74話 存ーあるものー在
山餅「ドーモ、ミナサン、オヒサシブリデス」
霊夢「………一年近く更新してなかったわね」
山餅「いやぁ……申しわけない。モチベーションが下がりまくっていたのとこれからのことについて色々と忙しかったので」
霊夢「と言いながら実際は?」
山餅「………まぁ、色々遊んでたり………ギャアアアアアアア」ピチューン
霊夢「全く………」
魔理沙「兎に角……今回から他作品とのコラボが始まるんだぜ!!」
霊夢「急に出てきたわね魔理沙…………」
魔理沙「今回出番ないからなっ!!」
霊夢「なんかキャラ崩壊してない?」
魔理沙「大丈夫大丈夫作者が久しぶり過ぎてこんなってるだけなんだぜ」
霊夢「まぁ……何にせよこれ以上待たせるのもあれだし始めましょうか」
魔理沙「コラボしてくださった方々に感謝なんだぜ!!そして待たせてすまって済まないんだぜ!!コラボしてくださった方々に関しては後書きで紹介させてもらうんだぜ!!」
魔理沙&霊夢「「それではどうぞ!!」」
むかしむかしみんながうまれるずっとむかし。
それはいた。
それは何をするでもなくそこにずっといた。
そこにいただけだった。
しかし────────
第五章
東方金神龍永儚紺〜Imperishable Lunatic Legacy〜
ここは幻想郷、人と人ならざる者達が住まう場所である。
ルールに縛られてはいるが、人と人ならざる者達はうまく共存しており、小さないざこざはあるものの平和である。
その幻想郷では季節は移り変わり、木々の色が鮮やかな赤や黄色となり、人々の目を楽しませる季節となっている。
それは博麗神社と呼ばれる場所でも同じで、赤や黄が風景を飾っていた。
そして境内では1人の少女が箒を持ち、落ちている葉を掃いていた。
霊夢「………………」
萃香「今日も掃除かい?大変だねぇ」
黙々と掃いている少女の後ろから声がかけられる。
彼女は伊吹萃香、前の異変の首謀者で鬼である。
しかし、今は博麗神社に住み着いている。鬼が神社に住み着くというのもなにかおかしな気がするが
その点を突っ込んだら駄目だろう。
霊夢「常に綺麗にしておかなきゃ駄目なのよ」
萃香「そんなものなのかねぇ〜」
霊夢「そんなもんなのよ」
萃香「そうかい……なら少し手伝おうかねぇ」
萃香がそう言うと、辺りの葉が一箇所に集まり、山を作る。
彼女の能力である密と疎を操る程度の能力の力である。
霊夢「それ本当に便利よねぇ」
萃香「本来こんなことに使う能力じゃないんだけどね………」
霊夢「でもこれで境内の掃除は…………」
その時であった。急に地面が大きく揺れだした。
その揺れは暫く続き、徐々に収まっていった。
境内にいた2人も最初は驚いていたが収まる頃には落ち着いていた。
霊夢「何だったのかしら………今の」
萃香「ちょっと辺りを見てくるよ」
萃香がそう言うと霧状になり、飛んでいく。
そして霊夢は辺りを見回し特に変わったところがないことを確認する。
霊夢「…………集めた落ち葉が散らかっただけみたいね」
集めたはずの落ち葉は先程の揺れのせいでその山は崩れ、葉は散らばっていた。
霊夢「まぁ、そこまで散らばってないからよかっ…」
ボフッ!!
その言葉を遮る様にその山の残骸の上に何かが勢いよく落ち、葉が舞い上がる。
霊夢「……………」
いきなりの事で面を食らったが、思考をすぐに切り替え落ちてきたそれに目をやる。
??「痛たた…………」
そこに居たのは一人の青年が尻もちをついた状態で頭をさすっていた。すこしして青年は辺りを見回していると警戒していた霊夢と目が合う。
??「あれ?霊夢……?」
霊夢「……あんた誰よ?」
??「………え?」
霊夢「それはこっちのセリフよ………」
なんてため息混じりに言う。知らない人物が自分の名前を言った。それだけでとてつもなく怪しい人物だ。だがこちらに害を与えようという感じはしない。むしろ友人にあったかのような感覚であちらは自分の名前を言ったのだ(呼び捨てにしていたあたり多分その通りなのだろう)。本当に何が起っているのか霊夢には分からなかった。
??「いやいや……霊夢、冗談は辞めてよ………俺の名前しってるよね?」
霊夢「…………知らないわね」
??「えぇ!?」
目の前の青年はとても焦った表情で何度も「本当に知らないの!?」と葉にまみれながら霊夢の肩を揺さぶる。
霊夢「知らないわよ………」
というふうに何でもないように霊夢が言うと彼は肩から手を離し、ブツブツ何かを言いながら考え込みはじめた。
??「まさかまた紫さんに……?そういえば確かになにか微妙に違う感覚がしてたし………」
霊夢には何を言っているのかよく聞こえなかったが、取り敢えず危険はないと判断し、話を続ける。
霊夢「兎に角、あんた名前なんて言うのよ?」
??「………俺は姫野駿って言うんだ。駿って呼んでくれ」
霊夢「そう……それじゃあ駿」
駿「……?」
霊夢「あんたがやったこれ片付けてくれないかしら?」
霊夢は人差し指を下に向け、駿も自身の目線をしたに下げる。そこには沢山の葉が至る所に散らばっていた。
駿「…………なんで?」
霊夢「あんたが落ちてきたせいでこうなったのよ。お・ね・が・い・ね・?」
駿「………アッハイ」
有無を言わせない霊夢に従うしかない駿であった。
そして幻想郷の各地では多くの稀人の姿を見ることとなる。何故このようなことが起こったのか…………それは神のみぞ知る………のかどうかは誰にも分からない。ただ何かが起ころうとしているのは確かなのであった。
山餅「とりま今回からコラボが始まりました最初はゆくひめさんの所の東方存在歴から駿くんですっ!!(初回からこんな扱いでごめんね)」
駿「どうも〜」
山餅「能力などの設定については後々触れていこうと思いますので」
駿「というか結構緩いですよね」
山餅「こんなにゆるゆるなのは今だけだから」(ニッコリ)
駿「え?」
山餅「3度はやる」
駿「何を!?」
山餅「というかほかのコラボキャラがチート、チート、チートとなるともうねわかるでしょ?」
駿「………………」
山餅「そら、難易度も上がるってわけで」
駿「帰っていいですかね?」
山餅「許しません」
駿「(´・ω・`)そんなー」
山餅「とりあえずコラボしてくださった方々の名前を出しておこうかと思います。相手側のご意向で現れたり消えたりするかもですが……という訳で」(ドンッ)
狼天狗様
終作様
颯人様
怠惰のアルマ様
ファム様
九十九 竜胆(超絶暇人)様
面無し様
びーんず様
ゆくひめ様
甘味処アリス様
山餅「これだけの方々がコラボして下さりましたありがとうございます。そして待たせてすみませんでした………ホントマジで」
駿「ま、まぁ…投稿できてるから良かったのでは?」
山餅「まぁ……次回更新予告したら絶対守らない気がするのでまた気が向いた時に見たら更新されてると思います…………記憶の片隅にでもこの小説のことを覚えて置いてくれたらいいです。という訳で今回はここまでです!!」
駿「次回も見てね〜」
(因みにこの章かなり長くなりそうです)