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そう、そうじゃないんだ!

作者: 七瀬
掲載日:2020/06/22





___僕の、本当に思っている事を言いたいのに。

それが、出来ないでいるんだ。




___僕の名前は、『木須 イナオ』11歳の男の子だ!





・・・以前もね?

僕と一番仲がいいお友達の一貴君とちょっとしたことで

喧嘩してしまった。


お互い、強情で素直に謝れなくてそのまま今でも、僕は

一貴君と一言も話してないよ。


一貴君と1週間も一言も話さないなんて!

今まで、なかった事だから? もうそろそろ僕の方から

一貴君に謝らないとって思ってるんだ。




___僕は、一貴君と話さなくなった1週間。

ずっと、頭の中でシュミレーションをしていたんだよ。


『___ごめんね、一貴君! 僕が悪かったよ!

だから! 仲直りしない?』

『___一貴君に酷いことを言ったよね! 本当にごめん。

もう、仲直りしょう!』

『___お互い、悪かったけど? もう仲直りしない?

僕は、やっぱり一貴君が一番の友達と思っているから!』

『___一貴君、本当にごめんなさい! このまま、謝らない

で一貴君とケンカのままなんて! 僕は嫌なんだよ!

仲直りしようよ!』




・・・うーん? うまくいくかな?




 ▼



___僕は、朝一番に!

一貴君に話しかけに行ったんだ!



・・・そしたら?


『___おっ、おはよう、一貴君!』

『・・・・・・』

『___あのさ! 実は、一貴君に話があってね?』

『俺はない!』

『___前、ケンカしたときの話だよ。』

『俺は、悪くないから。もういいだろう!』

『・・・なんだよそれ? 僕が勇気を出して一貴君に話しかけたのに!

そんな言い方ないだろう!』

『うっせーよ!』

『そういうところが、前から嫌いだったんだよ! もういいよ!

もう僕に話しかけてくるな!』

『___お前もな!』





・・・あぁ、やってしまった。

一貴君に、言いたかったことはこんな事じゃなかったのに。

素直に、僕は一貴君に謝れなかった。



___しかも?

余計に、僕たちの関係がこじれてしまった。


・・・もう、どうやって?

仲直りしたらいいのか? 分からないよ。




 ▽



___その日の学校帰り。

僕は偶然、帰りに家の近くの公園で一貴君と会ったんだ。


僕は、何も言わず素通りで一貴君の傍を通り抜けていく予定だった。

だけど? 僕が一貴君の横を通り抜けようとした時。

一貴君の方から、謝ってくれた。


『___イナオ!』

『・・・うん?』

『___前は、ごめん! 俺の方が悪かった。』

『いや? 僕も悪かったよ。』

『___仲直りしないか!』

『うん!』




___僕と一貴君は、意外なところで仲直りできたんだよ。

一貴君が、僕と仲直りしてから聞いた話だったんだけど?



___僕が一貴君と仲直りしょうとした時。

一貴君の両親が朝から喧嘩していたらしい。


お父さんとお母さんは、別に暮らすから?

一貴君は、どっちに着いていくんだと言われて。


少し、一貴君は機嫌が悪かったんだって。

今は、一貴君のお父さんとお母さんの二人は仲良くしているらしいよ。



___ただのケンカで! 喧嘩するほど仲がいい夫婦喧嘩。

子供は、こんなに心配しているというのにね。


お父さんとお母さんは、ケロッとして。

今では、一貴君の目の前でイチャイチャするほど。



___おかげで、僕まで心配になってあんなに悩んだのに、、、!




・・・まあ、いいか!

僕と一貴君も、仲直りししたしね!



___でも?

どんなに、素直に自分の思っている事を相手に伝えられたら?

うまくいくのにな~と思っているよ。


___僕の想ってもいない事が言葉に出てきたとき。

僕も、パニックになったんだ!



___本当は、そんな事を言いたかった訳じゃないのにね!




最後までお読みいただきありがとうございます。

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