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東方金神龍  作者: 山餅
第四章 萃夢想〜strength〜
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51話 お年寄りには親切にしましょう

恵生「おい、なぜ遅れた」

山餅「お許し下さい。オフトゥンの魔力にかかったんです」

恵生「…………」

山餅「いや、嘘だよ嘘だからね。絵を書くのが楽しくなっちゃって」

恵生「絵?」

山餅「東方の絵を練習中なんですよ。オリキャラについては友達や自分で書いたりしてるんだけどね」

恵生「取り敢えず謝罪をしようか」

山餅「ごめんなさい!!次回はもっと早く上げられるよう努力しますので、それではどうぞ」

恵生「無理矢理締めやがった」

怜依「くっ………」


怜依の刀は先ほどの状態から動かない。謎の老人の刀に防がれたままである。


怜依(何故だ……?なぜ切れない!?)


??「おや、どうしたのかな?」


謎の老人は軽く怜依ごと刀を弾き飛ばす。飛ばされた怜依は足の裏で地面を引きずりながら後ろに下がる。


??「なにか合点がいかんようじゃのう……」


怜依「………何者だ?」


??「ふぉっふぉっふぉっ、ただの通りすがりでただの老いぼれじゃよ」


怜依「そんなわけあるまい」


??「そんなに気になるのかのぉ……そうじゃな……」


謎の老人の後ろから何かが現れる。怜依はそれを良く知っている。なぜなら先程まで戦っていた者と同じだったからである。


??「隠居した筈なのにあの人はいきなり呼び出して、それからここに行けと……まったく振り回されるこっちの身になって欲しいもんじゃ」


怜依「お前あいつと同じか………」


??「世話になったのう……その礼をしてやろうぞ」


老人の姿が怜依の視界から外れる。怜依は危険を感じ、刀を前に構える。その瞬間怜依はまたはじき飛ばされる。


怜依「ぐっ!」


??「やるのぉ、だがまだ準備運動みたいなもんじゃよ」


怜依(これ以上は………)


亜流「怜依さん、これ以上は怒られますよ!!」


怜依「わかっている!!」


怜依は刀を振るう。


??「む……」


老人は半身を逸らし、躱す。


??「なにを……」


亜流「すこし大人しくしといてください」


亜流は老人の懐に入りこみ、鳩尾に拳をねじ込む。老人は木々の方へ飛ばされる。


亜流「老人は大切にしたいっすが俺らにも事情があるっす。じゃ行くっすよ」


銀糸台「ま、待ちやがれ……」


銀糸台は傷口を押さえながら、亜流と怜依の前に立つ。


亜流「もう面倒っすね……怜依さん早くしてください」


怜依「ああ…」


怜依は空間を切り、そこにふたりは入っていく。亜流はその間に銀糸台に近づく。


亜流「取り敢えず寝ていて下せぇ」


銀糸台は後へ飛ばされ、木に体を打ちつける。傷口からは血が噴き出した。


銀糸台「ぐふっ……!」


銀糸台はその衝撃に意識を刈り取られそうになるがなんとか踏みとどまる。そして彼の視界には一人の少女が目に入る。


銀糸台「よ…妖夢!なにをしてやがる!!」


妖夢「…………」


銀糸台が切れ目のあった方に目を向けるがもうそこには何もなかった。


銀糸台「く、そ」


??「いたたた………老体にはこたえるわい………と、お主大丈夫か?」


銀糸台「ああ……」


活性「竜胞再成」


銀糸台はスペルを発動させ、自分の傷を回復させていく。


??「おお、便利じゃのう」


銀糸台「何回もできるものではないけどな」


??「さてと、あとは……」


老人は妖夢の方に向かって歩いていき、彼女の目の前で止まる。


??「妖夢」


妖夢「………!」


妖夢は声のした方へ顔を向けた。そこにはもう合えることがないと思った人物がいた。


妖夢「お…爺ちゃん」


銀糸台「え」


??「そう言えばお主には名乗ってなかったかのぅ。わしの名は魂魄妖忌じゃよ」


妖夢「お爺ちゃん……ごめんなさい、せっかく………」


妖忌「…………妖夢よ、お主はその程度か」


妖夢「………え?」


妖忌「お主ならまだやれた、ということじゃ」


妖夢「それはどういう………」


妖忌「それは自分で探すんじゃよ、誰かに教えてもらったってそれは意味をなさんからのぉ」


妖夢「………はい」


妖忌「それと楼観剣は恵生どのに直してもらおう。あの人なら直せるやもしれぬ。それと妖夢」


妖夢「はい!」


妖忌「彼に礼を言っておくんじゃぞ。庇ってくれたんじゃからのぉ」


妖夢「それは……!!」


妖夢は何かに気づいたようで銀糸台の方に向き直る。


妖夢「銀糸台さん!先程はすみませんでした!」


銀糸台「いや、これぐらい大丈夫だ。だからお前が気にする必要なない」


妖夢「…………」


妖夢は謝った時から頭を下げたまま動かない。


銀糸台「いや……もういいからな」


妖夢「………そ、それと」


銀糸台「?」


妖夢「ありがとうございました」


銀糸台「ん、ああ、だから早く顔を上げろよ」


妖忌「早く行こうぞ」


銀糸台「おう」


銀糸台は妖忌のあとを追いかけていく。


妖忌「妖夢も早く来るのじゃぞ〜」


妖夢「は、はい!」


妖夢は顔を起こすと、二人の後をついていく。


妖夢(な、なんで顔が熱いんでしょう………)







銀糸台「槍直ってねぇじゃん!!」

長命「刀もじゃない?」

山餅「知らんな」

銀糸台「おいっ!」

山餅「仕方ないね┐(´ー`)┌」

銀糸台「はーやーくー」

優斗「俺の出番もはーやーくー」

山餅「ヽ(°д° )ノうるせぇ!!」

長命「しかし妖忌だったか………」

山餅「チートに近いね多分」

長命「え?」

山餅「ええやんお爺ちゃんやで」

銀糸台「動きがジジイのそれではなかったのだが……」

山餅「それとさ、あともう少しで2万PV行きそうなのですが………」

3人「「「な、なんだってー!!」」」

山餅「まぁ二万いったらなんかやります。多分コラボになると思います」

長命「めでたいなぁ」

銀糸台「つかこの章の終わりが見えんのだが」

山餅Orz

長命「あ、力尽きた」

優斗「次回、どうなるかわからない!という訳で皆さん次回も見てくれよな☆ミ(ゞω・)」

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