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東方金神龍  作者: 山餅
第三章 妖々夢~recollect~
27/74

27話 刀と包丁

山餅「最近眠気によく襲われる作者で~す」

レミリア「なぜ前回あの二人だったのかと思うレミリアよ」

パチュリー「パチュリーよ」

山餅「パチュリーさんよくいらっしゃいましたね」

パチュリー「レミィに無理矢理連れてこられたのよ」

山餅「さいですか……」

レミリア「いいじゃない。たまには外にでないと」

山餅(;¬_¬)

レミリア「な、何よ」

山餅「それでは今回もお楽しみください」

レミリア「無視するなー!」

群雲「……ここどこだよ」


群雲は恵生のスペルが発動し、光がやむと見たことのない場所にいた。

周りは夜になっており、明かりは頭の上の月だけである。


群雲「全く…なにがしたいんだろうな」


恵生が自分達を止めたいならそれこそ恵生自身が相手をすればいい、妨害が目的なら霊夢達を初めから行かせなければ良かっただろう。


群雲「あいつの考えは分からねぇな」


群雲が歩きながら考えていると、膝丈ぐらいの草が生い茂っている草原についた。


群雲「にしても、どうしたら出られるんだろうな」

??「私に勝つと出ることができますよ」


群雲が声の方を向くと、先程恵生の隣にいた少女が

こちらを見ていた。


群雲「あんたは?」

??「普通自分から名乗るのでは?」

群雲「そうだな。俺の名は仙道群雲だ」

??「私は先程いた白玉楼で剣術指南役兼庭師をしている魂魄こんぱく 妖夢ようむともうします」

群雲「さっきの話は本当か?」

妖夢「ええ、本当ですよ」

群雲「ならば戦ってもらおうか」


群雲は包丁を取り出し、そう言った。


妖夢「いいでしょう。相手になります」


妖夢は2本の刀を鞘から抜き、構えた。


群雲「いくぞ!!」

妖夢「いきます!」


金属と金属が擦れる音がその場に響き、収まり、また響く。

群雲は妖夢の刀を受け止め、妖夢は反対の手で持ったもう一本の刀で群雲を切りつけようとし、群雲はそれを躱す。


群雲(不利だな……これは)


刀と包丁では、刃の届く距離に差がある。なので相手のほうが長いので早く相手に刃がとどく。

しかも片方の刀は刀身が短く、刀身が長いほうの刀の切れない範囲をその刀身が短い刀が補っている。

つまり、群雲は包丁だけでは自身の攻撃を当てるのはかなり難しいのだ。


群雲(さて、どうするかな)

妖夢「そんなものですか?」

群雲「ふっ、ならこれはどうだ?」


群雲は包丁を振りかぶった。しかしどう考えてもその場所からは包丁の刃が届かない場所からだ。


妖夢「なにを………!」


妖夢は反射的に長いほうの刀━━━楼観剣ろうかんけんを横にした。そして次の瞬間届くはずのない包丁の刃を受け止めていた。


群雲「受け止められたか」


群雲は自身の能力で、包丁の長さを少し先に見える木の長さと平等にしたのだ。

なので包丁の長さが木と同じになり、妖夢に届いたのだ。


妖夢「あなたの能力ですか?」

群雲「そんなところだ」


群雲は包丁の長さを元に戻しながら妖夢の質問に答えた。


妖夢(このままでは危険ですね。なら……)


