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東方金神龍  作者: 山餅
第四章 萃夢想〜strength〜
72/74

72話世界はクルクルマワルマワル

山餅「みなさま本日3話目の更新です見てない人は70話から見てね」


群雲「なんかタイトル怖い」


山餅「気のせいじゃないかな」


群雲「いやいや怖ぇよ」


山餅「ま、とりあえずどうぞ」


(注)今回色々と注意と覚悟をしてご覧ください。

萃香「そんな訳で………」


紫「いやいやいや、そんな訳でってどんな訳よ」


マヨヒガの一室、そこには2人の少女が話し込んでいた。


萃香「しかし………まさか負けるとは思わなかったよ」


紫「…………そんなことを話に来たの?」


萃香「……………それじゃ単刀直入に聞かせてもらうよ。あの水晶どうするんだい?」


紫「……………」


あの水晶とは霧の湖に出来た巨大な水晶の事である。

恵生がアレに封印されているような状態だが、全くあれが何だか分からずにいたのだ。

物理的、魔術的干渉はすべて無効化されてしまうその水晶。

正直紫でもお手上げの状態であった。


萃香「それに……疲れてんじゃ無いのかい?」


紫「…………藍からも似たようなこと言われたわ」


紫は溜息をつきながらお茶に手を伸ばす。


萃香「溜息なんてついてたら幸せが逃げちまうぞ〜……なんてね」


紫「何よそれ、嫌味?」


萃香「いやいや、そんなつもりはないさね」


そんなこと言いながら、口角が上がってるわよ。

等と思ったが口には出さずにお茶を飲む。


萃香「それで結局どうするんだい?」


紫「言わずとも分かるでしょ?」


萃香「ま、そうだろうねぇ…………」


紫「どれだけ時間がかかったとしてもやるわ」


萃香「恋する乙女は強いねぇ………」


紫「そろそろその軽口をどうにかしてさしあげましょうか?」


萃香「それはやめて欲しいねぇ………」


紫「それで結局何しに来たのよその話だけではないでしょ?」


萃香「そうさね……悪いとは思うんだけど………」


紫「……………」


萃香「帰るのが怖いんだよねぇ………特にお母様にこの件を伝えるのが………」


紫「………………」


何処ぞの門限を破った子供(パッと見その通りなのだが)みたいなことを言い出した友人に紫は苦笑する。

そのお母様を知っているがために知らないで返すことも出来なかった。

鬼子母神とも呼ばれる全ての鬼の母。

一般的には鬼神と呼ばれるのだろうが彼女は………まぁ、また別の機会にでも語るとしよう。

とにかく我が友人は何処か住める場所を聞いてきたのだ


紫「流石にここは駄目よ……」


萃香「分かってるよ、それぐらい」


そんな風にぶうたれるぐらいなら言わないでくれとも言えず。

そんな風に考えていると一つの案を思いつく。


紫「それなら────」










霊夢「………………それこっちにただ投げただけじゃない」


紫の案は博麗神社に行けば?という事だった。

そんな案件をこちらに持って霊夢にとってははっきり言っていい迷惑である。

それに………


霊夢「文が………」


おや……!?射命丸のようすが………!


文「………………」


そこに居たのはいつもの文ではなかった。

蛇に睨まれた蛙と言えばいいか、猫の前の鼠と言えばいいのか………とにかく顔を青くしながら涙目でなんとかこちらに何かを伝えようとしているが霊夢にとっては何故このような反応をしているのかさっぱりである。

今では妖怪の山を纏めているのは天狗であるが、昔は鬼がその位置にいたのだ。

基本的には良い関係だったのだが時折問題が起きることもあった。

その時天狗達はトラウマと言わんばかりに痛めつけられたりしていた。

因みに鬼にとってはただの絡みだったのだが彼らにはやり過ぎなどという言葉は無かったのだろう。

それに加え、鬼は喧嘩、勝負事は大好きなのである。

強い天狗がいればどうなるか……言わなくとも想像は容易いだろう。

そんな事があり、天狗達にとって鬼には逆らえず、恐怖の対象であるのだ。



萃香「そんなに怖がることもないんだけどねぇ………」


霊夢「まぁ、手伝いとかやってくれるのなら私は構わないのだけれど…………」


萃香「本当かい?」


文の首がねじ切れんばかりの勢いで回り、霊夢の方を驚愕の表情で見る。

因みに今更であるが文がここに居る理由は先日での療養の為である。

上司である天魔が来てから数日しか経っていない。

当然の如く完治していない文は無理矢理に寝かされ、意見は汲み取られなかった。

尚その後何故か鬼に看病される天狗という普通なら見られない光景を目の当たりにしたその天狗の同僚と部下は噂を広めたり広めなかったりしたそうだ。


閑話休題。


霊夢「嘘は付かないわよ……鬼が嘘が嫌いなの知ってるしね」


萃香「流石博麗の巫女、今回の代も優秀だねぇ」


霊夢「優秀……ね」


萃香「ま、いくら優秀だろうと天才だろうと失敗、挫折はするもんさね」


霊夢「それ、慰めかしら?」


萃香「ただの経験談だよ」


霊夢「へぇ……」


萃香「ま、調子に乗ってたのを咎められただけさ。だいぶ昔の話さね」


何処か遠くを見つめながら萃香はそう話す。

過去に何があったのか………それを知るものは萃香以外ここにいない。


萃香「それよりもこれからよろしく頼むよ」


霊夢「えぇ、よろしく頼むわ」










































??『グァァァァアアアアアアアア!!!』


苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦苦


??『ガアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!』


怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨


その声は誰にも届かない。


どうせ聞こうとはしない。


その声を聞こうとする者はいなかった。


何故ならば


何故かと言うと


聞けば失うから


関われば失うから


何を?何を?何を?

何を?何を?

何を?何を?何を?何を?

何を?何を?何を?

何を?何を?

何を?何を?何を?何を?何を?

何を?何を?何を?何を?

何を?なにを?ナニヲ?ナニを?何ヲ?ナにヲ?何を?ナニを?ななににを?何なにナニ?
















??『kうr1udあかe4あ゛suは4てw3』






アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



そして世界はかわるカワル

アレのタメにカワルカワル

ソウアレガタメダケノセカイダカラ

スベテカワル

ソシテオワリヲムカエルノ

スベテハカレノカテトナル

後書きは私1人でございます。

えぇ最後変な感じで終わりました。

この感じでコラボに繋がっていきます。

しかし次回は少し休憩をおこうと思います。

というわけで次回もよろしくお願いしますm(._.*)m


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