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[歌詞] Coyōtl
『Coyōtl』
赤土の荒野に錆びた風が吹く
バックパックにピストルと自由の歌を詰め込んで
古い単車の黒いシート跨って何処まで行こう
浮浪雲散る高すぎる空 吸い込まれそうになる青
殺気立つ陽に射抜かれてハンドルに力が篭る
キャクタスやアガヴェの棘は緑色に紛れて鋭く尖り
静かに牙をむく
赤土の荒野に砂埃が踊る 乾いた地平に錆びた風が吹く
鈍く聳える岩山を越え 少しだけ足を止めれば
ベアグラスの陰でサソリがオアシスの夢を見ている
その前をそっと掠めた片目の無いガラガラヘビの舌先
徐々に濃くなる影
白骨化したコヨーテが倒木の下ニヤついてる
赤土の荒野に砂埃が踊る 遠景を融かし揺れる蜃気楼
エンジンを軋ませ白煙巻き上げて 乾いた地平に錆びた風が吹く