幽鬼剣「妖童餓鬼の断食」


妖夢は刀身の短い刀━━━白楼剣はくろうけんを鞘にしまい、楼観剣を両手で持ち直し、群雲に向かって切り付けようとした。

群雲はそれをよけるが、その剣の軌跡から弾幕が放たれた。


群雲「ぐっ!」


群雲はその弾幕は躱すことはできず、被弾してしまった。


群雲「くそっ!」

妖夢「そこです!!」


獄神剣「業風神閃斬」


大きな弾幕と撃った後、密度の高い小さな弾幕が放たれた。


群雲「やられてばかりじゃねぇぞ!」


刃雨「微塵切り」


群雲の衝撃波が妖夢の作り出した弾幕を消していき、妖夢に向かっていった。

妖夢はよけることなくその衝撃波を叩き切ってしまった。


群雲「何っ!」

妖夢「これで止めです!」


六道剣「一念無量劫」


妖夢がまた切り付けてきた。その軌跡が八芒星を描き、そこからまた弾幕が放たれた。


群雲「これくらい………」

妖夢「そこっ!」


甲高い音がその場に響き、何かが飛んでいき、落ちていった。

それは群雲の包丁の刃先だった。


群雲「!!」

妖夢「まだスペルは終わってないですよ!」


弾幕は群雲に向かって飛んでいき、砂煙をあげた。


群雲「…………」


群雲は弾幕に当たり、いたるところから血を流し、地面に滴り落ちた。


妖夢「私の勝ちです」

群雲「それは……どうかな」

妖夢「今のあなたに何が出来るんですか?」

群雲「こうするんだよ!!」


群雲は自分の周りの草を包丁で刈り取り、空中に投げ、その草は風によって巻き上げられた。


妖夢「一体何を………」

群雲「……くらえ」


風によって巻き上げられた草が落てきた。

だが落ちてくるスピードがおかしかった。


妖夢「まさか!!」

群雲「俺の能力だ」


群雲の能力で包丁と草の硬さ、重さを平等にし、まるで刃物が降り注いでいるようだった。

群雲は中華鍋でガードし、草が降り注いだあとを見ると妖夢が血を流し、息を切らせながらしっかりと立っていた。


妖夢「はぁ…はぁ…」

群雲「今のでやられないのか?」

妖夢「わたしも……負けるわけにはいかない!」


人符「現世斬」


群雲「こちらもだ!」


仙符「紫電一閃」


2人がスペルを発動したあと互の攻撃が打ち消し合った。


妖夢「はぁ……はぁ……ま、けです…ね」

群雲「いや……引き分け……だ」


2人は同時に意識を手放した。














白玉楼の門の所では━━


恵生「あーあ引き分けか~」

咲夜「何がですか?」

恵生「群雲だよ、群雲。迎えにいかなきゃなぁ~」

魔理沙「私の時みたいに戻って来れないのか?」

恵生「気絶してるから連れてこないと行けないんだよ」

魔理沙「なるほどな~」



~少女&神回収中~



恵生「まさかここまで酷いとはな」


恵生があらかた治療をしてしまい、今は恵生が創り出したマットのようなものに寝かせている。


恵生「……まだ増えそうだな」


そう言って同じものを何個か作っていた。









山餅「読者の皆様お疲れ様でした」

レミリア「今回はあの庭師と料理人だったわね」

山餅「いやぁ全くおもしろないですわ」

レミリア「誰っ!?」

山餅「あ、次回から前書き、後書きに出して欲しいキャラを募集します。条件としてはこの小説に出てきたキャラだけでおねがいします」

レミリア「え?」

山餅「期限は特にきめてなく、感想のコメント返しの所で~話の募集はここまでとします。と書いておきます」

パチュリー「誰も書かなかった場合はどうするの?」

山餅「作者の独断と偏見で決めます」

レミリア「更新不定期なのにこんなことするの?」

山餅「土日祝日はそれぞれ1回ずつは更新するようにして、平日は出来るときにする、という流れでしておりました」

レミリア「結局変える気はあるの?」

山餅「ないっす!」

レミリア(#^ω^)

山餅「こんな惨めで読者に全く優しくない小説を書く惨めな私めにどうかお力をお分けください。普通の感想もお待ちしております!」

レミリア「貴方達!私に投票しなさい!!」

山餅「ちなみに1人3票までです。それではまた次回!!」

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