54話 ひとを馬鹿にしちゃいけません
山餅「どうも山餅です。今回は特になんもないです。」
長命「んなわけ無いだろがー!!」
山餅「なんかあったっけ?」
群雲「コラボの件だ」
山餅「ああ、それは後書きで、あと中間テストがあるので少しばかし更新ペースが落ちるかもです。」
銀糸台「最近落ちてるよな」
山餅「言わんとって!データ消えてて少し落ち込んどるんやから。それと今回旧作のキャラが出てきますがほとんどオリジナル設定となりもとのキャラとは設定がかなり違っています。それでも許してくれると私は読者の皆様を信じております!!それではどうぞ!!」
恵生「で、あいつらはどこに行ったんだ?」
恵生が辺りを見回してみるが、霊夢、長命、群雲、それと外界から来た彼が居なくなっていた。
紫「それは………」
〜今から数十分前〜
恵生が妖怪の山に向かった直後神社の裏から三人の人影が出てきた。
群雲「あれは……おーい銀糸台」
銀糸台「群雲に長命……と誰だ?」
優斗「俺は…「あーーーー!!!」……」
長命は銀糸台の後ろの人物に指をさして驚いている。
長命「なんでお前がいるんだよ!?」
妖忌「恵生殿に呼ばれたんじゃよ」
長命「しばらくあわねぇうちに爺になりやがって」
妖忌「そういうお主も思い出した様じゃのう」
長命「ああ、ついでに子供もできた」
得意気な顔つまりドヤ顔をしながら妖忌にそう言い放つ。
妖忌「よし、切ってやる」
長命「やれるもんならやってみな」
妖忌は柄に手を付けた瞬間いつの間にか長命の後ろにいた。
妖忌「ほっほっほお主も腕が落ちたのぅ」
そして長命の右腕が地面にどさりと落ちる。
長命「………面白くないジョークだな」
妖忌「お主じゃなかったらしておらんよ」
妖忌は髭をさすりながら、そう言った。
長命(おいおい……全く剣筋が見えなかったぞ……俺の反応速度をゆうに超えてやがる)
長命は自らの落ちた腕を取り、元の場所へくっつけながらそんなことを考えていた。金属である筈なのに吸収することができなかったのはその速度ともう一つ理由があるのだが長命はそのことを知らない。
優斗「………おい」
長命「なん…「人のセリフ遮ってんじゃねぇ!!」ぐふぉぉ!!」
長命の顔面に優斗の右ストレートが綺麗に決まる。そしてその勢いのまま地面を滑る。
優斗「私は黒石優斗です。よろしくお嬢さん」
優斗は妖夢の前で片膝を折り、妖夢の右手を取り挨拶をする。
妖夢「は、はぁ……」
銀糸台「なんだこいつ」
群雲「なんか外から来たらしいぞ」
長命(俺の扱いって……)
優斗「という訳でよろしく♪」
群雲「てかさっきまでそんな丁寧に挨拶してたか?」
優斗「時と場合ぐらいは考えるって普通」
銀糸台「で、お前らこんなところで何をしていたんだ?」
群雲「それは……」
長命「よっ……と、射命丸が何者かに襲われて重症をおったみたいだ」
長命は起き上がり、皆のところまで行く。
銀糸台「俺たちも襲われたが……」
群雲「俺も店を潰されたんだが……」
長命「また見せられないような顔になってるぞ!?」
優斗「犯人を探してとっちめねぇと気がすまねぇ」
霊夢「それは私も一緒よ」
神社の中から霊夢が出てきた。その手にはお払い棒が握られ、横には陰陽玉が二個飛んでいた。
長命「それ……なに?」
霊夢「恵生さんが作っていたの。でいざというときに使いなさいって」
群雲「あいつ…何へんな物作ってんだか……」
言った瞬間二つの陰陽玉が群雲に向かって飛んでいった。群雲はそれをよけられずに陰陽玉にぶつかり、飛んでいく。
群雲「ぐはぁぁぁ!?」
霊夢「あら?」
??「誰が変なのじゃい!!」
優斗「キィャァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」
??「全く……少しぐらい喋っても不思議ではなかろうて……」
その声は陰陽玉から聞こえてくるものだった。
??「わしの名は神玉だ。まぁ陰陽玉でもいいがの」
長命「なんか……すげぇ」
神玉「恵生殿に博麗の巫女の補助として作られたのだが……前の代の巫女はわしを使わず、さらには次の代にすら伝えずに今の今まで埃をかぶっていたのじゃ……」
