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脳筋辺境伯令嬢の追放

脳筋辺境伯令嬢の追放

作者: りんご飴
掲載日:2026/03/10



こんにちは!りんごあめです!

短編ははじめましてです。サクッと読める感じになってます!

~追記~

3月10日

35位 ランクイン!!

はじめてランクインしました!

ありがとうございます!!!

「アクアマリン・レフォース!!お前との婚約を破棄し、国外追放とする!!」


どーも!あ…。あ、あら、ごきげんよう。(わたくし)の名前 はアクアマリン・レフォース。アメジストのような髪と青い目を持つ、結構な美少女で、しがない辺境伯の娘だ。


そして今、(わたくし)たちはダンスパーティー中で、婚約者である、この国の第二王子に婚約破棄&国外追放される?予定らしい。あぁ…あのお肉うまそう…。あら、失礼。


話を聞くになんでも、先日行われた学園での課外学習が原因だとか。

学園というのは、私たち貴族の通わなければならならい学校で、成績によってその後の貴族生活に影響するというなんともいやなところだ。そこでは、数学や歴史はもちろん、魔法や剣の勉強&実技をしたりする。


そして、課外授業で王都郊外にある、森に来ていた。そこには、魔物と呼ばれる人を襲い食らう種族がわんさか住んでいた。そこで、日頃勉強している剣や魔法の成果をためすために来ていたのだ。


そこで事件はおこった。初めの方は普通の狩りだったのだが何故か森にいないはずのの魔物であるドラゴンが現れたのだ。


そこで、何を勘違いしているのか知らないが、(わたし)よりも弱い第2王子が出しゃばり、やられかけたところを私の剣で追い返したのだ。倒す事は出来なかったが、殿下を守ることは出来た。と、思っていたがどうも女の私に助けられたのが気に食わなかったらしい。あと、私が逃がそうと押したら転んで怪我したからだって。それで婚約破棄&国外追放らしい。…くだらなすぎる。国外追放って大袈裟すぎないか?でも、父上は殿下を「傷つけた」のがどうも許さないのだとか。(父上は第2王子を国王に推している)

こんなことを考えてるうちに、森に馬車で連れている。父と共に。はぁぁぁぁぁぁぁ。もう淑女の仮面はいいか。

ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛もうやだ、めんどくさい。のんびり暮らしたい。スローライフしたい。

元々、貴族はしょうに合ってなかった。仕方ない。辺境では、魔物がうじゃうじゃいるから女子供関わらず戦闘に出たりするのだ。オホホホとか笑ってたら訓練しろ。魔物倒せ。みたいな感じ。でも、父上は優しかったはずなんだけどな…。最近はピリピリしてるなーって思ってたけどまさかここまでとは。

と、思っていた矢先、

「す、すまなかった…。」

と、父上が謝ってきた。



「もう、仕方ないでしょ。終わったことだし。それより新しい身分は?用意してはいるよね?ね?」


お気ずきだろうか。この口調を!そして、父親に対する態度を!最初に説明した通り、私は脳筋と呼ばれていた。不本意ながら。


まあ、置いておいて。

幼少期から父上に敬語とか使ったことない。(社交時を除く)それは、父も母も諦めているんだとか。


その代わりといってはなんだが、剣では母にも年の離れた兄にも、父にも勝てるくらいには優秀だ。父はヘタレだが辺境伯だ。それなりには強い。


ね?すごいでしょ?


「み、身分だな。お前の名前はアクア。家名のない、アクアとして、生きていけ…。」


父の口調から、察するに誰かに脅されでもしたのだろうか。多分、国王か第2王子だな。


「わかったわー。でも、剣くらいは持たせてよねー」


流石に剣なしはキツイ。今、森に向かっている。森は危険だ。剣の1本や2本くらいはいいだろう。


「あ、あぁ…。剣と荷物を渡す。ど、どうにかいき…るん…だぞ…。」


どんどん青くなっていく。大丈夫か?これで辺境伯できるのか?


「別に、身分証と剣と少しのお金があればどうに生きてられるよ。それに旅、してみたかったし。母上や兄上にもお元気でって伝えておいてよ。」


本当はこんなこと言いたくないが、(ヘタレ)をすこしでも安心させておこう。


「着いたぞ。」


御者がいった。あぁ。これで父と娘として会うのは最後か。まぁ、いつか会えるでしょ。


「それでは、父上ごきげんよう。」

それだけ言って、荷物をもらい私は去った。






私はまず、森でドレスを脱いだ。


だってあついし、動きにくいから。幸い、父上の持たせてくれたカバン(マジックバック)に、服は入っていたからどうにかなった。次に、水を、と思ったら出ました魔物。正直戦いたくない。めんどくさい。めんどくさい。めんどくさい。


ので、3秒で終わらせよう。と、思ったけど結局5秒かかっちゃった。ぴえん。魔物は倒すと解体をしなければならない。めんどくさい。基本的にめんどくさいので、サッと解体も済ませてしまおう。


…30分かかった。

あ、あれ?なんか汚いな…。皮がボロボロ…。

か、川を探そう…。

その後、水を見つけた私は父の持たせてくれたカバン(マジックバック)に入ってた水筒に入れた。

さすがに喉が乾いたのでものすごく美味しかった。

魔物を倒して、倒して、倒して、解体してを繰り返してたらあっという間に夕方になってしまった。


野宿せねば。父が持たせてくれたカバン(マジックバック)にテントも入っていた。


魔物肉を焼いて食べたけど味がなくてまずかったので、父が持たせてくれたカバン(マジックバック)に、入っていた保存食を食べた。

……。

マシではあるんだよ。マシではね。マシだけどもさ、美味しくわないんだよねこれ…。


さっ、もう寝るか。


その夜の星は私の事を祝福していかるかのように綺麗だった。




追放されてから、1週間。解体も上手くなって今では1匹10分くらいでできるようになった。そして、森を抜ける道を見つけた。そこから、街を目指そうと思う。


――3日後

街だっあーーーーーーー!!!!久しぶりの街だーーーーーー!!!なんか、嬉しい。


まず、身分証を見せて街に入ったはいいけどお金がかかるんだよね…。と、言うことでやって来ました冒険者ギルド!!


