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新説三国志演義 シーズン1 黄巾の乱編  作者: 青端佐久彦
第一集
6/181

五幕 散歩



 (ちっくしょう、やられた)

 (しゅう)()が不機嫌に思いながら馬に揺られる。

 ある日、突然孫(そん)(さく)から散歩の誘いがあった。

 二人きりで行きたいところがあるというのだ。それに付き合ってほしいと言われた。

 突然のデートの誘いに、何故か上機嫌になってしまい、どこに行くのかとワクワクしてしまった。

 自分でも理解できない高揚感に翻弄され、何かがおかしいと気づいたのは孫策が口笛を吹きながら野営の支度をしている段になってからのことだ。

 一瞬、駆け落ちかと思った。

 しかし、どうやら違うらしいと悟ったのは、(せい)(しゅう)に入ってからだった。

 いやな予感が止まらない。

 「ねえ、(はく)()。そろそろ教えてよ。どこ行くの?」

 家を出て三日。周瑜の、聞くのが怖くて先延ばしにしてきた質問に対して、孫策は何でもないかのように、

 「(こう)(きん)の薬剤拠点。青州の海沿いかね。とりあえず、端っこの(とう)(らい)(ぐん)まで行ってから海岸線を南下するかー」

 と暢気に言った。



 「(さい)の目が出た。(たい)。お前、とりあえず、虎の息子を殺ってこい」


 年若い、十にも満たない少女が歩く。

 その目には剣呑な光が灯っていた。

 彼女の主は、遙々(ゆう)(しゅう)までやって来た(じょ)(しゅう)()()(こく)()()(けん)(けん)(じょう)(そん)(けん)の存在を危ぶんでいた。

 県丞とは、県を治める県令の補佐を務める職だ。公文書の検閲と穀倉の管理、裁判の結果を取り仕切るのが主な職務だ。

 そんな孫堅がわざわざ自分の任地を放ってまで行った遠征。それは、(あるじ)にとって良くない情報を孫堅が知る機会を得てしまった、ということに他ならない。実際はどうだか知らないが、可能性があるのなら、余計な真似をしないよう、忠告をする必要があった。

 その忠告として、孫堅の息子は殺されるのだ。

 好奇心は猫をも殺す。

 それは仕方のないことだった。



 (さて、と。もう良いかな?)

