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東方金神龍  作者: 山餅
第四章 萃夢想〜strength〜
46/74

46話 初対面だと意外と話が出来たりする

作者の山餅です。更新が不定期なのは御愛嬌です。

……はい、ごめんなさい

今回だけで新登場のオリキャラが三人も出ます。

まぁ、一人は名前が出ないんですけどね

それではどうぞ!!

恵生「はーお茶がうまい」


恵生と銀糸台達が戦った次の日、恵生は日向でお茶を飲んでいた。


恵生「平和だな〜」


銀糸台「平和を満喫してんじゃねぇよ」


銀糸台が奥の襖を開けて出てきた。


恵生「いいじゃないか減るもんじゃなし………」


銀糸台「…………」


恵生「はぁ………しいては事を仕損じる。急がば回れ。二兎追うものは一途も得ず。何事も急いでやったっていい結果は残らないんだから」


銀糸台「そうか………」


恵生「こんな日は何もせず、こうやってのんびりするだけってのもいいじゃないか」


銀糸台「いや……俺はいい」


そう言って銀糸台は襖の奥へ戻っていってしまった。


恵生「まったく………何を焦っているんだか」


その時神社の鳥居の方から人の声が聞こえた。


??「こんなとこ探さなくてもいいんじゃないっすか?こんなとこ来ませんって」


??「わからないだろう。ここがどういう世界かも知らなければならないのだから。そういう意味では無駄足にはならない」


??「は〜、まったく真面目なんすから」


??「お前が不真面目なだけだろう」


??「それもそうっすね」


恵生「………はぁ……」


??「おーい、そこの人!」


恵生「ん?なんだい?」


??「ここのことについて教えてくれないっすか?どうも良くわからなくて」


恵生「いいけど………あんたら名前は?ちなみに俺の名前は創刻 恵生だ」


??「あ、失礼したっす。俺の名前は水押みおし亜流ありゅうって言うっす」


??「僕は切羽きりは怜衣れいだ」


亜流「怜衣ty……さん、ぶっきらぼうすぎっすよ。もっと柔らかく行きましょう。硬いのはあいつだけで十分っす」


怜衣「いいだろうこれぐらい」


亜流「すみませんこの子こんな性格なんですよ〜」


恵生「あらあら、奥さんも大変ね〜」


亜流「わかってくれます〜?」


恵生「うちも似たようなもんですよ〜ほんと」


亜流「あんたノリいいっすね」


恵生「…だろ…?」


亜流「あんた気に入ったっす!」


怜衣「…………」


恵生「で?ここに何用で?」


怜衣「こいつを探している。見てはいないか?」


怜衣は写真を見せてくる。そこには茶色い髪で前髪で目が隠れている少年だった。


恵生「ん〜知らないなぁ」


怜衣「隠すとためにならないぞ」


怜衣は腰にさしていた刀を抜いた。


亜流「ちょちょちょ、怜衣さん!いきなり刃物で脅さないで下さいよ!!」


恵生「いや、ほんとに知らないんだって」


怜衣「………そうか。ならいい」


そういい、怜衣は刀を収める。


恵生「………で、脅して何もなしかい」


怜衣「………?」


亜流「あ、ごめんなさいっす」


恵生「いいんだけどさ………」


亜流「後ここのことについて教えて欲しいっす」


恵生「ここは幻想郷だ。と言ってもわからないだろう」


亜流「聞いたことないっすね」


恵生「外と隔離された世界と言ったら分かり易いだろう」


亜流「へーそうなんすか」


恵生「元の世界に返すこともできるがどうする?」


亜流「今はいいっす」


恵生「ま、ここで会ったのも何かの縁だ。困ったらここへきな」


そう言って恵生は手を差し出す。


亜流「どうもありがとうっす」


亜流はその手を握る。


恵生「怜衣さんもどうぞ宜しく」


恵生は同じく手を差し出す。


怜衣「そんな…「怜衣さん〜」……わかったよ」


