雰囲気を出すには文体に注目!
歌詞の雰囲気づくりには文体を意識することも有効です。
例として、「である調」の文体で作詞すると重厚で硬い雰囲気を出すことが出来ます。
J-POPではあまり見ない文体ですが、断定的な言葉遣いは力強さを表現できるので、檄を飛ばすような歌詞にも使えます。
「ですます調」にすると「である調」よりも柔らかい雰囲気になります。
また歌詞の内容次第では
・慇懃無礼でイヤミな感じ
・ため口で喋るよりも遠い心理的距離感
なども表現できます。
ちなみに異なる文体が作中で混在すると違和感が凄いので要注意です。
あとは「口語調」があるのですが、これはかなり幅広いです。
男性口調、女性口調もそうですし、穏やかな語り口から乱暴なものまで千差万別です。
あとは、標準語だけではなく方言などを使うケースもあります。
それこそ、「ロック調の曲だからぶっきらぼうな男性口調で!」という風に、表現したいものに合わせて選択していく必要があります。
特に、若者向けのライトなポップスでは口語調の歌詞が多く、主人公の性格や魅力を伝える際に関わってくるケースが多々あるので、口調をどうするのかは結構重要です。
そういうときには、漫画やアニメ、ライトノベルやゲームなどのキャラクターの口調を参考にするのが便利だと思います(個人の感想)
なぜならこれらのキャラクターは、実在の人物や純文学の登場人物などに比べ、わかりやすく口調と性格が強調されているケースが多いからです(偏見)
なので「こういう口調で喋る奴はこういう性格をしている」という先入観を利用することで、説明せずとも主人公の性格を伝えることが可能です。
逆に大人にも受け入れられる作品を目指すのであれば、キャラクター性に依存せず、堅実な文体で内容や描写に力を入れて作詞されることをお勧めします。
文体は歌詞の要素の中でも、全体的な雰囲気に関連してくる部分です。
意識的にコントロールして、趣のある歌詞を作りましょう!