 東萊郡に入る前に、孫策にはやるべき事があった。

 あまり先送りにしておいて、偵察を邪魔されてはかなわない。

 「出て来いよ。今はチャンスだぜ」

 自分を一週間前から着け狙う、暗殺者との邂逅である。

 隣で周瑜が怪訝な顔をし、次いでギョッとした。

 暗がりから少女が歩み出てきたからだ。

 「誰の手の者だ」

 「………」

 孫策の問い掛けを黙殺する少女。

 「ちょっと―――」

 尚も情報を引き出そうとする周瑜を孫策は右手で突き飛ばした。

 周瑜の立っていた地面が爆散する。

 「下がってろ、ユー」

 周瑜を突き飛ばした直後に飛来した少女の踵をすんでのところで躱しながら、孫策はニヤリと笑った。

 「こっからは、バトルパートだ」

 そして、両者の激突が始まった。



 一撃目、足払い。

 二撃目、掌底。

 三撃目、金的。

 四撃目、目潰し。

 少女の怒涛の攻撃を孫策は躱す。

 どれもギリギリだ。

 少女の攻撃は全てが速く、的確。

 孫策は防戦一方となった。

 苦し紛れの一撃を振るえば、即座に隙を突かれると感じる。

 その感覚が、孫策に拳を振るわせない。

 不意に流れるような連撃が止んだ。

 少女は飛びすさって距離をとり、構えを解いた。

 「『(おぼろ)―――」

 だらんと脱力した少女の口から、初めて言葉が零れる。

 「―――な!?」

 その瞬間、孫策は不思議な感覚に陥った。

 目の前の少女から気配が感じられない。目で見ているのに、頭が理解しないように、少女の気配が無いのだ。

 「―――()(ぬい)』」

 そして、その言葉と共に、爆発的な殺気が孫策を襲う。

 「―――ぐ」

 少女が孫策の懐に飛び込んでくる。

 目で追えない速さではない。

 孫策は距離を取ろうとして、

 「な!?」

 自分の異変に気づいた。

 足が、体が、まるで地面に縫いつけられたかのように動かない。

 少女の右手が、自分の腹に置かれたのを、人事のように感じた。

 少女が踏みしめた地面に亀裂が入る。

 孫策の体は、冗談のように、後方へと吹き飛んでいった。



 「―――は、伯符!?」

 (………どう反応すればいいのよ、もう)

 突然始まった戦闘。いやそもそも、その前の段階から周瑜はついていけてなかった。

 誰だか知らない少女の登場も。

 なぜか突然連れてこられた『散歩』にも。

 頭がついていかないし、体もついていけない。

 自分がいつの間にか、バトルマンガの登場人物にでもなったかのようだ。

 しかし。

 襲撃者がこちらを向く。

 今目の前で起きているのはどちらかといえば、一般人には何故か目もくれない超人同士のバトルものではなく、殺害現場を見られた犯人が目撃者を始末しようとしているサスペンスもののようだ。

 展開が早すぎて頭がまるでついていけないが、何とかそれだけは理解できた。

 「………」

 言葉もなく、冷たい殺意が暗殺者の目を通して漏れだし、周瑜に突き刺さる。

 その強い殺気に冷や汗が頬を伝うが、しかし、周瑜は微塵も絶望を感じなかった。

 暗殺者が何かに気づいたように背後を見る。

 正解だ。

 その男は目を離していては倒せない。

 暗殺者の目は、立ち上がってきた孫策を驚いたように映していた。

 (あの技は(はっ)(けい)、か)

 踏み込みからの体重をかけた攻撃法。あの体躯で孫策の体を吹き飛ばす威力。そこから導き出されるのは中国武術の伝統的な力の伝達法だ。

 重心移動によって生じた力を、相手に触れることで衝撃として流し込む術。

 それを使われたが最後。流し込んだ力は衝撃派として体の内部を襲う。内蔵が破壊されるのは必定だ。

 そんな攻撃を受けた孫策が立ち上がれるのには訳がある。

 (………けれど)

 その訳を暗殺者も気づいただろう。だから、二回目はない。



 孫策が立ち上がれたのは、発勁が弱体化されたからだった。孫策は特殊化された鎧を装着している。上下の継ぎ目なく、関節すら覆われている鎧、『(せん)(とう)』。

 その鎧によって、衝撃がうまく伝わらず、そのため、傷が浅かったのだ。

 一瞬、眉をしかめた暗殺者も理解したように頷いた。

 しかし、孫策が構え直したのに不可解そうに、再度眉をしかめた。

 力の差がわからないわけではないだろう。

 孫策とて、力の差は理解した。

 しかし、寝てなどいられない。

 そんなことをすれば、二人とも殺される。起きて、立って、構える以外に活路などなかった。

 そして、孫策が暗殺者に向かって一歩を踏み込もうとしたその時。

 「「―――!?」」

 対峙する二人が同時に気づき、そして同じ方向を向いた。

 (………えーと、今度は何かな?)

