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パート・タイム・バッド・レイディ(日帰り悪役令嬢)  作者: 焼ミートスパ
第二章 気が付いたら断罪が終わっていてお城の地下牢でした
24/39

24 16時 魔物の買い取り価格が凄いことになった

「金貨50枚(500万円)です」


受付嬢から魔物の買い取り金額を聞いて驚いた


なんでもクマやトリの魔物は珍味らしい




・・・そういえば元の世界でもクマの手とか珍味と聞いたことがあるような気がする


そう思いとりあえずはこれくらい当然という風に平然としてみた


実際には内心ドキドキだったんは秘密だ





「「「「姐さん、凄いです」」」」


カウンターでの会話を聞いていた冒険者達は口々に賞賛してきた





・・・完全に極妻(極道の妻たち)になっているな


これではオロオロすることもできな


内心では驚いていることは絶対に秘密にしようと思った





「ふっ、当然だ」


つい調子に乗ってしまったのは仕方がないだろう




「さてそろそろネグラを決めないといけないな、おまえらいい宿知らないか?」


そう聞いてしまったのが良かったのか悪かったのか





「暁の光亭がおすすめです!」


「いや小鹿亭だろう」


「姐さんにそんな男ばかりの所を勧めるな!スイートホテルがいいですよ!」


カオスになっていた




お互いに相手の勧めた所を貶し合い


自分の勧めた所を自画自賛する始末


オレがやってしまったことに気が付いた





(物理的な殴り合いも含めて)すったもんだの末、気楽亭に決まった


・・・A級のおっさんの一押しだが、いい歳をしたおっさんまで参加するなよ、と言いたい




「じゃあ連れていってくれ」


場所が判らないためそう言ったオレは悪くない(はず)




その結果、財前教授の総回診みたいな大名行列が繰り広げられて町の人達からドン引きされることになったとしても、だ





・・・泣いていいかな

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