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[歌詞] アイスピック
『アイスピック』
灰色の空に塞がれた街に 鴉の群れが飛び回る
賑いを忘れたアーケードのシャッターに浮かぶ赤い錆
公園の脇に乗り捨てられたナンバープレートの無いワゴン
スモークが隠すバックシートに注射器と血の付いたロープ
遠くでサイレンが鳴っている
交番の壁に落書きされた『正義は留守にしています』
鉄バットを持った不良共 浮浪者を指差しニヤニヤと
路傍の花は踏みにじられる
監視カメラの死角で
悪意とゴミが散らかっているのは無関心のせいだ
それでも俺はこの街で生きる術を知っている
鞄の中にアイスピック
次の犠牲者にならないために
鞄の中にアイスピック……




