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パート・タイム・バッド・レイディ(日帰り悪役令嬢)  作者: 焼ミートスパ
第二章 気が付いたら断罪が終わっていてお城の地下牢でした
28/39

28 離婚するように親から言われました

「すまなかった」


結婚式の翌日に両親が訪ねてきて応接室のソファーに座った途端に頭を下げて謝罪されました




「え?」


私はびっくりしました


一体何が起こったのか判りません




「もちろんこのままでは済ませないから安心してくれ」


お父様がそう言ってきますが何を言っているのか判りません




「一体なんのことですの?」


そう聞いたわたくしは悪くないはずです





「そう嫌味を言ってくれるな


本当に悪いと思っているのだ


いくら公爵家から持ち込まれた縁談だとしても愛人がいるとなれば別だよ


もう遅いかもしれないがたとえ王家の血筋だとしても全力で離婚するように話をつけるから」





お父様は苦笑するというか、後悔しているというか、何やら不思議なお顔をしていました




それで気が付きました


昨日の初夜に旦那様となった公爵様から白い結婚を言い渡されたことだ、と




しかし昨日の夜のことなのに、今日の朝一で来るとは一体なぜなのでしょう?


不思議で仕方がありません


そりゃ身体を乗っ取ったなろう小説愛好者が連絡したからですよ


新婚初夜から寝るまでの数時間の割にいい仕事したみたいです


一体何をやったんでしょうね

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