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東方金神龍  作者: 山餅
第四章 萃夢想〜strength〜
55/74

55話 え?無理なの?

山餅「えー大変お待たせしました。しかしながらまだ中間テストが終わってないので勉強させて下せう」

霊夢「遅くまで絵を書いていた奴はどこのどいつだーい?」

山餅「え?」

魔理沙「お前だろぉぉぉ!!」スパーン

山餅「イタァァァァァ!!ハリセンいてぇぇぇ!!」

霊夢「しかも深秘録まで買ってきやがってー!!!」

山餅「うるせぇ!!XP対応してなくてできないんじゃ!!」

魔理沙「出番増やせ!!」

山餅「関係無いだろがぁぁぁぁぁ!!!」

恵生「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!」

山餅「お前もだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」






山餅「はい大変すみませんでした。あと今回オリキャラが出ます。今更感がありますがね」

群雲「だな」

山餅「それではどうぞ!」

銀糸台「……なんか天気わりぃな」


群雲「そうだな」


長命「今更のような気もするがな」


銀糸台たち四人は博麗神社を離れ、人里に向けて飛んでいた。妖忌からわたされた地図の場所に行くためである。


銀糸台「しかしこの場所になにがあるんだ?」


群雲「ちょっと見せてみな、お前より人里については知ってるしな」


銀糸台「おう、ほらよ」


銀糸台から地図をもらった群雲は、その顔色を変えた、というより苦い顔になった。


長命「どうした……ってそこは……」


地図をのぞき込んだ長命も同じように苦い顔になる。


群雲「ここかよ………」


長命「たしかにここなら直してくれるかもしれんが………」


銀糸台「何かあるのか?」


群雲「あそこの主人寡黙で何考えてるかわからんから苦手なんだよ」


長命「俺の時はなんかこっちを黙ってじっと見てきてたしな」


銀糸台「しかし、なぜこんなとこに店を構えてるんだ?」


地図に載っていた場所は、人里の端の方。つまり人があまりこなさそうな場所にあった。商売をするのならば立地があまり良くないのではないか?と銀糸台は思ったのだ。


群雲「そりゃあ……コイツが妖怪だから、そして人々に嫌われた過去を持つからさ」


銀糸台「嫌われた?」


長命「ああ、それは見た目が人とはかけ離れていたために忌み嫌われ、疎外されてきたらしい。詳しくは知らんがな」


銀糸台「………そう、か」


群雲「腕だけなら幻想郷一番と言っても過言ではないと思うぞ。例外を除けばな」


長命「あいつはなんでもできるからさ」


妖夢「それじゃあその方に頼めば……」


群雲「楼観剣も直してもらえるだろう」


などと四人が話していると目的の場所である鍛冶屋に到着した。店の外見はひどく古くなっており、ところどころに修理された跡があった。


銀糸台「………信用できんのか?」


群雲「大丈夫さ」


群雲は扉を開く。中は外装とは違いきちんと綺麗になっていた。そして店の奥からは熱くなった鉄を打つ音が響いてくる。


群雲「おーい、おやじ。いまいいかー?」


群雲が叫ぶように呼びかけると奥から人影が現れる。そして出てきたのは体を一本の足で支え、顔は一つ目の男が出てきた。


??「………包丁か?」


群雲「それもあるが……妖夢と銀糸台」


妖夢「はい……これを」


妖夢は折れた楼観剣を男に差し出し、男はそれを黙って受け取る。その後男はその楼観剣を黙ってじっと見る。


??「………修理だな、了解した」


銀糸台「コイツも頼めるか?」


銀糸台は自分の槍をその男にわたす。男は槍をみて思っても見なかった返事を返す。


??「…………これはもうダメだ」


銀糸台「なっ!!」


??「…………金属自体がかなり弱くなってる………これならば新しい物の方が良い」


銀糸台「…………そう、か」


??「…………お前が天 銀糸台か?」


銀糸台「………そうだが?」


??「………お前にこれを」


そう言って男は壁にかけられた一本の槍を銀糸台に差し出した。見た目は三叉の様な槍でその三叉に別れた部分の中心には赤い宝石のようなものがついていた。


銀糸台「こいつは?」


??「お前に渡せと言われた………刀の方は少し待っていろ」


そう言うと男は奥に戻っていってしまった。


銀糸台「なんか手によく馴染むなこれ」


群雲「しかし誰がこれをお前に頼んだのだろうな?」


長命(薄々予想はついてるが………)