ギルドに加盟すればお金がかからなくて済む!しかも、依頼をこなせばお金を稼げる!!まさに一石二鳥!


重圧感のある、冒険者ギルドのマークのついた扉をあける。


そこには、冒険者が沢山いた。

あ!あの、大きな剣をもっている人!戦ってみたい

あ!あそこの、レイピアもっている人!戦ってみたい!

ああああ!あっちの魔法使い!戦ってみたい!

というか、全員と戦ってみたい!!


とか、思っているとずっと扉のまえで立ってるから少し注目を浴びているようだ。やべぇっ。汗汗。


とりあえず、受付嬢のいるカウンターまで進んで見る。


「本日はどのような案件でしょうか?」


冒険者に人気そうな見た目の受付嬢さんが声を掛けてくれた。


「ぼ、冒険者になりたいんですけど…。」


少しどもってしまった。


「おいおい。こんな可愛い子を冒険者にするわけにゃいかねーダロよ?な?ナタリーちゃん?」


いかにも、冒険者って感じのモヒカンが聞いてきた。ナタリーさんって言うんだ。この受付嬢さん。言い方と見た目が怖いんだけど…。でも、心配してくれてる…?


「そ、そうですが…。」


「あ、それなら大丈夫かも…しれません。」

私は森で狩った魔物の魔石をみせた。


「えええええええええええええええ!?」

あ…れ?なんかしちゃったかな…?


「こ、これ…相当大物ですよ!!それも、こんなに!ま、まさか ふ、不正はしてませんよね…?」

あ、そっち!?なんか狩っちゃいけないの狩っちゃったのかと思った、、、。やめてよね、そういう反応。


「おいおい、不正か?よくねーぞ。」


モヒカンさんが睨みつけてきた。怖ぇ〜。


「まぁ、これからの依頼で分かりそうだしとりあえず登録しておきましょうか…。」


受付嬢に色々記入するシートを貰った。

でも名前とジョブくらいしか、書くところないじゃん。


「あ、文字かけます?代筆しましょうか?」

「いえ、文字書けますから大丈夫です!」


辺境伯領では子供は13歳まで学校に通わなければならない制度だからしらなかったけど、この国の識字率はあまり良くない。というか、先進国に比べて遥かに劣る。

まぁ、私はいいとこのお嬢様だから書けるけどね。


「はい。それでは、確認します。名前はアクアさん、ジョブは剣士で問題ないですか?綺麗な字をかきますね〜。」


私は一応魔法は使えるのだが、隠しておいた。

なぜならば、狙われやすいから。

そして、利用されやすい。

平民が攻撃魔法を使うことは珍しい。

というか、ほとんどいない。

大体がどっかの貴族の庶子とか、その子供とか、貴族の血を引いている。

故に、私が使うと目立つしそして何よりいざこざに巻き込まれてめんどくさい。

目指せスローライフ!!


「はい!これが冒険者カードです!無くしたら再発行には結構なお金がかかるので気おつけてくださいね!」


受付嬢にお礼をいい、私は依頼を見に行った。


なんだか、ワクワクしてきた!







―1年後

こんにちは!私の名前はアクア。ただのアクア。Cランク冒険者やってます!!。これまでにうち漏らしたドラゴン討伐だの、大発生したオークの討伐なんかで忙しい1年だった。そしたらなんと、異例の速さでCランクまで突入。ギルドではちょっと有名な期待の新人ってわけだ。そんなことをしていたらあの例のモヒカンに認めてもらい、友達(?)になった。今は何処にいるか知らんけど。

そして、今は母国の隣国、リーン王国の辺境のとある街で暮らしている。最近、「第2王子(私を追放した奴)が、少女を探している。特徴はアメジストの髪と青い目をもっている。見つけたら、即報告!」


という、張り紙をよくみる。

結婚相手探しだと、思って家の娘かも!って、盛り上がってる人がいるとかいないとか。


ちなみに私は魔法で髪色を変えているのできずかないだろう。

でも、なんで探しているか聞いているが誰も分からないんだよねー。と、思ってたら、新聞でなんと、隣国の王子(例の第2王子)が冤罪で 辺境伯令嬢を追放!そのため、父であるレフォース辺境伯が国王に報告し、娘を取り返そうと奮闘中!なーんて、記事が。大丈夫かこれ。


記事によると、父は、幼い娘(私の妹)を第2王子に人質に取られたんだとか。私なら生きていけそうだったから仕方なく断罪に付き合ったのだとか。

なんとなく予想はついていたけどやっぱりか。でも、私の扱い酷くない?

()()()生きていけそう』って。泣くで、まじで。

第2王子はもうダメだろうな。


王位継承争いでも、世間的にも。


私は愛されていたのだ。

母に。兄に。妹に。そして、父に。家族はどこまでも、第2王子を追っていくだろう。


そして、私の事も。あいにく私は捕まる気はない。もう少しこの生活を楽しむつもりだ。



第2王子とアクアマリンの母国に名前は無いです(笑)



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― 新着の感想 ―
父親は愛かなぁ?追放の時に事情くらい説明しなよ。
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