表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
パート・タイム・バッド・レイディ(日帰り悪役令嬢)  作者: 焼ミートスパ
第二章 気が付いたら断罪が終わっていてお城の地下牢でした
19/39

19 11時 王都を出る

王都は高い壁で囲まれている


そのため出入りするには検問所を通る必要がある


まあ冒険者証を見せればスルーなのでそこは心配がない


というか王城が潰れたのでそちらに手を割いているためかあっさり出ること出来た


・・・セキュリティはこれでいいのか?と言いたい気持ちで一杯だ




まあ無事に出れたのだから良しとしよう




ちなみに隣国までちまちまと歩くつもりはない


なにせ風魔法が使えるのだ


なろう小説定番のホバーをするなり、風魔法で飛ぶなりする一択だろう


いや二択か




という訳でどこかの黒いロボットさながらに時速300kmで高速移動してみた


約1時間で次の国との国境に着くことだろう





途中、盗賊に襲われている馬車や魔物に襲われている冒険者を見たような気がしたが、気のせいだろう


うん、オレは何も見ていない









<おまけ>



「おい助けてくれ!」


大勢の盗賊を相手に馬車の商品と雇い主の商人を守っていると冒険者らしき奴が通りがかったので助けを求めた





こんな所を一人でいる人間がまともな人間なはずがない


多分冒険者だろう

いや冒険者であってくれ、との願いを込めて助けを求めた




町や村を一歩出ると盗賊や魔物に襲われるのは当然だ


だから商人や旅をする人間は冒険者を雇う


もっとも今回もお約束のように盗賊に襲われてしまったがな




それなりの人数の冒険者であるにもかかわらず、盗賊の方が一枚上手で冒険者よりも多くの人数を用意してきやがった


どこかで情報が漏れていたらしい


後悔しても後の始末


ここは生き残ることを最優先で守りを固め、機会があれば盗賊を切り崩していくことにした


もっとも相手も同じ考えのようで逆に冒険者こちらの戦力が削られる羽目になっていた


・・・チクショウ




段々と劣勢になっていくことに焦りを感じていたら冒険者が通りがかったので助けを求めた


ところが聞こえない振りして去っていきやがった



絶対に生き残って文句を言ってやる!


その思いは他のメンバーも同じようで剣を振る力が増しているようだった



なにがなんでも生き残って一発殴ってやるからな!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