表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

雇われました。これで仕事ができる。

 彼は山に入り、一時間あまり山内をさまよっていると彼の前に大きな熊が現れた。

 その熊は彼を見るなり、「うぉー」っとうなり声をあげ彼に襲い掛かった。


「うわぁー熊だ。この熊、レア素材になるやつだ。よし、倒すか」


 彼はポケットに入れていた短剣を取り出し、走って行き、熊の腹に剣を刺し、熊の右肩に剣を動かし、熊の腹を開けた。


「ギャァ~~~~」


 熊が奇声を上げ彼を殴ろうとしたが彼が跳び、何とか回避した。そして彼は背負っていた剣で熊の頭と体を離した。


「ふう、完璧完璧!素材を手に入れたぞ。さぁて薬草探すか」


 彼は熊の心臓、爪、頭などをバックに詰め薬草がある場所へと向かった。

 それから一時間山中をさまよい薬草がある場所を見つけた。


「お、あったあった。よし、任務完了だな。戻るか」


 彼は目的を達成したので山を下り、ギルドに戻った。


「戻ったぞ~。この薬草が欲しい奴はどこに行った?」


「あ、俺だ。ありがとう。これで仲間が救える。君には感謝してもしきれないよ。そうだ、これ、俺の連絡先だ。何かあったときに連絡してくれ。」


「わかりました。ありがとうございます」


 彼は冒険者より、連絡先をもらった。この世界には通信機器が存在し、相手がどこにいるかわからなくても連絡ができるのだ。通信機器の姿はペンの姿で持ち運びが可能なのだ。


「じゃあ俺は仲間を助けに行くんで帰えるぜ。じゃあな~」


 そういうと薬草を受け取った冒険者はギルドから出て、仲間のところに帰って行った。そして彼は家へと帰って行った。



 それから十年後この世界に鉄道、空を飛ぶ車などができた。そして彼は18歳ぐらいになりあるお店ではならくことになった。


「え~っと君が僕のお店で働きたい子だよね?え~っと学歴としては世界一の高校を卒業、中学では社会貢献をたくさんしたことにより、王より表彰されたぐらいか。ふ~ん、そんな学歴を持っているのになんで僕のお店に勤めたいんだい?」


 この店とは彼が冒険者に薬草を渡すきっかけを作ったお店だ。経営しているのはマララテ・エーリ。そいつは蛇である。

 蛇ことマララテになぜこの店に勤めたいのか彼は話した。


「実は今世界で一番人気の冒険者チームを助けたことがあるんです。それで人の役にたちたいと思いまして」


「なるほどねぇ~。あれは君だったのか。実は今一番人気の冒険者チームのリーダー格である剣を持った彼が昔から僕のお店のお客さんなんだよ。それでね、彼の仲間が救われた次の日彼がお店に来て『少年に俺の仲間が救われたんだ!感謝してもしきれない。それでその子に俺の連絡先を渡したんだ。いつか連絡してくれると嬉しいなぁ~。でさ、マララテ!もし彼に会ったら俺に連絡してほしい。よろしくな』と言ってきたんだ。待ったく、彼も面白いことを言うね。で、それが君なんだろ?」


「はい、そうです」


「了解した。じゃあ君をこの店で雇おう」


「ありがとうございます!!!!」


 彼は雇われることになった。おめでとう。ここでこの店について説明しておこう。このお店はこの世界にある一つの国の首都に存在しており、品物は冒険者や承認が運んできたもの、自分で取ってきなものなどが店に並んでいる。


「それじゃあ君の名前を聞いておこう。ついでに出身も」


「わかりました。えっと俺の名前は球暦 火偉といいます。出身は東のほうにある山です。よろしくお願いします」


「はい、よろしく。なかなかに面白いねぇ君。さてそれじゃあ早速で悪いが仕事をしてもらおうかな?」


「はい!」


 店長ことマララテは球暦に仕事を渡した。これから彼は忙しくなるだろう。まぁほどほどに頑張ってほしいものである。

主人公の名前ですが球暦きゅうれき 火偉かいというので覚えてくださいね~

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