[歌詞] 愛をください(+作者注)
『愛をください』
捨てられた猫が願うのは
「愛をください」
湿った段ボールの中で
「愛をください」
棄てられた人も望むだろう
「愛をください」
雪降る夜の公園にて
「愛をください」
居場所を金で買えなければ 待ち受けるものは
「排除」
自己責任の一言で切って捨てられて
「排除」
ボロボロの傘を差しながら
当て所なく足を引き摺って
「 」
背後から投げ付けられた石礫に滲む
「排除」
ベンチの錆びた肘掛すら意図を持っていた
「排除」
潔癖な社会の総意 突き付けられる
「排除」
「どうか凍えるこの私に愛をください」
「排除」「排除」「排除」
**************以下作者注**************
政治的に過激な歌詞を書いたので、心情を補足します
憲法に「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」「国は、すべて の生活部面について社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」とある通り、所謂弱者が排斥される社会はおかしいと考えています
所謂ホームレスと呼ばれる人々に対して「見たくない」「近寄りたくない」と思うのなら、彼らを苛めたり、排除アートのようなものを設置するのではなく、福祉で居場所を用意し、仕事を斡旋するなどして、どん底の状態を抜け出せるように支援すべきだと考えます
勿論簡単なことだとは思いませんが……
経済的に困窮した人に生活保護を申請させて、そこから搾取する邪悪な業者が蔓延っているという事例も聞きますし、そもそも社会保障や福祉は税金が莫大にかかることなので、私にも何が正解かは分かりません
それでもやはり、厳しすぎるよりは、優しくて温かい世の中が良いなと思います