そんな風に話していると、奥から男が戻ってきた。


??「いまから修理する………暫くしたらまたこい………それと群雲、お前にこれを返す」


男は群雲に包丁を渡した。前に妖夢に切られた包丁を修理に出していたのだ。


群雲「随分時間がかかったな」


??「………とりに来なかっただけだろう」


群雲「うっ………」


長命「おいおい………」


群雲「じ、じゃあまた後でな!いくぞ三人とも!」


長命「おすなよ!!」


四人が立ち去った後、男の隣に扉が現れる。中からは恵生がでてくる。


恵生「あれは渡せたようだな」


??「………ええ、しかしよくあんなものが手に入りましたね………始めてみました」


恵生「まぁ、研究してたら偶然な。それより楼観剣の方は………」


??「彼らに言ったとおりすぐに直せます………元々私が作ったものですしね」


恵生「ならばすぐに取り掛かってくれ」


??「はいわかりました………」


恵生は扉を使い外に出る。そして何もない空中で止まる。


恵生「……………いるんだろ。でてこい萃香すいか


萃香「ありゃ?バレてたのかい」


前と同じように霧が1箇所に集まり、人の形になる。


恵生「そりゃな、それで何を企んでやがる?」


萃香「色々さね、あとお母様に頼まれたお願いがあってね」


恵生「…………まさか」


萃香「たまにはこっちに顔を出して欲しいだとさ。まぁ無理強いはしないらしいから安心しなだと」


恵生「………そりゃそうだ」


萃香「でほかにはないの?」


恵生「…………あいつらがどこにいるかわかるか?」


萃香「誰のことだい?」


恵生「侵入者だ」


萃香「どちらも・・・・赤い建物にいるよ」


恵生「どちらも………ってまさか!!」


萃香「それよりあたしのことはいいのかい?」


恵生「………今はいい、お前のやろうとしていることも薄々わかってるしな。俺はそれを止めはしねぇがほかはどう動くか知んねぇぞ?」


萃香「構わないよ。あんたが止めに来ないならなんの問題もないからね」


恵生「………それはどうかな?それと今は急いでいるからまたな」


恵生はそう言うと扉を開けてどこかへ行ってしまい、萃香もまた霧になっていってしまった。














その頃のほか三人


霊夢「うーん……よかったのかしら?」


魔理沙「何がだぜ?」


霊夢「さっきのあの人を一人にして」


魔理沙「まぁいいんじゃないか?それよりこっちに何があるんだぜ?」


霊夢「さぁ?でもなにか引っかかるのよね」


魔理沙「博麗の巫女の感もにぶったんじゃないのぜ?」


霊夢たちは霧の湖のあたりを調べていた。ただし優斗だけは紅魔館の方へ行ってしまった。なにか「………なにかがある!!」とかいいながらそっちの方へ行ってしまったのだ。


霊夢「…………ねぇ、魔理沙?」


魔理沙「なんだぜ?」


霊夢「妖精を全く見ないわね」


魔理沙「………というより私達以外誰もいないっていった方が正確なような気がするぜ」


霊夢「なにか嫌な予感がする……いったん「霊夢さま!!」ど、どうしたの!?」


神玉「辺り一面に一瞬のうちに妖力の反応が出ました!早くここを離れた方が良いです!!」


霊夢「なんですって!?」


魔理沙「霊夢………ちと遅かったようだぜ」


周りにはいつの間にか沢山の妖精たちが2人+αを囲んでいた。妖精たちの表情はなく、まるで気絶したまま、そこに飛んでいるようであった。そして一斉に2人に向かって弾幕を飛ばした。


神玉「結界!!」


神玉が二人の周りに結界を張った。


霊夢「ありがとう神玉」


神玉「しかしこれはあまり持ちません」


魔理沙「私に考えがあるぜ!!」


霊夢「なにかあるの?」


魔理沙「それは……ゴニョゴニョ」


霊夢「そんなので行けるの?」


魔理沙「私を信じろ!!」


神玉「こちらの方でもできる限り援助致します」


霊夢「わかったわ」


霊夢は魔理沙の箒の後ろに乗り、神玉は2人の上に留まっている。


神玉「それでは解除します」


結界が解除され、それと同時に魔理沙が一枚のスペルカードを使った。


彗星「ブレイジングスター」


魔理沙「いっけぇぇぇぇ!!」


向かってきた弾幕と前にいた妖精全てを、その猛スピードの箒の体当たりにより全て倒してしまう。

このスペルはミニ八卦路を箒の穂(掃く部分)に取り付け、ミニ八卦路からマスタースパークと同じように魔力を放出させ、ロケットの様に進んでいくスペルである


魔理沙「このまま逃げるんだぜぇぇぇ!!」










何故か地面に伏している優斗の近くには二人の男女がいた。



優斗「…………」


??「…………にげられたわね」


??「……………どのように致しましょうか?」


??「彼女たちは無視ね、それより彼を………っていないわね。あのメイドにしてやられたわね」


??「ならば探してきましょう」


??「ええ、お願いするわ」


男の方がどこかへ行ってしまい、女の方だけが残った。


??「ふふふ……ここの次は何処にしましょう。それにここの戦力は吸血鬼二人とメイド以外は封じ込めましたしね」


そう言いながら持っていた数枚の写真をひらひらさせながら紅魔館の中に入っていった。

神玉「我参上!!」

山餅「なんかきたぁ!?」

神玉「そこまで驚くことでもあるまい」

山餅「そうですな、それと次回更新は多分10日以降になってしまうと思われます」

神玉「また遅れるのかのう」

山餅「だってーテストがなけりゃあ書いてるっつーの、はよコラボ編も上げたいってのに」

神玉「致し方なし……かのう」

山餅「という訳で次回もどうか見てください!お願いします!!」

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