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東方金神龍  作者: 山餅
第四章 萃夢想〜strength〜
66/74

66話 爆破ネタは王道

山餅「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさ(ry」


恵生「やめろぉ!!!」


山餅「だって……4ヶ月近く更新してなかったので……もういくら謝罪しても足りないんっすよ………」


恵生「キモイからやめなさい」


山餅「はーい」


優斗「みんなおひさー」


群雲「俺らのこと忘れてる奴らが大半を占めてるだろうよ」


長命「とりま、見ていってくれ」


山餅「スペックは下がっていると思いますので………それではどうぞ!!」

銀糸台「……………」


亜流「どうしたんっすか?もっと攻撃してきていいんすよ?」


銀糸台(くそっ……こいつ舐めやがって)


亜流「ヘイヘーイ」


銀糸台「……………殺してやる」


紅魔館の前では先程からこのようなやり取りが行われながら戦いが続いている。亜流が2人を挑発、そして亜流からは1度も攻撃をしてこないのだ。


亜流「おお、怖い怖い」


レミリア「ほんとムカつくけど強いのも事実ね」


銀糸台「こっちの攻撃が全く当たんねぇし…………」


亜流「二人がかりなのに当たってすらいないとかダメダメっすね~」


銀糸台&レミリア(こいつ……ムカつく!!)


亜流「ハッハッハ、短気は損気っすよ~」


銀糸台が言っているように、亜流へ全くと言っていいほど攻撃が当たっていない。当てようとしてもどうしても躱されてしまう。まさに暖簾に腕押しとも言うべきか、兎も角、このままでは、銀糸台達のスタミナかストレスがやばい事は言うまでもなかった。


銀糸台(何とかしてこちらのペースに持ってこれたらいいんだがな………………)


亜流「さて、もうおしまいっすか?」


銀糸台「終わりなわけがねぇだろ?」


銀糸台は亜流の目前まで迫り、槍を振るう。亜流はその槍を避けようともしていない。


亜流「当たらないっすよ、あんたらの攻撃は」


その言葉の通り、槍は亜流の横を通り過ぎるだけであった。


銀糸台「あぁ、お前の能力ってことは分かった。それだけで充分」


操符「流動支配」


亜流「うおっ………っと、そうか………」


今まで軽くよけていた彼が初めて当たりそうになった瞬間であった。銀糸台の槍の軌道が瞬時に変わり、亜流に迫って行った。


亜流「あんたの力っすか」


槍は亜流の服を掠り、少し服を斬っただけになった。だが、ここで重要なのは当たったという事である。


銀糸台「まぁ、そんなところだな」


銀糸台のスペル『操符「流動支配」』その効果は読んで字のごとく、軌道を操ることが出来る。あらゆるものを変更する程度の能力。これによって軌道を変更したと言った方が正しいだろう。


