表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パート・タイム・バッド・レイディ(日帰り悪役令嬢)  作者: 焼ミートスパ
第二章 気が付いたら断罪が終わっていてお城の地下牢でした
30/39

30 旦那様が突撃してきました

「君は一体何をしてくれたんだ!」


旦那様が応接室に飛び込んできました


・・・公爵家の応接室は誰かが乱入しなければならないというルールがあるのでしょうか?





「一体なんのことですの?」


思わずそう言ってしまいました


・・・なんか同じことを何度も言っているような気がするのは気のせいでしょうか





「叔父上に白い結婚だから離婚を認めて欲しいと連絡しただろう!」


そう言って手紙をわたくしに差し出してきました




差し出されているということは見ても良いということでしょうか?


いいんですよね?


そう思い手紙を受け取りました





そこには国王陛下から甥である公爵だんな様に当てたものでした





結婚するといいながら白い結婚をするとは何事か!


愛人を同じ敷地内の別邸に囲いそちらに入り浸るなぞ何を考えている


白い結婚は3年という期限があるが、このまま無為に3年間を過ごすのは公爵夫人が耐えられないと訴えて来た


それどころか第二王子の所へ隣国の王女が来るのが破談になった


公爵夫人が離婚を認められないなら同じように第二王子の所も白い結婚にして3年後に離婚しろ!


隣国の大使館には公爵夫人こちらからすでに伝えてあるとか書いてあって本当に朝一で隣国の大使が王宮に来て身内にそんな非常識な人間がいるような所に王女を嫁がせるのは絶対に断ると言ってきた


王家の信用を地に落とすようなことをするとは何事だ!


すぐにでも離婚して愛人の男爵令嬢と結婚しろ!


報復させないように対処を望むと公爵夫人からの申し出があるので再婚の際には公爵から子爵にまで落とすからそのつもりでいろ!


いやさっさと王城に説明に来い!


といったことが丁寧に遠回しに上品に書かれてありました




・・・私はやった記憶がないのですが?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