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『徒競走』

俺は全速力で走る。

しかし途中でもう心臓が飛び出して爆発しそうな程に跳ねてそれ以上走れなくなってしまう。

体も動かないので胸に手を当てて深呼吸。

あと少しでゴールなのに、悔しさが込み上げる。

隣を見ると、競争相手(仲間)もまた胸に手を当てていた。

俺はすぐには走れないことを悟り、その場に膝をつく。

すると隣の奴(仲間)も膝をついていた。

しばらく見つめ合う。

競争相手(仲間)が笑う。

俺も笑い返した。

奇妙な時間だ。

やがて心臓が走れるよと合図を出す。

隣の奴(友達)は俺が走れることを認識すると、俺が走りだすタイミングで一緒に駆け出した。

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