パラレルワールド
突然、この世でないこの世に迷い込んだらどうしますか?
『弱肉強食』それが、世界の理。それは、どんな手段を使おうとも……。
俺の名前は源、源源だ。俺は一般市民の生まれだが、今ではこの世界のおたずね者及び世界最強者だ。
と自己紹介している場合じゃねぇな。俺は日常茶飯事誰かに狙われている。しかし、そんな事でメゲる俺じゃねぇ!
「うりゃぁ! とう! 死ね卑怯者共!」
物陰に隠れ不意打ちを浴びせ掛けようと目論んでいたヤツらの背後にソッと忍びよると、背後から声も掛けずに攻撃を仕掛ける。
卑怯者だって? 別にいいんだよ。それがこの世界のルールだ。
ルールは至って簡単。勝てばいい。どれだけ汚い手を使っても、卑怯な手段を用いても、勝てばいい。その代わり、最強になると、絶えずこうやって辺りから殺気が絶えなくなる。
「だから、うぜぇ! 飛び道具はヒドいぜ!」
突然、後方にダッシュすると、一回転前転をしたと思うと、後ろにいた男の両足から血が吹き出していた。よく見ると源の両手には、ナイフがいつの間にか握られていた。
「じゃ! 今度会う時は敵だな! 俺は手加減しねぇからな。じゃねぇと俺が殺されるし!」
というと、路地裏にサッと姿を消したと思うともう何処にも姿は見えなかった。
っていうか、此処何処ぉ!? 日本じゃないのぉ!?
これから、どうやって生きていったらいいんだよぉ!!
僕は死ぬ。絶対殺される。誰かに……。