 急変する事態に、武人ではない周瑜だけが取り残されていた。



 「おい、ユー。場所、移すぞ」

 孫策が周瑜の方を見ずにそう言った。

 「………えーと?」

 そんな周瑜の困惑を感じ取った孫策は溜息を吐く。常日頃、周瑜からは会話の意図を汲み取れと言われているが、周瑜だって気配を読みとれてないじゃないか。

 そんな風に苛立ち、それを押さえ、視線を彼方に向けたまま、意識を僅かに周瑜へと向ける。

 「少し先からスゴい殺気が放たれてるんだよ。こっちに完全に気づいてる。それでも襲ってこないのは、多分、『こっちに来い』って言ってんだろな。ちなみに力はあっちが上。逃げられない。逃げたらたぶん、瞬殺」

 孫策は諦めたように空を見上げ、

 「じゃ、行くぞー」

 あくまで軽く、死地へと向かった。

 (………着地点はいずこー?)

 先に歩き始めた二人の後をどんよりとしながら追う周瑜は、そんなことを思った。



 少し歩いた所に村があった。

 いや、正確には村だったものがあった。

 「―――っ」

 あまりの血臭に周瑜が喉までこみ上げてきたものを抑える。

 その中で、幽鬼のように佇む男がいた。

 「―――我は草葉の陰潜む(とう)(ろう)

 歌うような声が聞こえる。

 「ようこそ、お三方。この素晴らしき、斬殺舞台へ―――」

 芝居がかった物言いで男は両の腕を広げた。

 ―――チリン。

 どこかで、鈴の音が鳴った。



 ツンツンと天衝く髪。

 目はバンダナによって隠れている。

 そんな男が、ニヤリと笑った。

 「さてさて。哀れな子羊よ。この空間に来たからには、五体満足でいられるとは思わないでもらおうか。―――あぁ、抵抗はもちろん結構なことだ。死地に臨めば、生還の糸目もあるだろう」

 そんな言葉を投げかけてくる男に、孫策と暗殺者は言葉なく、目線で会話した。

 「生憎だが」

 孫策が構える。

 「予定が詰まってるんだ。お前を楽しませることは」

 できねぇ、と呟ききるよりも早く、孫策は駆け出す。

 相手は、ぐにゃりと笑った。

 「我は人に在らず。人を屠る悪鬼なり。(とう)(ろう)(おに)の刃、受けるか、少年―――」

 ―――チリン。

 男も片手に小刀を構え、走り出す。そして、孫策に肉薄すると、体を屈め、伸ばし、そのバネのようなしなやかさで孫策の正中を下から上に斬りかけた。

 ガギャギギギ。

 金属が歯ぎしりをするような不協和音が辺りに響く。すんでのところで顔を仰け反らせた孫策の顎が僅かに切れた。

 しかし、孫策もただではやられない。小刀を持った腕をとり、相手の動きを封じる。

 「―――『地縫』」

 そこに、暗殺者が更に肉薄する。

 男は楽しそうに顔を歪めると、仰け反った孫策の顔めがけ、左手で更に腰から小刀を抜き、斬りかかる。

 孫策が腕を離し後退する。

 それを追おうとし、すぐ側で膨れ上がった殺気に、男の体が硬直した。

 暗殺者の少女が使う『地縫』は、相反する行動を相手におこさせる技だ。

 先ほどの孫策の場合でいえば、目で見えていても意識できない少女が肉薄し、技を放とうとした。そのあまりの殺気と、対称的に薄すぎる気配に、孫策の頭の中が『退け』と『攻めろ』という相反する命令を発してしまい、体が動かなくなってしまったのだ。

