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同じ毎日  作者: 苺 羽雪(*˘︶˘*).。.:*♡
1/1

1日目

 爽太くんとは違う小学校だった。中学に入ってから、顔を覚えたのは5月くらいだった。

 はじめは、音楽で発表してたときだった。

私はもとから声が小さかった。それでも頑張って発表してたのにそれを先生がみんなの前で  

「聞こえない。山田さんどう思う?」

 と言った。そしたら、爽太くんは

「まあ・・いいと思います。」

 って言ったなのに先生が「ほんとに?」なんていうから、爽太くんが

「いや・・いい・・あっダメ・・・だと思います。」だって。私は堪えられなくて泣いた。でも小学生の時はそのせいで「ぶりっこ」だとか言われたので頑張って泣き止もうとした。でもそこから先生も無造作で爽太くんに言ったわけだし、誰も悪くないはずなのに・・・。

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 羽雪とは違う小学校だった。中学に入ってから初めて顔を覚えたのは、羽雪を泣かした音楽の授業があった4月からだった。羽雪は泣いてた。

 それでも我慢して歌い続けようとしてた。俺は見ててとても心が痛んだ。

「でも俺に言ったのは先生だし、言わされただけだし、大丈夫・・・だよね。」俺は心のなかでずっと考えていた。

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