呼びでしょうかグレッツ司令」
グレッツ「この腰抜けどもの家族にマリア族の脊髄血を打て」
グリット「了解いたしました」
イザベル「やめろ!!やめてくれ!!」
アリー「いや!!いやぁぁぁ!!!」
次回 鉄拳制裁