 今で言えば、孫策への追撃態勢に入ろうとした男に、少女が肉薄し、(けい)を放とうとした。それを躱すか、迎撃するか、孫策を追撃するか。

 そんな異なる命令を出された脳が、一時的にエラーを吐き出し、機能を停止する。

 そのエラーを意図的に引き出すのが『地縫』だ。

 「―――『(れっ)(そう)(しょう)(てい)』」

 少女がそんな強ばった男の体に両の手を添え、衝撃を送り込む。

 先の焼き直しのように、いや、それ以上の距離を、男は飛んでいき―――、

 「良い勁だ」

 空中で体制を立て直し、着地する。

 ―――チリン。

 「マジか」

 孫策が信じられないものを見るように呻いた。

 実際に受けたからわかる。

 あれは、運が良くなければ死ぬ類の攻撃だ。

 「筋肉硬直まで狙ってくるとはね。いやはや、恐れ入った。とはいえ、動くのをあきらめて倒れてやれば、まぁ、問題はないだろう。………なんだ。まさかそれで終わりか?」

 「―――っ」

 暗殺者に男が飛びかかる。

 「その程度の役者なら舞台を降りてもらおうか。ただの糸繰り人形にはもう用はない。その身、(ごく)(さい)に彩られて命の明かりを燃やし尽くせ」

 ズブリと。少女の腹に小刀が突き刺さる。

 ―――チリン。

 どこかで、鈴の音が鳴った。



 「てんめえぇぇぇぇ!」

 暗殺者が小刀で刺されたのを見た孫策は、激昂する。

 烈火の如く走り出し、男に殴りかかった。

 男は難なく躱すが、孫策の手元には暗殺者の少女が気を失った状態で抱かれていた。

 息はある。

 孫策の素早い飛び出しによって、致命傷に至らなかったのだ。

 「ユー。頼む」

 「解せんな」

 孫策が暗殺者を周瑜に預けるのを見た男が首を傾げる。

 「その糸繰り人形とお前は敵対してるようだったが?」

 「んなの」

 孫策が答えながら宙に飛び出す。

 空中では逃げ場がない。

 その大きな的に向けて振るわれた小刀は、

 ―――バチン。

 しかし、大きな金属音と共に空振りになる。

 「―――な!?」

 重力を無視した孫策の体は、空中で横向きに回転し、凄まじい威力でその右腕を男に叩き込んだ。



 孫策がその身に纏う特殊鎧、『戦鐙』。

 それは、南部の鍛冶屋がその力を集結させて作り上げた最高傑作だ。何度も熱し、鉄を溶かして厚く作り上げられたそれは、常人では動かすのもままならないほどの硬さを誇り、さらに緊急時には留め金を外すことによって伸ばされていた鎧が収縮し、その勢いによって物理法則を超越した動きを可能にする。

