女神
え、、、
ここは一体どこ?
辺り一面真っ白な空間で私は目が覚めた
「確か私は、、、」
自分に残っている最後の記憶を思いだす
仕事から家に帰り自分の家の玄関を開けてその場で倒れ込むように目を閉じて寝たのが私の最後の記憶だった
「過労死ね」
後ろから女の人の声が急に聞こえたので
ビクッとした私は、恐る恐るゆっくり振り向くとそこには
優しく微笑みながらもどこか可哀想な人を見るような目で私を見る
全身真っ白な服を着た綺麗なお姉さんが立っていた
「あの一応聞きますけど死んだのって、、」
自分を指でさしなが聞いてみた
優しく頷かれた
「でしょうね!」
「あら、元気なのね」
「いや、死んでますけど!?」
困惑している私と違ってお姉さんはのんびりとした様子で、口調も優しく柔らかだった。
「改めて始めまして私はアメリアよ、一応神様よ」
一旦落ちつく事にした私は現在の状況について詳しく教えてもらう事にした
「神様って言っても結構な人数いるのよ、それで会社みたいに1人の神様がエリアを担当していてね、そこの人間が死んだらその人の生きている時のおこないによって私が魂の行き先を決めるのよ」
なるほど、なるほど、アメリアさんの担当しているエリアに居た私が死んだから
今私はアメリアさんの所にきたのか、ん?
「あの、毎回誰か死ねたびにこうやってその人と喋ってるんですか?」
「流石にそれは無いわよ、エリアって言っても広いし毎回毎回こんなにお話してたら仕事終わらないもの、いつもは書類見て判子押してのほぼほぼ流れ作業よ」
首を横に振った後、笑顔でそう答えた
「え、じゃあなんで今こんなにお話してくれるんですか?」
「それはね、、、、、、」
アメリアさんが凄く真面目な顔をしながら私の顔をじーっと見てくる。
「あなたがあまりにも可哀想だったから!」
力強く目を閉じなぜか右手で握り拳を作りながら
悔しいとか無念とかが似合いそうな顔をして言われた。
「えっとちなみに私のどこら辺が可哀想だと」
「さっきも言ったけど過労死なのよ、あなた」
心当たりあるわよね?と言わんばかりな眼差しを私に向ける
「やっぱり働きすぎましたかね?」
「働きすぎとかって次元じゃないわね、休みは月1.家に帰るのもその時だけ、残りの日は土日、祝日、年末年始関係なく泊まり込みで仕事ってあなたの会社ブラック企業どころじゃないわよ」
いつの間にかアメリアさんの手元にあった書類を見ながらため息をつきつつ言ってくる
。
そして私の中でその時の記憶がフラッシュバックした。




