00.プロローグ
少しプロローグはシリアスな内容になっているので好みじゃない方もいると思いまが、次の話からはコメディ要素増やすので楽しみにしておいて下さい。面白いと思ってくれたらブックマーク登録、レビューをお願いします。
新しく書き始めました。週二回投稿くらいできたら良いなと思います。
まあ、できたら良いなくらいで書き始めているのであ、「投稿してるな」くらいで待ってくれていたらと思います。
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ある時、私は考えた。
たとえどれだけ頑張っても。
たとえどれだけ生きても。
お金や顔面偏差値とかの先天性なものや、集団心理には勝つことができないんだ。と。
例えば学校だって大人は行けって言うけど、それってお金を稼ぐためでしょ。
そりゃ「友好関係が」とか「生きるために必要な力をつける」とかいくらでも言い訳はできるよ。
できるけど、あくまでそれはお金を稼ぐっていう目的の付属品なだけで一番大事なのはやっぱりお金を稼ぐためなんだと。
もっと言ったら、友好関係だって、生きるための力だってお金を稼ぐための大きな手段になるからね。
もう顔面偏差値は言うまでもないな。
だって、クラスの中心をみたら大体みんな顔面偏差値高いでしょ。
まあDQNみたいな人もいるけど結局DQNはそういう人に合わせておけばいいと思われてる集団心理の産物だからね。
でも、それでも、彼らはこの3つからは逃れられない。
この2つから逃れた奴らは全員浮いている奴と思われて、最悪いじめられる。
ブサイクならイジり倒し、お金を持っていない奴は格好の的。
その上そいつらをかばおうとする人は、次の獲物。
そんな状況を彼らは知っているから逃れられない。
傍から見たら自分たちで自分たちが陥れているふうにみえて滑稽なんだろう。
どんなに滑稽でも逃れたときの地獄へ行きたくないから逃れられない。
そういう心理が更に彼らを深い沼にいざなっているとも知らずに。
それを傍から私は見ていて思った。
でも、この人達はしょうがないと思う。
馬鹿な奴は、「自分から動こうともしてないくせに」とか「やられたくないんだったら大人に言え」とか言うんだろう。
じゃあ、お前らがやってみろよ。
この、圧倒的顔面偏差値とお金の社会で、彼らの立場に行ってやってみろよ。
って思う。
それが、その地獄からの出口とわかっていてできないやつの気持ちを知らない奴にそんなことを言う資格は一切ないと思う。
これが、私の、実際にいじめられた人からの叫びだ。
そして、これらを考えた後、私は自殺した。
原因はビルの最上階からの飛び降り。
これで全部終わる。
これで何も考えれなくなる。
という淡い期待を抱いて。
転生してしまうとも知らずに。
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こっちをメインにしていくか悩んでいるので、よかったら【最強ゲーマーの逆境人生】も読んでいただければと思います。