優斗「すっごく不憫だ……」
神玉「挙句の果てに調子も悪くなり、やっと修理が終わり今に至るというわけじゃ」
長命「霊夢これ大丈夫…「これというなー!」ぐはぁぁぁ!」
長命の腹に神玉はぶつかりに行き、長命は群雲がいる方へ飛ばされていった。
神玉「修理も終わったからの、恵生殿の力の一部を使うことができるのじゃ!」
霊夢「それってかなり凄いことじゃないの!?」
神玉「ただ、創造の方だけじゃがの……」
銀糸台「それでもかなり破格だと思うが……」
神玉「むっ……何かが近づいてきておるが…」
神玉がそう言った瞬間何かが飛んでくる音がし、その方向を見ると、黒い点のようなものが見え、だんだんこちらへ近づいてくる。
神玉「これは魔力の類のようじゃな」
霊夢「ということは魔理沙ね…」
魔理沙「おーい霊夢!!たいへんだ!!」
ものすごいスピードでやってきたかと思えば、霊夢に寄っていき慌てた様子で叫んできた。
霊夢「な、なに?どうしたのよ!?」
紫「このあたりの妖怪が全て居なくなっているみたいね」
霊夢「紫、どういうことよ?」
魔理沙「そうなんだよ、それに妖怪だけでなく、ほかの生き物なんかも居なくなってたんだぜ!!」
紫「敵さんはこちらの物資から攻めてきたみたいね」
銀糸台「確かにほとんど他の妖怪やらの匂いがしねぇな」
霊夢「これは今までとは比べ物にならないわね」
紫「恵生には私から伝えておくから貴方達はい行ってらっしゃい」
霊夢「ええ、わかったわ」
魔理沙「私も行くぜ!」
銀糸台「俺も行くぜ」
妖忌「いや、お前さんはちょっと待て」
銀糸台「なんだよ?」
妖忌「お前さんは妖夢と一緒にここへ行くがよい」
銀糸台は妖忌から一枚の紙切れをもらった。それは地図のようで、地図には人里の何らかの店の場所について書かれていた。
妖忌「そこののびている二人も連れていったら良いぞ」
銀糸台「は、はあ……」
霊夢「じゃあそれまで私達は別の場所を探してみるわ」
優斗「………」
銀糸台「ああ、ならまた後で合流しよう」
紫「……と言う感じで行かせたわ」
恵生「………そうか」
妖忌「どうしたんですかな、なにか心配でも?」
恵生「この件あまり他の奴を関わらせたくはなかったのだがな……」
紫「どうしてかしら?」
恵生「全ては俺が………」
恵生はそう言って黙り込んでしまう。
恵生「クソッ……とりあえず俺の方でも探しに向かおう。紫たちはここで何かあったときのために待機していてくれ」
紫「ええ……」
妖忌「良いですぞ」
恵生「じゃあ後でな」
恵生はそう言って飛んでいった。
恵生「………………」
恵生「何故だ……どうして………」
??「 」
恵生「おい、なんでだよ………」
??「 」
恵生「貴様ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」
恵生「…………………」
その日の空は今にも雨が降りそうな曇天だった。
山餅「はいごめんなさい神玉ファンの皆様ごめんなさいマジでごめんなさい」
長命「そこまで言わなくてもいいんじゃない」
山餅「いやもう私ビビリなんです。あとハートがかなり弱く、壊れ物注意って書いてあるものぐらいハートが弱いんです」
恵生「それよりもコラボの件」
山餅「ああ、そうでした前にも言いましたがゆくひめさんとコラボすることになりゆくひめさんの方で既にコラボ作品が上がっています。という訳でこちらの方にURLを貼っておきます」
http://ncode.syosetu.com/N7697CE/
山餅「これで行けない場合、東方存在歴と調べて見れば行けると思います。正直うちの子達がこっちにいる時よりイキイキしている気がします」
群雲「いや、死……「うらぁ!!」ヒデブッ!!」
長命「俺は「てやぁ!!」グヘッ!!」
山餅「あと更新ペースですが前書きに書いたとうり中間テストがあるので更新ペースが落ちるかもですどうかお許しください。(絶対とは言ってない)えーそれでは皆様次回もどうか見てください」