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最後の手紙  作者: しーに
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最後の手紙

友人の昔話を書いてみました。

初めて書いたので温かい目でみてください。

あとめちゃ短いです

卒業式の日、教室はいつもとは違う静けさに包まれていた。カーテンがそよ風に揺れる音だけが聞こえ、黒板には「卒業おめでとう」の文字が残されている。(はると)は自分の席に座りながら、カバンの中にしっかりと隠してある手紙を握りしめていた。

その手紙は、彼がずっと好きだったクラスメイト、菜央なおに宛てたものだった。3年間、いつも近くにいて、彼女の笑顔に癒されながらも、告白する勇気が持てなかった。友達以上、恋人未満の微妙な距離感が心地よくもあり、同時に胸を締めつけるものだった。

「今日しかない…..」

そう心の中でつぶやきながら、晴斗は時計を見た。卒業式はもうすぐ終わる。これから皆がそれぞれの道を進む。その前に、どうしてもこの気持ちを伝えなければ後悔してしまうと思った。

教室の片隅で、菜央が友達と笑顔で話している姿が目に入った。彼女はいつもと変わらない、自然体で輝いていた。晴斗は深呼吸をし、震える手で手紙を取り出した。

「今渡さないと...」

彼はゆっくりと立ち上がり、菜央の元へ歩み寄った。心臓が激しく鼓動する中、彼女の前に立った時、菜央がこちらに気づいて微笑んだ。

「晴斗、どうしたの?」

「...あの、これ、卒業おめでとうって気持ちで書いたんだ。もしよかったら、読んでほしい。」

そう言って、晴斗は手紙を菜央に手渡した。

手が触れる一瞬、胸が締めつけられるような感覚が走った。菜央は一瞬驚いたような表情を見せたが、すぐに柔らかい笑みを浮かべた。

「ありがとう。あとで読むね。」

その一言に、晴はほっとしたような気持ちで教室を後にした。心の中は不安と期待が入り混じっていた。手紙にはこう書いてあった。

「菜央さんへ

卒業おめでとうございます。

この3年間、たくさんの時間を一緒に過ごしてきて、ふと気づいたら、僕はあなたのことを好きになっていました。

クラスの中でいつも笑っている姿を見るたびに、僕の心は温かくなりました。

今、新しい道に進もうとしているあなたに、どうしてもこの気持ちを伝えておきたかったです。

これからも、ずっと応援しています。

本当に、大好きでした。」

手紙を渡してから数日後、晴斗は卒業した後の新しい生活に足を踏み出していた。菜央からの返事はまだなかったが、不思議と後悔はなかった。あの瞬間、彼の心は確かに軽くなっていた。

いっぱい書いてあるのでどんどん投稿します!

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