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パート・タイム・バッド・レイディ(日帰り悪役令嬢)  作者: 焼ミートスパ
第二章 気が付いたら断罪が終わっていてお城の地下牢でした
26/39

26 最終話、次の日の出来事

公爵令嬢に取り付いていた人は居なくなっています


残された何も知らない公爵令嬢の今後はこれ如何に?(笑)

朝起きると見知らぬ部屋で寝ていましたの


見渡すと脱いだ服らしいものが椅子の上に畳んで置いてありました





「これを着るのかしら?」


独り言ちながらブラウスとズボンを履きました





足とお尻の形が丸わかりなのが恥ずかしです


でも他に着る物がないので我慢します


乗馬服だと思えば恥ずかしくはないです(嘘ですけど)





部屋を出て階段を降りると食堂でした


庶民の方々が美味しそうに食べています


どうやら庶民が使う宿のようです




まあ部屋の作りからしてそうだと思っていましたけど




「おや、おはよう」


宿の女将さんらしき人が挨拶をしてきました




「ごきげんよう」


思わず貴族流の返事をしてしまいました



たしか過去に視察に出た際に同じような庶民の店で食事をした時の経験から庶民流の挨拶と会話をする方が良いと学んでいましたが咄嗟のことでつい貴族流の返事になってしまいました




「「「「「姐さん、おはようございます!」」」」」」


なぜだか食事をしていた人達が立ち上がり頭を下げて挨拶をしてきました



どうやらわたくしの貴族流の挨拶は見なかったことにして貰えたようです


優しい方々ですね





「おはようございます」


気を取り直してそう庶民流の挨拶で返事をすると


「「「「「おおおっ」」」」」


とどよめき?が返ってきました






「え?、え?」


一体何が起こっているのでしょうか


まったく判りません


誰か教えてくださいませんこと




そう言いたいのに言えないわたくしでした

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