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2:朝の過ごし方

朝はいつもこんな感じということで話を書きます。

「ふわぁ〜〜ぁ……」

……朝か。


おはようございます。

佑樹です。


「すぴー…」


それにしても……




「……なんでコイツは僕の布団の中にいるんだ」

目覚めてみると舞が気持ち良さそうに僕の布団で寝ていた。


舞はまだ小さいので僕たちは一緒の部屋で寝てるのだが、布団までは一緒じゃない。


となりでは舞がいなくなってさみしそうにしている布団がある。


「まぁいっか。ほっとこ」朝食を作るために起き上がる。


今はちょうど6時。

舞は朝食ができるまで寝かせることにしているので、僕は目覚まし時計なしで起きられる。


〜10分後〜


「よし、できた」


今日の朝ご飯はご飯、ワカメと豆腐のみそ汁、トマトとレタスのサラダと、目玉焼きだ。


全部簡単にできるもの。

……だって朝に面倒なのつくりたくないじゃん。


ちなみに朝食は和食派なのでご飯とみそ汁は毎日のこと。これだけでも体のスイッチが入るっていうしね。


「さて、あの寝ぼすけを起こしに行くか。」


寝室の障子戸を開ける。すると、ちょうど朝日がいまだに僕の布団で寝ている舞に当たる。


……まぁこんなので起きるわけではないが。


ぺしぺし。


「おーい、舞ー」

ほっぺたを軽くはたく。


「すやすや……」


「朝だよ、起きろー」

ほっぺたを引っ張る。


「ぐぅぐぅ……」


「起きろっての―」

そのまま回転を加える!


「………ふにゃ?」


……やっと起きた。


「ふわぁ〜〜ぁ…、おはようお兄ちゃん」


「うん、おはよ。もう朝ご飯出来てるからすぐ着替えておいで。」


「は〜い」


舞は返事をして起き上がろうとしたところで……

「ぱたん」


……また寝た。


「うぉいっ!?寝るな!」


せっかく起こしたのに。


「すぴ―…」


……結局2度寝に突入した舞はまた起きるのに10分はかかるのだった。


「「いただきま―す」」


さぁやっと朝食だ。

舞が2度寝したせいで

ちょっと冷めてしまったが、味に問題はない。


「ところで、舞」


「ん?」


「昨日始業式だったけど、担任の先生だれになった?」


「今年も吉田先生だよ!」


「そっか、良かったね。」


……吉田先生は僕が5、6年の時にならった人で、いつもギターを持っているのが特徴。ちょっとおもしろくて、優しい先生だ。


あと、サッカーが大好きで、昼休み時間があれば必ず生徒たちと遊んでいた。


……運動が苦手だった僕も、吉田先生とするサッカーだけは好きだったな……



「お兄ちゃん、どしたの、ぼーっとして」


「あっ、ごめんごめん。ちょっといろいろ思い出してた。」


……今度の運動会にでも会いに行こうかな。

「それでね、今お昼休みサッカーで

「おーばーへっどきっく」ってゆうの一緒に練習してるの」


「オーバーヘッド!?」


……小2(しかも女の子)になにやらせてんだ、あの人は。


…………。


「「ごちそうさまでした―」」


「お腹いっぱい―」


うん、朝ご飯をしっかり食べれるってことはいいことだよね。


「舞、今日の準備は出来てる?」


「うん、だいじょうぶ」


「じゃあ一緒に片付けるよ」


「はーい」


……舞はまだちっちゃいので踏み台をつかって洗い物をする。


「早く背たかくなりたいなー」


「焦らなくても、舞はしっかり食べてるからすぐおっきくなるよ。」



……片付けが終わり、学校へ行く準備をする。


今は7時。まだ出かけるには早いので、(舞は)7時半まで茶の間でのんびり。


……今日はいい天気なので僕は洗濯物を外に干してからのんびり。




そして舞がまず出かける。

去年までは集団登校の集合場所まで一緒に行ってやっていたが、

「もう2年生だからだいじょうぶ!」ということで昨日から一人で行くことになった。


「行ってきまーす」


「行ってらっしゃい。気をつけてな」



……舞を見送った後、

火元や戸締まりを確認。

「よし、行くか」


さぁ、今日もがんばろ。

読んでいただきありがとうございます。次からは学校でのはなしなので、キャラが結構増えるかもです。 舞の視点での話も書こうかなとも思っています。

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