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東方金神龍  作者: 山餅
第三章 妖々夢~recollect~
34/74

34話 精神の美 優美な………

山餅「1ヶ月も遅れてしまい申し訳ありませぬ!」

恵生「よし死ぬか?」

山餅「d(>∇<;)ゆるちて♪」

恵生「読者に代わって」

(♯゜Д゜)=◯)゜Д゜)グハッ!!

山餅「だ、だって受験まだ終わってないんだもん」

レミリア「言い訳してんじゃ………」

山餅「へ?」

レミリア「ないわよ!!」


神槍「スピア・ザ・グングニル」


山餅「イ゛ェア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァァァ」ピチューン


恵生「………皆様今回も楽しんでくれるとありがたいです」

月光に照らされた桜と蝶は美しいものである。

……だがこの状況でそんなことを言えたものではない。

なにせこちらを襲ってきているのだから。


恵生は蝶の弾幕をよけながら、次の手を打とうとしていた。


恵生「全く最悪だわ……」


長命と幽々子は俺の扉を使い避難させた。そしてこれからが本番であり、ほかの皆には………ほかの役目をしてもらっている。

ほかの皆には大変危険なのだ。何故なら西行妖の力は死に誘う能力。不死でもなければそこにいるだけでも危険である。

俺は吸収する能力を使い、死に誘う能力を無効化しているので問題はない。

ほかの皆には俺が渡したお守りに俺の力を込めているので少しの間なら大丈夫だろう。

さて、この状況で西行妖を止めるには早々に春度を奪えば良いのだが………その前にしなければならないことがある。


恵生は黒い弾を一発だし、西行妖は蝶の弾幕を放ち恵生の弾幕を打ち消た。

西行妖は弾幕を容赦無く撃ってくる。


……ふむ、弾幕の威力も高いみたいだな。

しかし、この弾幕のスピードでは飛行は出来んな…


恵生は地上で弾幕をよけている。ただ単に、飛行したときの速さより地上を移動する速度のほうが速いからである。

翼があれば良いのだが恵生は翼を創り出すことが出来ない。

したくともできないのである。

その理由は…………


「反魂蝶―参分咲―」


西行妖は更に弾幕を増やす。蝶はまるで光に集まるように恵生に迫っていく。


恵生「これぐらい……!」


いつの間にか恵生の両足に植物━━西行妖の根が絡まっているのだ。


よけれない………ならば!


創拳「轟天波撃」


恵生は右手を握り拳を作る。その拳を前に突き出して、そこから空気に大きな波を創り出し、その場の空気を激しく揺らす。

その波は迫ってきていた蝶の弾幕を全て消しさっていた。


恵生「足の根も切り取っておくか」


恵生は刀を創って根を切り取った。


さて、これで終わりではないよな………


「反魂蝶―伍分咲―」


西行妖の花が半分ほど蕾から花へ姿を変えていた。


後もう少し……か。


恵生「もう少しだけ我慢してくれよ……」


西行妖の枝や根が恵生に向かって伸びていく。弾幕の量はもっと増えている。

恵生は先ほどの創った刀を使い枝や根を弾く。弾幕は恵生の弾幕で相殺していく。


恵生「まだなのか……」


西行妖よ……


「反魂蝶―八分咲―」


西行妖の花が満開に近づいてゆく。


ここだ、このタイミングだ!


恵生は一気に西行妖の根元まで踏み込み、手を当てる。


西行妖の中にある魂を吸収する。この魂は”桜”としての西行妖の魂。いや、妖怪桜となった時二つの魂ができてしまっていたのだ。


片方は死にさそう悪魔の様な魂


片方は少女の様に心優しい魂


だが片方の魂が消えかかっていた。そのことに気がついたのはここに久しぶりに来た時である。


俺は幽々子に黙って春度を吸収しようとしていたのだが、その時に聞こえてしまったのだ。

助けを呼ぶ声が。


だから満開に近づき、封印が弱まるこのタイミングを狙っていたのだ。


だがここからが本番と言った方が良いだろう。なぜならば片方の凶暴な魂だけだから。こちらを殺しに来るだろう。


………俺は死なないけどな


西行妖は恵生へ根を伸ばし、素早く突き刺す。

が恵生は上へ飛び、躱す。

そこへ蝶の弾幕が飛んでくる。

恵生は扉を使い、蝶の弾幕を後ろへ飛ばす。


隙がない戦いに変わった……くそ、少しだけでいいから隙を作らなければ………


恵生の考えに反するかの如く、西行妖は攻撃を続ける。


その時、恵生の顔に笑みが浮かぶ。


恵生の後ろから、レーザーやお札、ナイフの弾幕が飛んできて、西行妖の弾幕を相殺する。


………狙ってやがったな、あいつら。まぁ助かったからいいのだが。


恵生「さて、これで終わりにしてやる」


今の封印に上書きする!


常盤「未来永永結界―零―」


恵生は西行妖の周りに結界を貼る。


禁符「キープアウト」


結界の周りに透明な帯状の何かが巻かれていき、そしてそのあとには静かになった西行妖と恵生だけが残っていた。


恵生「………ふっー、疲れた」


恵生が溜め息をつき、肩の力を抜く。


この魂どうしようか……………


恵生の手の中には西行妖から取り出した魂の片方があった。だが恵生がかけた封印で西行妖に戻すことは出来なくなっていた。


………そうだ、この手があった。ま、こちらは後にしよう。それより今は………


『おーい、恵生!!』


仲間の元へ向かうとしよう。













皆さんは知っていますか?桜の花言葉を。

種類によって様々ありますが………

ここは白玉楼の一室

そこで寝ているのは1人のために戦った妖怪

片方はただ自分の願いを叶えようとした亡霊

二人が寝ている部屋に桜の花びらが1枚おちる。


桜の花言葉、それは………


山餅「復活!!」テーテッテレー

レミリア「粉々にした筈なのに……」

山餅「まぁそんなことは良いのだよ。重要なことじゃない」

銀糸台「おい、出番」

村雲「なかったぞ」

山餅「………えー、コホン。桜の花言葉については各々調べてみると面白いかもしれません」

レミリア「結局花言葉はなんだったのよ」

山餅「自分で調べてください。ヒントは最後のシーンです。(ま、答えはがっつりあそこに書いてあるんですけど………)」

レミリア「無責任」

山餅「最後にこんな小説ですが何故か9000PVもいっていたんです。皆様本当にありがとうございます」

恵生「粉バナナ!!」

山餅「おい、そこ黙ろうか。なのでキリよく一万PVいったら番外編をするかもしれませぬ」

長命「受験は?」

山餅「25日までだ……それまでの間だけでいいんだ…………という訳で安定してあげられるのは三月ぐらいからになりますのでそこは申し訳ありません」

山餅「それでは皆様また次回も見てください」


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