21.王子の誕生日パーティ
パーティです!
王城に着くと、前回のパーティ同様、いや、それ以上の貴族で溢れかえっており誰が誰だか分からない。
この中からレティシア達を探し出すのは至難の技だろう。
あ、でも今日は婚約発表もするって言ってたし、もしかしたら一緒に挨拶まわりするのかもしれない。
はあ、婚約するのも楽じゃないな。
とりあえず、公爵のエスコートを受けて王城に入る。
公爵はイケメンという理由で、私は最強の天パという理由でただでさえ注目を集めやすかったのに、その2人が腕を組んで王城に入っていくのだ。他の貴族達が多分全員こっちを見ている。
刺さるような視線を避ける為人混みに紛れたいものの、皆んな私と公爵から一定の距離を保とうとする。
え、避ける必要なくない!?
入ると直ぐに髭面のおっさんが近寄ってくる。公爵様を見ているから、多分仕事関係の人が挨拶にでも来たのだろうと、私は微笑みながら、公爵様が紹介してくれた時に軽く挨拶する程度にしておいた。長くなると面倒臭そうだし。
その後も続々と公爵様への挨拶が止まらない。
あんなに変態な公爵様なのに、こんなに人気者だなんて…!みんなだまされてるわ…!
そんなことを考えながら、公爵様に「友人を探してきます」と声をかける。公爵様も「ダンスが始まる前には探しに行きますね」と言う。
よし、みんなを探すぞっ
( ´∀`)




