神様は暇を潰し始めた
神様の回は基本短いです
Side:主神様
「何か5人ともスゴイ事になってるなぁ~。それにしても美少女2人の絡みシーン、ゴチですっ!」
「ダルさん、気持ち悪いです。他に言いようが無い程に」
お~お~、スゲー効果だな~。
「お父様、あの5人に何かしたんじゃないですか。あまりにも不自然です。それにあの服装…死んだ時そのままじゃないではないですか」
流石我が娘…勘が鋭い。
「あいつら全員に<堕ちた者>ってスキルを付けたんだよ。服装は前の勇者がスーツやジーンズを持ち込んで普及させたから問題ねぇしな」
「えぇっ、主神様、それは幾らなんでも楽し過ぎだお」
「2人で納得していないで教えて頂きたいのですが」
「あぁ、フリッグはこの世界、バーティアの事は知らねぇんだったな。スキルの説明はそのうち誰かがやるだろうからしねぇぞ。服文化は中世と昭和が混じってる文化だな。
でだ。<堕ちた者>ってのは世界全体には関係ねぇトラブルやらイベントやらに強制的に遭遇する効果があんだよ。
だからあの5人は今後もトラブルに遭遇し続ける。旅先では必ず事件が起きるし、留まっててもイベントが舞込んで来る。観賞するには最高の玩具だと思わねぇか?」
「僕が作った中二世界がこんなに面白くなるとは思わなかったお。流石主神様!面白さのためならルールをスルー!そこに痺れる憧れるぅっ!」
「はぁ~、最後の人を丈夫にしたのは正解でしたね…」
くくく…さぁ人間ども、俺を楽しませるために最高の喜劇を演じるんだなっ!
短過ぎるようなら方法変えてみます