36話 鳥料理って何が一番美味しいのだろうか?
山餅「最近更新速度を頑張って戻そうとしている山餅でございます」
レミリア「ここでの出番すら減ってるレミリアよ」
橙「ここでははじめまして橙です」
群雲「ここの面子と余り絡みがない群雲だ」
山餅「今回は宴会です!タイトルへのツッコミは無しでお願いします。読んでいったらわかるので、それではどうぞお楽しみください」
恵生「………ふむ、こんなものかな?」
恵生は顎にてを当てながら、目の前の物を見て言った。そして恵生はそれに何かを入れた。
恵生「よし!あとは微調整だな」
所変わって白玉楼では………
長命「…………は?」
幽々子「…………うふふ」
ど、どういうことだ?なんだこれ?え?なんで幽々子が俺の上で馬乗りになっているんだ?
そうかこれは夢だ。よく考えてみたら初めからおかしいと思ったんだよ。
幽々子「どうしたのかしら?」ぺしぺし
あれ?頬を叩かれている感触がある?ということは現実?
長命「……な、何してるんだ?」
幽々子「んー?」
幽々子は顎に人差し指を当てて考えるような仕草をしたあとに顔を近づけた。その距離は鼻と鼻が当たりそうな程までに。
幽々子「気になったのよ」
長命「な、ななな……」
幽々子「貴方のこと」
長命「お、おお俺のな、ななな何が」
幽々子「なんでしょうね?」
幽々子は一呼吸おき、続けた。
幽々子「あなたといるとここがあったかくなるの」
胸の所をおさえながらこう言った。そして長命の目には幽々子が頬を赤らめているように見えた。
幽々子「こんな気持ちになったのは初めてなの」
長命「幽々子……」
長命は起き上がって幽々子に抱きつく。
幽々子「きゃっ……ちょっと……」
長命「………いやか?」
幽々子「………嫌じゃ……ないわ」
長命「……そうか」
その裏では
妖夢「んー、んー!」
恵生「しー、しー、静かにしろ今いいところなんだから」
先程妖夢が二人のいる部屋に入ろうとしていたので恵生が妖夢の口を手で塞いで止めたのだ。
妖夢「んー、んー、んー!?(中で何があっているのですか!?」)
恵生「別になにもねぇよ。お前は群雲達を手伝ってこい」
妖夢「んー、んー、んー、(それなら手を離してくださいよー)」
恵生「あ、すまん」
妖夢「ぷはっ、もうそれでは幽々子様を呼んできてくださいよ」
恵生「ああ、分かったよ」
そう言って妖夢は去って行った。
恵生「………まだねずみがいるようだな」
?「ふっふっふっ、なにやらスクープの匂いがしたかと思えばこんなシーンに出会えるとは……」
恵生「おーい」
?「さぁ!もっと濃厚なシーンを!」
恵生「おーい射命丸さーん」
文「くっ!抱きついているだけじゃ……」
ガチャ
恵生「おい聞け」
文「あやややや、こ、これは恵生さんではないですか奇遇ですね〜そしてその拳銃をおろしてください!!」
恵生「いろいろ聞きたいことがあるが取り敢えず…………」
文「………」ゴクリ
恵生「焼き鳥と唐揚げどっちがいい?」ニッコリ
文「ごめんなさい勘弁してくださいなんでもしますから」
恵生「なんでもするっていったな?」
文「は、はい!」
恵生「じゃあその写真を置いて帰りなさい」
文「わかりました。それでは失礼します!!」
文はものすごいスピードで恵生の前から去って行った。
恵生「全く………」
恵生は文のカメラを手に取ってみるとフィルムが抜かれていた。
恵生「…………そおい!」
恵生は地面にカメラを投げつけた。ガンッと言う音を立ててカメラは壊れた。
恵生「あいつ………どうなっても知らんぞ」
にしてもあの二人に声をかけるの………ハードじゃないか?
恵生「………どうしよう」
部屋の前まで来たのはいいんだが、どういうふうに入ろうか………普通でいいか
恵生「おーい二人とも入るぞ」
襖を開けると慌てたように二人は反対をむいて一生懸命何かを誤魔化そうとしていた
長命「あーもう夕日がさしてきてるなー」
幽々子「掛け軸が傾いてるわー」
恵生(……何してんのこの二人)
恵生はあえて二人のしていたことに触れないようにして本来の用件を伝えることにした。
恵生「………今から宴会だから準備しろよ」
長命「どこでするんだ?」
恵生「博麗神社」
幽々子「わかったわ」
恵生「あ、それと長命ちょっと……」
長命「なんだ?」
恵生は長命に耳打ちをしながら文のことを伝えた。
恵生「正直すまんかった」
長命「…………」
恵生「…………」
長命「すまない用事を思い出したから先に行ってくれ」
恵生「あんまり遅くなんなよ」
長命「ああ」
そう言い長命は飛んで行った。そのスピードはあの犯人に劣らないスピードだった。
恵生「文……ご愁傷様」
その後博麗神社では………
長命「群雲ー」
群雲「なんだ?」
長命「これ焼き鳥にしてくれー」
文「やめてください!写真は渡したじゃないですか!!群雲さんも包丁をしまってください!!」
群雲「天狗って食えるのかちょっと興味が……」
文「あやややや!勘弁マジ勘弁!!」
群雲「銀糸台〜炎だしてくんねぇ?」
銀糸台「いいぞ」
文「なんで結託してるんですか!?関係ないじゃないですか!?」
銀糸台「nantonaku?」
文「やめてくださいってば〜!」
銀糸台「いいや!やめない!」
炎吹「フレイムブレス」 (中火)
文「きゃぁぁぁぁ……」
恵生「なんか聞こえた気がしたが………」
恵生が調理場の近くまで行くとにか話し声が聞こえた。
群雲「これは焼きすぎだぞ」
銀糸台「大丈夫だ問題ない」
長命「うんうん」
文「私は………まだ………死なんぞ……」
恵生「………ただ調理してるだけだな」
それか宴会は始まった。プリズムリバー三姉妹の演奏があったり、他の皆がどんちゃん騒ぎをしている中で戦っている者たちがいた。
藍「皿があきました!」
群雲「くそっ!速すぎる!!」
妖夢「こちら切り終わりました!」
咲夜「こちらの料理できました!」
群雲「こちらももうすぐだ!!」
藍「運んでおきます。橙もお願い」
橙「わかりました藍しゃま!」
なぜこんなことになっているかというと………
幽々子「ん〜♪美味しいわー」
幽々子の食べる速度が尋常ではないのだ。
恵生「ほんとどこに入ってるんだか………」
長命「だよな………」
恵生「ん?……」
長命「どうした?」
恵生「いや……なんでもない」
夜も更けていき、皆も疲れて寝てしまったものや、まだ飲んでいるものがいた。
恵生「ちょいちょい皆ちょっと話があるんだが……」
紫「どうしたのかしら?」
長命「なんだよ、話って?」
恵生「いや実はさ………」
山餅「射命丸ファンの皆様申し訳ありませんでした」
群雲「あのあとちゃんと野に返したので心配はないぞ」
橙「そういえば恵生しゃまが何か黒いものを持って妖怪の山まで行ってましたね」
レミリア「宴会で『………もうやだ……天魔に見つかってしまった……また付きまとわれる……』とかいってたわね彼」
山餅「さて次回は、恵生から語られる笑撃の事実(←誤字ではないです)そして知られざる西行妖の封印の秘話が次回語られる(かもしれない)それではまた次回会いましょう」