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東方金神龍  作者: 山餅
第四章 萃夢想〜strength〜
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70話 鬼と龍の戦い

山餅「お久しぶりです山餅です。前回から期間がだいぶ開きましたねぇすみません」


魔理沙「よし、覚悟はいいな?」


山餅「ファ!?」


魔理沙「因みに前回までは鬼と銀糸台が戦おうとしてたところだぜ」


山餅「あ、軽いあらすじありがとう。それではどうぞ!!」

萃香「おや……あたしの名前知ってたんだねぇ………」


銀糸台は伊吹萃香と対峙していた。


銀糸台「聞いたんだよ………あいつからな」


萃香「………なるほどねぇ、それでこんな所まで何をしに来たんだい?」


銀糸台「言わずもがな分かってんだろ?」


萃香「違いない、だけどあんた一人じゃ勝算がない事はわかってるだろ?」


前の戦いでは銀糸台は惨敗であった。


まるで遊ばれているような。

でもそりゃあいつとの特訓みたいなあれもあいつにとっては遊んでいたようなもんか…………


銀糸台「あんたとは俺一人で決着つけなきゃなんねぇ」


萃香「それはなぜだい?」


銀糸台「そんなことも出来なきゃあいつにどやされそうでな」


萃香「ハハハ!!確かにそんな気がするよ」


銀糸台「だから……こんどこそ勝つ」


萃香「やれるもんならやってみなよ……鬼に売る喧嘩、高くつくよ?」


銀糸台「上等!!」


槍と拳がぶつかる。

それが戦いの合図となった。


萃香「今回は………変身はなしかいっ!!」


銀糸台「単純にまだ使うべき時じゃないだけだっ!!」


二人は拳と槍をぶつけ合いながら、話をしていた。


萃香「そうかい……それじゃあ遠慮なく行かせてもらうよ!!」


萃符「戸隠山投げ」


銀糸台の懐に入り、胸ぐらを掴み、投げ飛ばす。


銀糸台「うおっ!?」


飛ばされた銀糸台は止まろうとするが勢いが強すぎて全く止まれない。


銀糸台「仕方ねぇ………」


飛ばされながら銀糸台は地面に槍を刺す。

そのおかけで勢いを殺す事はできたが…………


萃香「それじゃ槍で対応できないんじゃないのかい?」


萃香は銀糸台の目の前まで迫っていた。

そしてその拳を銀糸台の顔を狙い、殴りつけようとした。


修符「限界操作」


萃香「………私の拳を受け止めるたぁ成長したねぇ」


銀糸台「そうかよ………」


銀糸台は自身の片腕にスペルの効果をかけた。

このスペルは自身のステータスに干渉し、ステータスを変更するスペルだ。

しかし欠点もある。

元のステータスと変更したステータスの差が大きすぎればそれに反比例して、効果時間が短くなり、消費するエネルギーは大きくなってしまうということだ。

この場合は萃香の拳を受け止めるだけの時間さえあればよかったので問題はさほどない。

そして銀糸台は次の行動に移る。


操符「真の一撃」


銀糸台は槍を抜きながらスペルを唱え、さらに次のスペルを連続で唱える。


槍符「八岐大蛇」


八回の突きが萃香に向かって放たれる。

それはまるで技名のような八頭の蛇が一点に迫ってくるようだった。


萃香「決めにきたねぇ………だけどね」


疎符「六里霧中」


銀糸台「なっ!?」


銀糸台の攻撃はすべて空を切る。

萃香は疎の力を使い、霧状になったのだ。


萃香「まだまだ終わっちゃいないよ!!」


霧状態から元に戻った萃香は即座に殴りつけてくる。

ただ一つ違うのは拳が巨大になったことだろう。


銀糸台「またかっ!!」


回避は無理だろうと判断されましたした銀糸台は槍を縦に持ち直し、槍の持ち手の部分を利用し全身で受け止める。

銀糸台の体にはかなりの衝撃がかかる。


銀糸台「ぐうっ!!」


銀糸台はなんとかその衝撃に耐えようとしたが、体は飛ばされてしまう。


銀糸台「何度飛ばせば………」


萃香「なら飛ばないようにしてやるよ!!」


酔夢「施餓鬼縛りの術」


赤い光を帯びた鎖が銀糸台の脚に絡みつく。

飛ばされる方向の力と引く力の真逆の向きの二つの力が銀糸台の体に引き千切ろうとする。


銀糸台「痛てぇ……んだよ!!」


銀糸台は鎖に向かって槍を投げ、その槍は鎖を巻き込みながら地面に深く刺さり、鎖の勢いを殺す。


萃香「まだまだっ!!」


萃香は鎖を両手で掴み、思いっきり引く。

槍は上に飛び、鎖が取れてない銀糸台はまたも引っ張られる。

その間に槍は遠くに落下し、地に突き刺さる。


銀糸台「くっ………(仕方がねぇ……少しタイミングが早いがいいだろう)」


"竜化"


萃香「…………やっとかい」


銀糸台はその姿を変えていた。

鎖は変身した時に解けてしまっていた。


銀糸台「さて………やるか」




銀糸台「おらぁ!!」


萃香「うおっ!?」


銀糸台は一気に近づき、殴りつける。

萃香はそれに反応し受け止めた。

しかしそれが不味かった。


電吹「サンダーブレス」


萃香「ぐあっ!!」


至近距離で銀糸台は電撃のブレスを吐く。

そして追撃を放つ。


炎吹「フレイムブレス」


萃香「くっ!!」


鬼火「超高密度燐禍術」


二つの炎は互いに交わり、その強さを増した後、天高く燃え上がる。

二人はその燃え上がる炎から巻き込まれないようスペルを放った瞬間後ろに下がり、離れていた。

しかし、二人の服は少し焦げていた。


廻転「龍旋撃」


炎を突っ切りながら突っ込んでくる物体がある。

言わずもがな銀糸台である。


疎符「六里霧中」


萃香はそれを霧になり躱す。


銀糸台「…………厄介だなその能力」


萃香「あんたのその攻撃もね」


銀糸台「だが、それをなんとかしてしまえばいい」


銀糸台は竜化を解きながら、1枚のスペルカードを取り出した。

この状況で変身を解く理由が萃香にはわからなかった。


萃香「変身解くって事は諦めたのかい?」


銀糸台「違うな、勝つために必要なのさ」


そのスペルは、


銀糸台「そうこれが俺の……」


銀糸台の今持ちうる力の全てを発揮できるスペル。


銀糸台「俺の………lastspellだ!!」


界符「創造理想郷」


二人の目に入る世界の色が変わっていく。


銀糸台「さぁ、みせてやるよ俺の全力ってやつを」


銀糸台はいつの間にか手元に持っていた槍の矛先を萃香に向けて言った。

魔理沙「今日は後書きにも参上だぜ」


山餅「そう言えば本日クリスマスイブですね」


魔理沙「そう言えばそうだな」


山餅「という訳で少しお早いですが皆様にプレゼントと称した続きの投稿をしようかと」


魔理沙「おぉ〜因みにそれに私の出番は?」


山餅「……………無いね☆」


魔理沙「…………」


恋符「マスタースパーク」


山餅「((^ω^三^ω<ギャアアアアアアア」ピチューン


魔理沙「という訳でまた投稿するだろうからみんな気をつけてな」


山餅「今回はここまでそれではヾ(´・ω・`)」


魔理沙「復活はやっ」


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