57話 なかなか合流しないものです
山餅「皆さんまた遅れてしまい申し訳ございません」
恵生「またかよ……」
山餅(>'A`)>ウワァァ!!
恵生「何人かから無理すんなって言われてただろう」
山餅「皆さんが楽しみにしてるかわかんないけど読んでくれている人がいるなら僕は書き続けますよ」
恵生「その息だ!!」
山餅「後お前さんこれから裏に集合」
恵生「え?」
山餅「それでは(∩´。•ω•)⊃ドゾー」
恵生「正面突破といこうや」
恵生が提案したのは正面突破という案。他の四人はその提案に戸惑う。
咲夜「危険です!!」
恵生「………まぁそうだよな」
レミリア「…………」
恵生「だけど納得いかねぇんだよな?」
レミリア「……当たり前でしょ」
咲夜「しかし………」
恵生「…………まぁ行かせる気はないんだよね」
咲夜「え?」
優斗「は?」
四人の足元に1つずつ、扉を創り出す。そのまま四人は扉の中へ入っていった。
恵生「悪いな………これ以上お前たちに関わらせる訳には行かない……これは………こんなことになったのは俺の責任なんだから……な」
恵生は目の前に扉を創り出し、それを開き、中に入っていく。その扉は恵生を中に入れるとスゥっと消え、今までいた部屋には静寂だけが残っていた。
その頃の銀糸台たちは、あてもなくただ人里の中をぶらぶらしていた。
長命「しかし………あてもなくだらだらしていていいのかよ」
群雲「良くねぇよ、俺の借りも返しちゃいねぇし」
長命「だけどあてもないしなー」
妖夢「私の楼観剣も直ってないですし………」
長命「………取り敢えず霊夢達と合流するか」
群雲「だな」
長命「向かった方向は確か紅魔館のある方に向かっていたよな」
妖夢「私はもう一度鍛冶屋へ行ってきます。白楼剣だけでは戦えないですし………」
長命「おう、わかった。俺たちは先に行っているぞ」
妖夢と別れた3人は紅魔館の方へ飛びながら移動した。しかし妙なことが一つあった。
銀糸台「なぁ……」
群雲「なんだ?」
銀糸台「妖精達の姿が見あたらない、いや、匂いや気配すら感じない」
長命「それは俺も感じていた」
群雲「なんか嫌な予感が………」
そんな時だった。3人の前に何かが猛スピードでこちらに向かってきていた。
群雲「よけろ!!」
群雲は他の二人にそう叫び、横へ素早く移動し、ほか二人もその何かの射線上から外れる。
長命「危ないな………なんだよあれ?」
3人のあとを過ぎた後、その何かは減速していく。そして曲がりこちらへ戻ってくる。その何かはは魔理沙と霊夢と神玉であった。
魔理沙「いやーすまなかったぜ」
銀糸台「何があったんだ?」
霊夢「実は…………」
〜少女説明中〜
長命「なるほどな………」
群雲「逆に言えばそこに何かある」
神玉「…………」
霊夢「どうしたの?」
神玉「そこの森から妖力の反応があります………そして二人の人間の反応もあります」
魔理沙「襲われてるってことか!?」
神玉「いいえ、襲われているのではないようですが移動することができないようです」
霊夢「いったいどういうことなの?」
神玉「吸血鬼のようですが昼間からこんなところにいる理由がわかないのです」
吸血鬼、そんな種族幻想郷において5人に思い当たるのは二人しかいなかった。レミリアとフランである
そして2人の人間、片方は咲夜だろうがもう一人はいったい誰だろうか。
霊夢と魔理沙には思い当たる節があった。
霊夢「神玉、人間のうち片方は優斗って人のじゃないかしら?」
神玉「はい、同じ霊力が感じられます」
群雲「あの外来人か」
長命「何かあったのかもしれない行ってみよう」
神玉の案内の元、5人はその妖力の反応のあった場所に向かった。森はこの天気であることもあいまって昼間でもかなり薄暗い。
神玉「この先です」
進んでいくと四人の人影が見える、五人には面識のある顔であった。その4人は何故か言い合っているみたいである。
レミリア「あいつ………なんなのよ!!」
咲夜「お嬢様落ち着いてください」
レミリア「落ち着いていられるわけないでしょ!!私達の悔しさをわかっていて、ここに飛ばしたのよ!!」
フラン「お姉様………」
霊夢「あんた達一体どうしたのよ?」
合流した霊夢が話しかける。少しの間をあけて咲夜が説明を始める。
〜少女説明中〜
魔理沙「だからこんなとこにいたのか」
優斗「そうそう、そしてここであーだこーだ言ってても仕方ないしここは戻ることを優先した方がいいと思うぞ」
銀糸台「レミリアとフランは日の光は大丈夫か?」
レミリア「え、ええ今は曇っているから大丈夫よ」
銀糸台「なら問題はねぇな」
長命「さぁ、みんな行くぞー!」
フラン「おー!」
二人以外(なんでお前が仕切ってるんだ…………)
恵生「……………」
恵生は一人で紅魔館の中を歩く、前は沢山いた妖精メイドやその他の住人は全く見ない。先ほどの追い出したのだがそれは関係がない。いや、あるのか……だが、これでよかったのだ。今回の戦いは俺一人で解決しなければならないのだから、俺があの時もっと強ければこのようなことにはなっていなかった。しかし過去のことをうだうだ言っても仕方が無い。結局は今なのだ。
恵生「しかし本当に人を見ないな………」
ここにいることは確かなのだ。そしてあいつらは入っては来れない。御丁寧に結界のようなものを張っていたし、それに誰かの能力付きだ。まぁ俺には関係がなかったがな。
恵生「さて、見ているんだろ。いい加減出てこいよ」
恵生の声が紅魔館に響き渡る。そして答えが返ってくることはない、言葉では
恵生「……………いい返答だな」
周りに出てきたのは、人影。それも見覚えのある人影。
恵生「それに………いい趣味してんな」
しかも本来なら1人ずつしかいないはずなのに、何人も見覚えのある人影が恵生の周りを取り囲む。
恵生(……………美鈴、パチュリーに小悪魔……数人ずついる理由はわからんが敵の能力か、ならば対応できる)
恵生は息を吐き、足を少し開く。
恵生「なら、始めようか………」
そして拳を作り、構える。
恵生「お前らの好きにはさせん!」
山餅「はい、今回はここまでです」
優斗「畜生ー!!俺が単身でつっこんだ意味………」
山餅「どんまい」
優斗▂▅▇█▓▒ (’ω’) ▒▓█▇▅▂うわぁぁぁ!!
山餅「さて、アレは放っておこう」
恵生「次回は俺のターンだ!」
山餅「そんなもんねぇよ」
恵生「マジッスヵΣ(゜ε゜oノ)ノ」
山餅「次回どうなるか未定」
長命「おい!」
山餅「しかも7月末にはテストがくい込んでくるのでまたまた遅れると思われます。大学生の本分は勉強ですしね」
恵生「してねぇだろ」
山餅「話はかわりますがここで投稿し始めて一年がもうすぐたつんですよねー」
群雲「そういやそうだったな」
山餅「作品はこれだけですがまだまだ続けていきます。少なくとも最新作までいきたい」
恵生「道は遠いな…………」
山餅「それでは皆さんまた会いましょうそれでは(・ω・)ノ」