亜流「なるほど………これは厄介な相手っすね」


そんな台詞を言った亜流の顔にはまだ余裕があった。


銀糸台「そういう割には余裕そうだな………」


亜流「そんなことはないっすよ……まぁ、負けたとしても問題は無いんすけどね」


銀糸台「そりゃどういうことだ?」


亜流「聞きたければ俺に勝てばいいでしょ?」


そう言い放った亜流の雰囲気が変わる。


銀糸台「それもそうだな……」


そう言い、銀糸台は先程と同じように槍を振るう。


亜流「…………………」


亜流はそのまま棒立ちの体勢のまま、よけようとはしない。


亜流「本気で相手させてもらいますよ」


槍は亜流に当たる。


銀糸台「カハッ…………」


亜流「……………」


レミリア「………………え?」


だが、まるで弾き飛ばされたかのように銀糸台が飛ばされる。


亜流「手加減できそうな相手じゃないみたいですからね」


銀糸台「何が起こった………?」


銀糸台は弾き飛ばされはしたが、外傷は特になく、威力もそこまで強いものではなかった。だが、


亜流「ぼっーとしてていいんすか?」


いつの間にか、銀糸台の目の前まで迫っていた。


レミリア「銀糸台!!」


銀糸台「くっ……」


槍を横に振るう。しかし、それは空を斬った。


亜流「甘いんすよ。ただ振るうだけで当たるなら苦労はしねぇ」


銀糸台に亜流の言葉が届く時には、既に紅魔館の塀の壁に叩きつけられ、壁はその衝撃に耐えきれず、一部が崩れた。


銀糸台「グハッ…………」


レミリア「銀糸台!!」


亜流「あんたもすきだらけっすよ」


レミリア「しまっ……!!」


レミリアもその場から吹き飛ばされ、銀糸台とは反対側の壁に叩きつけられた。


亜流「………………」


亜流はただ相手を殴っただけであった。しかし何故2人が吹き飛ばされたか、それは彼の能力によるものである。


亜流「これで気絶でもしてくれてた方が楽だったんすけど……………」


銀糸台「そんなわけ………ねぇだろうよ………」


銀糸台は立ち上がった。少し傷は受けているが、今までの戦闘に比べればさほど問題は無いようだ。


亜流「頑丈っすねぇ〜……普通の人間なら死んでるんすけど」


銀糸台「普通じゃないんでな」


亜流「そうっすか……ま、やることは変わらないんすけどね」


レミリアもダメージはそこまでなかったが、この後戦いは一方的であった。




銀糸台たちが攻撃しようすると、その前に亜流が近づき攻撃されてしまう。距離をとって弾幕を使ったとしても距離をとる前に近づかれるか、弾幕が自分の方へ飛んできてしまう。


疲労とダメージは徐々に蓄積されていく。


銀糸台「はぁ……はぁ……」


亜流「まだやるんすか?」


レミリア「当たり前でしょ………」


亜流「全く………あんた達に勝ち目はないのがまだわからないようっすね」


銀糸台「あきらめが悪いのが取り柄みたいなものだからな…………」


亜流「そうっすか………」


銀糸台(しかし………このままだと負けちまう………どうするか)


攻撃は全て流され、相手の攻撃はよけれないことはないがこちらのスキをみて攻撃してくるから避けるのは困難………


銀糸台(これ……詰んでないか?)


そう、どう見ても詰んでいたのだ。


銀糸台(いや………勝機はまだある………攻撃さえ当たってしまえばこっちの勝ちが決まる)


相手はあくまでも人間、その予測があるからだ。


銀糸台(スキができれば…………)


亜流「なにか考え込んでるみたいっすけどもういいっすかね?」


銀糸台(くっ…………なにかないのか………?)


レミリア「…………………」


銀糸台(くそっ…………わからねぇ………)


