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パート・タイム・バッド・レイディ(日帰り悪役令嬢)  作者: 焼ミートスパ
第一章 婚約破棄された直後に入れ替わったちゃったよ
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4 演説した公爵令嬢

「諸君、我が公爵家一門は上は王家から下は男爵に至るまですべての貴族に舐められている!」


お嬢様が使用人をホールに集めたと思ったらいきなり演説をかましてきた




一体なにが起こったのか?と思ったら第一王子との婚約が破棄されたそうだ


それも第一王子の勝手な判断で、だそうだ




そこで公爵家当主であるお父様はたった今、王家の有責で婚約破棄をするために王城に行ったそうだ





「もちろん我が一族は総力を挙げて王家に対抗する


それが嫌なものは出て行け


恨みもしないし止めはしない」


実に判りやすい演説だった


昔通った学園の教師や学園長の訓話でもこうはいかなかったな


実に男前なお嬢様だった





「あと、公爵家で働いている自分だけで判断できないのならいますぐ実家に帰って相談してもよいぞ!


もちろん同じ旗を仰ぐことができないとの結論になったとしても責めはしない


我が公爵家は我が道を行くのみだ!


ああさっそくだが騎士団長の息子と魔法士長の息子は潰しておいたぞ、ハハハハハハ」




騎士団長の息子の片目を抉り、魔法士長の息子を自分の血で溺死させたと自分から告白してきた


あ、王子を誑かした男爵令嬢は顔を焼いたそうだ





もしも公爵家についてこないなら確実に潰される未来しか見えない


責めないという言葉を信じるバカはいない


信じた上で公爵家と距離を置いた時点で、いや王家との一件の方が片付いた時点でかな?、仕返しがくるはずだ




「殺して殺して殺しまくってやろう(ハハハハハハ)」


と高笑いしているお嬢様は実に凛々しかった


理由もなく付いて行く未来しか想像できなかった


これがカリスマというのだろう




もちろんお嬢様についていくことにした


これは理屈ではないのだよ



人が人に付いて行くというのはこういうことか、と実感した

ハニエル様と同じですね


あ、判るオタクにしか判らないネタでしたね

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