雇われました。これで仕事ができる。
彼は山に入り、一時間あまり山内をさまよっていると彼の前に大きな熊が現れた。
その熊は彼を見るなり、「うぉー」っとうなり声をあげ彼に襲い掛かった。
「うわぁー熊だ。この熊、レア素材になるやつだ。よし、倒すか」
彼はポケットに入れていた短剣を取り出し、走って行き、熊の腹に剣を刺し、熊の右肩に剣を動かし、熊の腹を開けた。
「ギャァ~~~~」
熊が奇声を上げ彼を殴ろうとしたが彼が跳び、何とか回避した。そして彼は背負っていた剣で熊の頭と体を離した。
「ふう、完璧完璧!素材を手に入れたぞ。さぁて薬草探すか」
彼は熊の心臓、爪、頭などをバックに詰め薬草がある場所へと向かった。
それから一時間山中をさまよい薬草がある場所を見つけた。
「お、あったあった。よし、任務完了だな。戻るか」
彼は目的を達成したので山を下り、ギルドに戻った。
「戻ったぞ~。この薬草が欲しい奴はどこに行った?」
「あ、俺だ。ありがとう。これで仲間が救える。君には感謝してもしきれないよ。そうだ、これ、俺の連絡先だ。何かあったときに連絡してくれ。」
「わかりました。ありがとうございます」
彼は冒険者より、連絡先をもらった。この世界には通信機器が存在し、相手がどこにいるかわからなくても連絡ができるのだ。通信機器の姿はペンの姿で持ち運びが可能なのだ。
「じゃあ俺は仲間を助けに行くんで帰えるぜ。じゃあな~」
そういうと薬草を受け取った冒険者はギルドから出て、仲間のところに帰って行った。そして彼は家へと帰って行った。
それから十年後この世界に鉄道、空を飛ぶ車などができた。そして彼は18歳ぐらいになりあるお店ではならくことになった。
「え~っと君が僕のお店で働きたい子だよね?え~っと学歴としては世界一の高校を卒業、中学では社会貢献をたくさんしたことにより、王より表彰されたぐらいか。ふ~ん、そんな学歴を持っているのになんで僕のお店に勤めたいんだい?」
この店とは彼が冒険者に薬草を渡すきっかけを作ったお店だ。経営しているのはマララテ・エーリ。そいつは蛇である。
蛇ことマララテになぜこの店に勤めたいのか彼は話した。
「実は今世界で一番人気の冒険者チームを助けたことがあるんです。それで人の役にたちたいと思いまして」
「なるほどねぇ~。あれは君だったのか。実は今一番人気の冒険者チームのリーダー格である剣を持った彼が昔から僕のお店のお客さんなんだよ。それでね、彼の仲間が救われた次の日彼がお店に来て『少年に俺の仲間が救われたんだ!感謝してもしきれない。それでその子に俺の連絡先を渡したんだ。いつか連絡してくれると嬉しいなぁ~。でさ、マララテ!もし彼に会ったら俺に連絡してほしい。よろしくな』と言ってきたんだ。待ったく、彼も面白いことを言うね。で、それが君なんだろ?」
「はい、そうです」
「了解した。じゃあ君をこの店で雇おう」
「ありがとうございます!!!!」
彼は雇われることになった。おめでとう。ここでこの店について説明しておこう。このお店はこの世界にある一つの国の首都に存在しており、品物は冒険者や承認が運んできたもの、自分で取ってきなものなどが店に並んでいる。
「それじゃあ君の名前を聞いておこう。ついでに出身も」
「わかりました。えっと俺の名前は球暦 火偉といいます。出身は東のほうにある山です。よろしくお願いします」
「はい、よろしく。なかなかに面白いねぇ君。さてそれじゃあ早速で悪いが仕事をしてもらおうかな?」
「はい!」
店長ことマララテは球暦に仕事を渡した。これから彼は忙しくなるだろう。まぁほどほどに頑張ってほしいものである。
主人公の名前ですが球暦 火偉というので覚えてくださいね~