表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/5

学校へ通うことになりました②


話によると、人と知り合い、仲を深め、時に厳しく時に優しく指導され、色々なことを経験し、助け合いの精神を学ぶ建物。それが学校らしい。


クラスというものがあって、学年ごとに決まっているらしい。成績や実績で決められ、また、貴族や地位の高い人が最高クラスに分けられるらしい。上からA.B.C.D.E.F。


校舎も学年ごとに別れているらしい。校舎は4階建てで、一階は一年、二階は二年、三階は三年。因みに年齢で分けられるらしく、一年は15~16歳、二年は16~17歳、三年は17~18歳。そして、別館は建物と繋がっている。


うーん、さっぱり分からない!


「アスル君の入るクラスは1年C組だ。」

「悪目立ちしても困るしな、妥協しよう。それにお前はこの世界では珍しい程髪と目の色がにてるからな。」

「水色ってあまり見ない色だっけ?」


俺が討伐依頼でいった地域には少しいた気もする…。あ、でも青みがつよい髪色だった気もする。

唸っていると、マスターが含み笑いをしながら髪を弄ってくるので放っておくと、理事長までも弄ろうとしてくるので若干大人しくしていたら、マスターがその手を払う。どうしてそんなにいがみ合うんだろう。二人とも顔はいいし、喧嘩するけど仲良さそうだし。仲良くすればいいのに。


「いや、たまに居るんだがな、大抵が魔力が少なく、戦闘には向かないんだ。知識が乏しく、頭もよいとは言えない。虐めの対象になることもしばしばある。…やっぱ学校やめるか。」

「まってくれ!君が親だと知れば家族もろくに手を出せない!それに、この子自身の能力も先程味わったが、素晴らしく猛勇だった!誰にも負けないはずだ!その案件は却下させてもらうぞ!」

「はぁあ!?虐められることに心配してるんじゃねえよ!それに気づかずに相手をぼこぼこにしたらどうするんだ!」

「いや、さすがに嫌がらせは分かるから。マスター俺のことなんだと思ってんの?」

「愛息子。」

「そ、そうですかぁ…へええ…。」


熱くなる体。顔が赤くなっていることだろう。不意打ちがうまいマスターの胸を押して距離を少しとり、理事長と向き合う。


「それで、その部屋はどこにあるんですか?」

「おや、お顔が真っ赤っかだよ。」

「気のせいです!」

「ふふ、可愛らしい。しかし、君が今からいくところは部屋ではなく、教室というんだよ、アスル君。でももう少し待ってね。少ししたら、君のクラスの担任が来るから。」

「たんにん?」


またもや聞きなれぬ単語に眉をしかめる。そんな俺にまたクスクス笑う理事長。分からないことだらけで苦労するな、がっこうって。


此方の顔を見ようとしてくるマスターの顔をつかんで全力で押していると、扉を叩く音が聞こえた。理事長が鼻で笑ったのち、「どうぞ」と扉に向かっていった。


「失礼しやーす。りじちょーってばいちいち僕を見るたびに笑うのやめてくれねーすかねー。」


入ってきたのは紫色の髪をした少年だった。俺より身長が低く、顔も大変可愛らしい。今は憎いものを見たかのように、しかめられている。しかし雰囲気が艶やかで、金の色をした垂れ目が目を引いた。


「まだ見てもないよ。ふふ、さて、アスル君。この子が、ふふふっ、君の担任となる子だ。ふふふ。」

「子供扱いはやめろー。」

「た、たんにん…?」

「ああ、教えてなかったかな。君を教える先生とでもいっておこう。」

「こんななりだけど、僕の魔法は一流なんだぜー。試してみるかー?」


唇を舐めて此方を見下げてくる担任という人。首を横にふって意思を示す。


「ふーん、まあいいーや。僕は君の担任のー、ライヴレル・リューテ、っていうー。まーあ、よろしくー。」


担任って職業だったのか、頭にいれておこう。


「あ、アスルです。よろしくお願いします。最近の話に少しだけ疎いです。」

「少しじゃなくて凄く、だろ。」

「マスター今度二人できっつーい依頼受けにいこうな。」


顔を背けて意思表示するマスターにため息をつくと、自らの水の髪を撫でる。


やっと学校というものを体験できる。昨日まで少し鬱だったけど、ワクワクしてきた。


友達、何人できるんだろう。









誤字脱字があれば、教えてください!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