レミリア「…………銀糸台」


銀糸台「……………なんだ?」


レミリア「タイミングは任せるわ」


その一言だけで銀糸台には伝わったのか、黙ってうなづく。


亜流「…………………」


亜流の体勢はそのままであった。ただ、警戒したままであり、スキはなかった。


レミリア「行くわよ」


神槍「スピア・ザ・グングニル」

必殺「ハートブレイク」


レミリアは両手に2本の槍を手に持った。


亜流「………それをどうするんすか?」


レミリア「こうするのよ」


レミリアは槍の片方を亜流に投げつける。


亜流「無駄だってわかんないんっすかねぇ?」


亜流は軽々と槍を躱す。


レミリア「わかってるわよ、ちゃんと」


レミリアはもう1本の槍を投げつける。


亜流「はぁ……どこがわかってるんだか」


先程と同じように躱す………だが先程とは違う点が一つあった。


レミリア「誰もこれで終わりだなんて言ってないわ」


レミリアが亜流の懐に入っていた。


亜流「へぇ……これは一本取られたっすね」


紅符「不夜城レッド」


レミリアを中心に真紅の光が十字架型に放たれる。懐に入られたのが原因だったのか亜流の脇腹を掠めた。


亜流「グッ………しかしこれぐらいでは………」


レミリア「まだ終わってないのよ?」


銀糸台「そういうこった」


亜流「え?………ガッ…!!」


銀糸台がいつの間にか後ろにまわっており、レミリアの槍と自身の槍の二つで亜流の両肩を貫いたのだ。


レミリアと銀糸台の2人は亜流と距離をとる。両肩を貫いた槍は引き抜かれ、その後には貫いた場所から服を赤く染めていた。


亜流「いつの間に後ろに………」


亜流は両腕に力が入らないのか、腕をだらんと下げている。


銀糸台「こいつを使っただけだ」


その手にあったのは1枚のスペルカード。


銀糸台「『修符「限界操作」』こいつを使って、スピードを限界まで引き上げたのさ」


修符「限界操作」は自身や自分以外のステータスを操作することが出来る。これを使い、自身のスピードを限界まで上げた。


銀糸台「レミリアがひきつけてくれていたからな、こっちの存在には気がついてなかったようでありがたかったぜ」


亜流「……………流石人外ってところっすね……あーあ、俺もここまでっすか」


亜流はその場に座り込み、仰向けに倒れる。


亜流「負けを認めるっすよ………」


銀糸台「やけにあっさりだな」


亜流「両腕も使えないし、この状態であんたら2人相手に勝てるほど俺は強くないっすから」


レミリア「そう、ならあんた達のボスに合わせなさい」


亜流「…………やめておいた方がいいっすよ?」


レミリア「黙って連れていきなさい、命令よ」


亜流「……………………」


レミリア「……………………」


亜流「……………………」


レミリア「……………………」


銀糸台「……………………」


レミリア「…………なんで黙ったままなの?」


亜流「ぶっちゃけあんたらでは勝ち目がないかと」


レミリア「なっ………!どういうことよ!!」


レミリアは亜流の襟首を掴み、怒鳴りつける。


亜流「そういう相手ってことっすよ……………ただ、ここの住人は一応開放はされてるかと」


レミリア「……………どういうことよ、それ」


亜流「………瞳に映りしは、虚像のみ」


レミリア「何が言いたいのよ?」


亜流「つまり、目に見えるものは全て敵にみえるようにして開放された………いや、手駒にされたってことっす」


レミリア「なっ……!?」


亜流「それぐらいの相手ってことっすよ……」


銀糸台「…………だが、こちらも何もしないわけにはいかないからな………」


亜流「……………………」


レミリア「………………」


その時であった


銀糸台「………とりあえずどちらに行こ…」


紅魔館の一部が


レミリア「………え?」


吹き飛んだ


亜流「………は?」


一部とは言ったが2分の1は跡形もなく消え去っていた。縦に真っ直ぐに切ったらこんな感じなんだろうか、というほど綺麗になくなっていた。


レミリア「………………」


銀糸台「…………………」


亜流「……………………」


3人は少しの間固まったままとなった。


銀糸台「一体何が………」


吹き飛んでない部分に目を向けると、紅魔館の内部が見える所にある人物が立っているのがわかった。そしてこれをやったであろう人物だという予想もたった。


そして次の瞬間この予想が確信に変わるのだった。


恵生「あ、ミスった」


この後レミリアがキレたりしたのだが、それはまた別のお話


恵生「いやぁやっちまったぜ☆」


銀糸台「やっちまったぜって何なんだよ!!」


恵生「仕方ないんだぜ☆」


魔理沙「それは私のだぜ☆」


銀糸台「ウゼェからやめろぉ!!」


恵生「嫌なんだぜ☆」


魔理沙「うざくないんだぜ☆」


銀糸台「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」


山餅「すげぇカオスになってる…………」


霊夢「まぁ、何にせよ、まずやることがあるわ」ガシッ


山餅「れ、霊夢さん?なぜに私の頭をつかんでいらっしゃられるのですか?」


霊夢「放置しすぎだーーーー!!!!」バーン←壁に叩きつける


山餅「グハァ………」


霊夢「ふぅ……スッキリ」


山餅「まぁ………次回は霊夢さんたち原作キャラしか出ないかと………」


霊夢「やっと出番ってことね………」


魔理沙「腕がなるんだぜ」


山餅「あらやだ、やる気満々」


亜流「そいうよりもう少し長くする予定だったとか裏話はないのたですかねぇ?」


山餅「銀糸台のスペルが新しく二つ追加されました。まぁ、説明は小説内でやってるのでここではやりませぬ」


亜流「あれ?無視?無視なの?」


山餅「霊夢さんたちから殴られそうなので早めに投稿できたらいいなと思っておりますので………それでは次回もお楽しみにー」


亜流「ガンスルーされたまま………」

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