 当然、着込んでいる使用者の体にも莫大な付加がかかる、いわば職人の悪ふざけの塊のような芸術品だった。

 それを、孫策が試験的に使っている。

 日常的に莫大な付加をかけて、生活しているのだ。

 鍛え上げている孫策をもってしても、留め金無しにはまともに動くこともままならなくなるバカげた代物だった。

 その圧倒的な力を解放した一撃。

 孫策の筋肉は断裂し、右肩は外れ、鎧の中は右上半身から血が吹き出ていた。

 まさに、捨て身の一撃。

 受け身もとれず、地に落ちた孫策は、よろよろと立ち上がる。

 「んなの、一回拳を交えりゃ、ダチだろが!!」

 しかし、孫策はそんな自分の体のことなどお構いなしに、男に向かって先ほどの返答を続けた。

 「なるほどなるほど。それは確かに道理だ、失礼した。この俺ともあろうものが、無粋なことを尋ねてしまった」

 それ程の一撃を見舞っても尚、男は立ち上がる。

 「やれやれ。もう少し、この時間を楽しみたかったが、残念ながら時間切れのようだ」

 そう言って、男は周囲を見やる。

 気づけば柄の悪い男たちが、戸惑ったように立っていた。

 「お頭がまだやり合ってるぞ」「まだ生きてる奴がいるのか」

 そんな言葉が聞こえてくる。

 「月に群雲花に風。―――少年。ここまでだ。手下が来るまでに生きていた奴は見逃すことにしている」

 そう言うと、男は構えを解いた。

 「次に会うときは俺ともダチだな。また会おう、南の子虎君。次回は本気の一閃をお見せしよう」

 ―――チリン。

 鈴の音を残して、男は去っていった。

 後にはボロボロになった孫策と暗殺者、そして二人をどうしようかと呆然とする周瑜の三人が残された。



 全員生き残れたのが奇跡だ。

 あの『(すず)(かま)(きり)』に襲われたのだから。

 途中から男の正体に思い至っていた周瑜は体が震えるのを止めることができなかった。

 鈴蟷螂とは、(ちょう)(こう)中流域を縄張りとする()(ぞく)の頭領の異名だった。

 腰に鈴を提げ、二刀の小刀で目に付いた人間を斬殺する殺人鬼。

 いつしか彼の周りには荒くれ者が集まり、彼が殺した者たちから金品を強奪するようになっていった。

 そんな男だった。

 そしてその前。孫策を襲った暗殺者。この幼い少女もまた、孫策より数段上の役者に見えた。鈴蟷螂は否定していたが、少なくとも周瑜には孫策よりも少女の方が強く見えたのだ。

 格上の人間と命のやり取りを二連続。

 しかし、見えたこともある。

 孫策は鈴蟷螂と対峙したとき、迷わず先ほどまで自分の命を狙っていた少女と共闘した。

 『拳を交えればダチ』。

 孫策がそれこそ周瑜と初めて会った頃ほど昔の頃から言っている言葉だ。

 朧気ながら周瑜は思う。

 孫策は、きっとこうやって、人とぶつかり合いながら、進んでいくのだろうと。

 その道は、自信も相手も傷だらけになる道。しかし、一度孫策と相対しようものなら、その魅力に引き込まれてしまい、気づいたら共に歩んでしまう。

 一瞬のうちに、そうやって進んでいく孫策を思い描く。

 当然、その隣に自分は―――。

 周瑜は身震いした。

 少女への応急処置も終わり、一息つく。

 焚き火を挟んで反対方向になるように、孫策と少女がそれぞれ横になっていた。

 (襲われないためには………)

 少女を警戒して、周瑜は孫策の横に身を寄せる。

 辺りはもう暗い。

 火の番をするのも億劫になり、万が一少女が襲ってきてもいいように孫策の左腕を枕にして、周瑜は目を閉じた。



 (この国には凄まじい奴が大勢いるな)

 左腕に周瑜の重みを感じながら、孫策も思いを馳せる。

 劉備と出会い、自分の未熟さを知った。

 力としての強さではなく、一人の男として、自分は劉備には敵わない。

 それを知り、大陸の動乱に進んで巻き込まれることを選んだ。

 そのために、青州にあるとされる薬剤拠点をこの目で見るための行動だった。

 しかし、思いがけない出会いがあった。

 (オレはまだ弱い)

 外れた肩はもう嵌めた。

 しかし、無理をしたために体はボロボロだ。

 悔しさに歯噛みをする。

 けれど。

 (強くなるぞ)

 左腕の重さを失わないために。

 孫策はそう決意した。



 世が乱れる時、不思議なことに、決まって傑物が現れる。

 それは、まるで異能のような証明不可能な力を持つ化物や、人がもちうる技能を極限まで高めた存在であった。

 前者の例を挙げれば、呪いの力を扱う(てい)(えん)()や、不思議な眼力をもった(ぼく)()であったりする。後者の例を挙げれば、武の力を高め、武神と後世に唱われる呂布であったり、人のもつ悪性を悉く表出させた董卓であったりした。

 傑物が生まれるから歴史の転還点となるのか、はたまた歴史という人知の及ばぬ存在が傑物を生むのかは、鶏が先か卵が先かという議論のようなものだが、事実としてこの大陸のみならず、世界中で同じようなことが起こり、人の歴史は紡がれていく。

 後に、傑物となる二人の若き存在は、その予感を感じ取ることなく、今を、ただ懸命に生きていた。

孫策の冒険話!


誤字、ルビ、表記ゆれの修正を行いました(2024年9月9日)。

表記ゆれの修正を行いました(2024年10月2日)。

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