怜衣はおなじように恵生の手を握り返した。


恵生「………さて、じゃあ俺からも質問があるんだが………」


亜流「何っすか?」


恵生「なんでそいつを探しているんだ?」


亜流「……ここに来る途中はぐれてしまったんすよ」


恵生「嘘はいけないね」


その言葉を聞いた二人は体をこわばらせる。


恵生「探しているってのは間違いじゃないが、対象は殺すため。お前たちの仲間ではないか、裏切り者ってところか」


怜衣「お前!!どこまで知っている!!」


恵生「………さあ?どこまででしょう。当ててみてください」


怜衣「こいつ………!」


亜流「怜衣さん落ち着いてください。あんたどうしてわかったんすか?」


恵生「んー?感かな」


亜流「あんたも嘘はいけないっす」


その時二人の間にスキマが開いた。中からは藍が出てきた。


藍「恵生様、侵入者です!!」


恵生「知ってるそして目の前にいる」


藍「お前たち!!」


亜流「怜衣さん逃げるっすよ」


怜衣「しかし………」


亜流「はやく!!」


怜衣「……仕方ない。わかった」


その謎の二人組は、玉のようなものを手にもつと、地面に叩きつける。

地面に叩きつけた玉から煙が出てくる。


藍「くっ……目くらましか!」


煙が晴れるとそこには誰もいなかった。


藍「すみません……逃がしてしまいました」


恵生「いや、構わない。どこにいるかも分かってるし」


藍「え?どういうことですか?」


恵生「手に触れたとき、少しばかし記憶をコピーしてね。奴らが移動していなければ場所がわかる。まぁ霊力をたどってもいいんだがな。とりあえずそこに行こう。なにか証拠があるかもしれない」


藍「その場所とはどこですか?」


恵生「それは………」


恵生はナイフを創り出し近くの茂みへ投げた。


??「うわ!危なっ!!」


恵生「さっきからいただろ。お前かあいつらが探していたのって」


??「にゃはは、バレちゃあしょうがないね」


恵生「んで?どうする?」


??「そりゃもちろん……」


恵生「………」


??「逃げるんだよ〜!」


恵生「誰が逃がすか」


??「ほぎゃ!!」


謎の人物は、看えない壁のようなものに当たり、顔を抑えながら悶絶していた。


??「ギャアァァァ俺ちゃんの顔が〜〜!」


恵生「ほらこっち来ようか」


??「やめて!いやらしい事するんでしょ!!エロ同人みたいに!!」


恵生「…………」


??「今だ!」


その謎の人物は元の茂みの方へ逃げてしまった。


恵生「藍、紫は来てないのか?」


藍「あ……寝れてなかったから寝なおすそうです」


恵生「………まずは紫を起こしてこよう」


藍「彼はいいのですか?」


恵生「奴らの仲間じゃないからいい」


藍と恵生はスキマに入っていく。その間藍には疑問に思うことがあった。


藍(今日の恵生様は……なにかおかしい。それがなにかはわからないが)













??「はぁ…はぁ、冗談はよして欲しいわ〜」


あいつがあの団子屋の娘が言っていた神だね……話なんてあてになんないね。

………ま、あの神をあの良く分からない奴らにぶつけりゃいいか。


??「よし!じゃあのんびりすっかな〜〜」


彼は空を歩き、頭の上のアホ毛を揺らしながら、人里の方へ歩いていく。


??「美味しそうなのかー」

??「名前が出ないのは俺かよ!!」

山餅「だって出すタイミングじゃないかと」

??「そして最後死亡フr「それ以上はいけない」

山餅「いや、この章オリキャララッシュが始まるんで作者自身もゲシュタルト崩壊を起こしかけているんですよ」

恵生「ああ、そう」

山餅「………なんか機嫌悪いっすね」

恵生「別に……」


山餅「それでは次回も見てくださいね」

??「次回こそは名前が出るといいなー」



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