48話 誰だって切れる時はあるさ
山餅「作者の山餅です。この間SAN値0って言われたとです乙(´_`。)」
長命「その………まぁ、どんまい」
山餅「僕負けないもん!というわけで本編どうぞ!!」
??「おいおい……どうなってんだよ」
あれから謎の人物は爆発が聞こえた方に行ってみたところ、店内から煙を出している二階建ての建物がある。
なぜこのようなことになったのか………少し時間を遡ってみることにしよう。
数十分前
長命「今日は客が少ないんじゃないか」
群雲「まぁ……昼前だしな」
長命「ほかの奴らは?」
群雲「上の階にいるんじゃないか?」
長命「なぜ疑問系……」
その時店の扉が開く音がした。
長命「いらっしゃいませ2名ですか?」
??「………ああ」
二人の男女だろうか?その二人は出口に近い席に座った。
そして少し時間が立ち、二人のうちの片方が注文を取るためにこちらを呼んだ。
??「すみません」
長命「ご注文ですか?」
??「えっーと……ラーメンと……お前は?」
??「………コーヒーでいい」
??「じゃあそれで」
二人の注文を聞き、長命は群雲へ注文を伝える。
長命「おーい群雲」
群雲「はいはいコーヒーの方はもう出来てるぞ」
カウンターには美味しそうに湯気を立てているコーヒーがでていた。
長命「仕事が早いな……」
群雲「ラーメンの方はもう少し掛かるだろう」
長命「つかコーヒーってもっと時間が掛かるもんだと思ってた」
群雲(じつは自分で飲もうとして作ってたとは言えないな)
そして長命はコーヒーを出しに行き、戻ってきたらラーメンの方も出来上がっていたのでそちらも持っていき、また二人は暇になっていた。
店内にはラーメンの啜る音が響いていた。
二人は唯一いる客の二人に目をやった。単純に暇だったからである。
男性というより男子と言った方がいいだろうか、ラーメンを食べている方は外の世界にあった学生服と言うものに近いものを着ており、上は白のYシャツ、黒のズボンと言った格好で、コーヒーを飲んでいる女の子は帽子で目元は見えないが、服はYシャツにベスト、それにスカートとタイツを履いていた。
長命「………あれ、外来人だよな」
群雲「だな」
長命「なんでこんなとこに」
群雲「悪かったなこんなとこで」
長命「いや……そういう意味でなく」
群雲「わかってる。なぜあんなに落ち着いているかだろう」
長命「……普通いきなり自分の知らない世界に来たらもっと慌てふためくと思うんだがなぁ」
なんて話しているとその二人の客はカウンターの方へ来た。
??「支払いはここでいいんですかね?」
男の方が話しかけてくる。
群雲「こっちでいいぞ」
??「じゃあお願い」
??「……………はい」
そう言って渡されたのは、なにか凸凹した丸いなにかだ。
長命「………これお金じゃ
ボーーーーーーン
先頭のシーンへ戻る
??「おいおい………どうなってんだ?」
??「へっ、ちょろいな」
??「…………いた」
??「お?ありゃ……「ゴラァァァァァァ!!!てぇめぇら!!!!」
中から着物を着て、包丁を持った人―群雲が出てきた。
群雲「人の店を爆発しやがって!!!」
??「ケケケ、騙される方が悪いんだよー」
群雲「ヤロォブッコロシテヤラァ!!」
長命「お、落ち着け」
チルノ「師匠が切れた………」
アリス「始めてみた」
長命「二人は店の火をなんとかしてくれ」
チルノ「はーい」
アリス「わかったわ」
長命「………あれはどうしようもないな」
群雲「コロス……コロス……コロス……コロス……コロス……コロス…」
??「つか、手榴弾くらって無事とはいやはやこの世界は規格外だな」
??「………ここはどうする?」
??「まぁ最初の手はず道理にしようか」
??「………わかった」
彼女の手には2丁の拳銃が握られていた。そしてその2丁を店の方へ向ける。
長命「うおおおい!!」
長命はその少女の前に出て、少女は引き金を引く。
バァンという音がその場に響く。
長命「……効かねぇよ」
??「………大知こいつ効かないんだけど」
大知と呼ばれた少年は群雲の包丁をよけていた。
大知「今忙しいから自分でなんとかしてくれ!」
??「…………わかった」
少女は拳銃の銃口を逆の方へ向ける。そして長命を殴りつける、と同時に引き金を引く。
長命「ぐふっ……」
その衝撃をまともに受ける。
長命「痛いじゃねぇか」
??「…………こんな戦い方しない」
長命(くそっ……これ以上町中で戦えんぞ)
ここは人里なのだ。これ以上戦うと周りに被害が出るかもしれない。
長命(………よし!)「群雲!!」
群雲「あぁん?」
長命「こいつらを人里の外へ出せ!!」
群雲「仕方ねぇな!!」
細切「千六本」
群雲の斬撃は大知と呼ばれた男に向かって行った。
しかし
大知「ふふっ……」
その斬撃は大きく曲がり群雲の方へ戻ってくる。
群雲「まじかっ!!」
長命「群雲よけんなよ!」
群雲「しゃあねぇ!!」
細切「千六本」
自分の斬撃を自分の攻撃で打ち消す。
群雲「なんだよ……あいつら」
??「………油断大敵」
群雲「しまっ
銃声が響く。だが群雲は撃たれてはいなかった。
群雲「………なにこれ?」
地面には黒い棒のようなものが刺さっていた。
??「にゃははは!!」
あたりに謎の声が響く。その声の元を探すと仙郷亭の
火の回っていない屋根の上に人が居た。
??「俺参じょu………「人の店の屋根に乗ってんじゃねぇよ!!」…ぷげら!!」
群雲は謎の人物に向かっておたまを投げ、その人物に当たる。そしてその人は地面に落ちる。
??「ぐへっ………いったいなーもう」
群雲「知るか!!」
長命「つか、何者だお前?」
??「正義の味方さ」
群雲「………」
??「やめて、包丁を真顔でコッテに向けないで!」
群雲「………で、なにもんだ、おめぇ」
??「黒石 優斗ただの通行人さ」
優斗「おまっ俺の登場シーンを!!」
群雲「うるせぇ!こっちはな店を炎上された上、敵に襲われてんだぞ!!」
長命「………助けて」
山餅「やだ」
長命(((´・ω・`))) ショ
山餅「はーい次回予告」
優斗「俺が敵をバッタバッタとなぎ払う!」
長命「そういやあの二人どこかに行ったみたいだが」
優斗Σ(∵)なにぃ
群雲(´・∀・`)ザマァ
優斗「…………」
群雲「…………」
長命「また喧嘩を始めやがった………」
山餅「喧嘩するほどなんとやらといいますからね」
長命「それでは次回をお楽しみに」
群雲「うおおおお!!」
優斗「うおおおお!!」
山餅 (まだやってんのかよ……)