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パート・タイム・バッド・レイディ(日帰り悪役令嬢)  作者: 焼ミートスパ
第二章 気が付いたら断罪が終わっていてお城の地下牢でした
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36 シスター達が謝ってきたが許してやらない

「「「「「すみませんでした」」」」」


シスター達が頭を下げて謝ってきた


でも許してやらない




いえね、一通り断罪した後、街に出たんだよ


パンとスープがちょっとだけした食べていないから腹が減っているんだ


だから街に出て屋台のおっちゃんを前にカツアゲをした





「なあ、おっちゃん、おっちゃんや家族が今まで聖女の治癒魔法を受けたことがあるか?」


高そうで偉そうに見える聖女の衣装を纏ったまま聞いてやったら顔面蒼白だった





そりゃそうだ


道端にいた通行人や屋台をやっていた半分が倒れているんだ


元凶の聖女オレは恐怖の対象だろう


血と恐怖を撒き散らす人殺し達の同列に見えたことだろう





「こ、これをどうぞ!」


美味そうな串焼きをタダでくれたので喜んで貰ってやった





「うん、美味い!こんな美味い物初めて食べたよ」


正直に言うと屋台のおっちゃんの顔面が真っ白になっていた




そりゃそうだ


聖女が


『今まで碌に食べさせて貰ってませんでした』


と告白しているんだ


いや断罪か


そりゃいつその断罪が自分に向いてくるかと思うと落ち着いてはいられないだろうな




しかし聖女の治癒魔法を使っていない人間って結構いるんだな


後で知ったんだが教会が暴利をむさぼっていたのでそう簡単には受けれなかったそうだ


・・・命拾いしたね





とまあ次々と屋台を冷やかしているとなぜだか店主たちはオレに奢ろうとしてきた


なんでだろうな~(笑)




もちろん貰ったよ


人の好意は受けるもんだからな



とまあ屋台を一通り冷やかしたおかげでお腹がパンパンになったので広場にある噴水のところで休むことにした





そうしたらシスターの一団が来て


「教会にお戻りください」


とか言い出した




「いやあんなブラックな仕事場に戻る訳がないだろう」


そう言ってやるのだが全然聞いてくれなかった


どうやら聖女は自分達の言う事を聞くもんだと勘違いしているようだった




「なぜ戻らないといけない」


と聞くと


「聖女は教会のシンボルです」


などというので


「だったら聖女辞めるわ」


と言ってやった





「聖女を任命するのは教皇様です!」


とかほざくので


「この奴隷商人どもめ!」


と言ってやった




「聖女は教皇の奴隷だと今日の夜にでも女神様に報告ておいてやろう」


そう言うと全員が頭を下げて謝って来た


それが冒頭




でも許してやらない


スクレイブ(これから死ぬまで人に言われたことに絶対服従する魔法)


とシスター全員に魔法をかけてやった




もちろんこの魔法は今日の朝、聖女だと判った時に女神様にお願いして授けて貰った魔法だ





「人を好きなように動かすのが常識だというのなら好きなだけ命令されるが良い


犯すも裸踊りさせるのも自由自在だ


よかったな」


そう言ってやると涙を流して感謝していた





うん、良い事をすると気持ちがいいな!

異世界に召喚されたら絶対にやりたい魔法ですね


男のロマンが詰まってます(鬼畜)






・・・って冗談ですよ


いやだな~


本気にしないでくださいよ

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