婚約破棄をしたら後でざまぁ!してきそうな悪役令嬢をざまぁ!ができないレベルで完膚なきまでに叩きのめす!~悪役じゃねぇわ。ただの三流雑魚だわwww~
あらすじにも書いたけど、初投稿です。まじで大目に見てください。かなり短いです。感想やご意見受付中です。面白いな。と思ってくださったら、星やブックマーク押してください。
「シャーロット・ラピスラズリ、貴様との婚約は破棄する。貴様は平民だからと言うだけで我が友、ジュリアをいじめていただろう!そんな物に国母が務まるとは到底思えん。」
俺は学園の卒業パーティーでそう叫んだ。会場がザワっとした。
俺の名はライモンド・アルカン。アルカン王国の第1王子だ。そんな俺が婚約破棄を告げたのはシャーロット・ラピスラズリ公爵令嬢。脳内お花畑で身分だけしか取り柄がない奴は一瞬ニヤッと笑ったが、直ぐに涙目になって
「殿下、私はそんなことしておりません。誤解です。」
と言ってきた。いやいや、涙を浮かべても完全に目が笑ってるからな?きっと奴は今頃
(はんっ、ざまぁ!してやるwww)
とか思ってるんだろうなぁ。最近読んだ本にざまぁ!ものがあったらしいし。聞いてもないのにベラベラ喋ってきてウザかった。まぁ、そんな事させないけど。
「なにか証拠はあるのですか?」
証拠!!!
証拠はあるのか聞いてくる時点で大抵はクロである。という法則を奴は知らないらしい。そんな事を考えていたら
「私はしていないので、あるわけありません(ドヤァ)」
ウッザ!なにドヤ顔してんだよ。キモイんだよ!まあ良い。それなら教えてやろう。
「まず、ジュリアに対して『第1王子を奪ったクソビッチ』と言った。また、取り巻きに命令してジュリアの教科書などを破いた。そして、先日学園の階段に油を巻きジュリアを滑って転ばせた。これだけの事をしているな?最後のなんて殺人未遂だし、ジュリアだけでなく他の生徒も転んで怪我をしている。」
「違います。きっと誰かに嵌められたのです!」
「誰かとは一体誰だ!クソビッチと言ったのを何人もの生徒が見ているのだぞ!取り巻きはあっさりゲロり、階段にある防犯カメラにしっかり映っていたのだが、それでも証拠はないと言うのか?」
ニヤニヤ顔がだんだん青ざめていく様は面白いな。まさか証拠が見つかった時のことを考えずにざまぁできるとか思っていたのか?
「貴様が『クソビッチ』と言った校舎裏は学園の平民の間ではやってる告白スポットでその日も何人もの生徒が近くにいた。貴族であるお前は勿論そんなこと知らないから人気がないと思い込み怒鳴っていたがな。聞こえていたそうだぞ。次に、取り巻きを使うのは悪かったな。貴様の取り巻きは貴族令嬢だぞ?ちょっと脅せば怖がって教えるに決まっているだろう。貴様の取り巻きは忠誠心ゼロだな。最後に、この学園には私や貴様のような身分の高いものが多く通っている。確かに平民も通っているが三分の二は貴族だ。そんな学園に防犯のためのカメラ型魔法具が設置されていないわけないだろう。どうせ貴様の事だからその『時間にはアリバイがある。』とか言うだろうと思って調べたら案の定映っていた。そりゃアリバイはあるだろうな。ジュリアが通る階段に油を巻いておけば勝手に転ぶもんな。もう1回問うぞ。これでも証拠はないと言うのか?」
どうやら考えていなかったようだ。ちょっと探せば沢山でてきたからてっきりまだなにか考えているのだと思ったがこいつがそんな事考えている訳がないか。青を通り越して真っ白になった顔でこっちを睨んでくる。自業自得だろーが。
「だからといってこんな沢山人がいるところで婚約破棄を告げるなんて酷いです。」
再び会場がザワっとした。静かに見守っていた生徒も今の発言には驚いたようだ。分かるぞ。俺もこいつが何言ってるのか全く解らん。
「今の台詞は罪を認めたという事でいいのだな?平民を公爵令嬢である貴様がいじめていたのだ。公衆の前で婚約破棄して何が悪い。一応言っておくが、俺の父である国王陛下と貴様の父である宰相には事前に伝えて俺の好きなようにしていいと許可を取っている。」
おい。驚いた顔をするな。あんなに証拠があるんだそ?許可くらい簡単に取れたわ!流石に宰相もお前を捨てるわ!
「殿下のおっしゃる通り私はそれだけの事をやらかしました。罪を償うため私を国外追放してください。」
成程、そう来たか。アレだろ?国外追放されて隣国の皇太子とかに見初められてざまぁ!を狙っているんだろう?お前ほんとざまぁ!好きだよな。
「そうか!罪を認めて改めるのか。だが、隣国とは戦争はしていないものの仲は悪い。元とは言え公爵令嬢だったシャーロット嬢が行ってはまず間違いなく殺されるだろう。国外追放ということは平民になるという事だからな。」
殺されるだろう。で1ヒット。
平民になる。で2ヒット。
「一生牢に幽閉が無難だろう。さぁ、衛兵!彼女を牢に連れていけ。(ニッコリ)」
幽閉でガックリ膝を着いた。そもそもざまぁ!というのは何もしていない。という前提があるからざまぁ!なのであってバリバリいじめまくっていたお前はざまぁ!出来る訳がない。なんでそれに気が付かなかったのか。
ああスッキリした。確かにざまぁ!は癖になりそうだな。ならないけど。
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後日
国王「なんか余の息子が腹黒じゃった。」
宰相「いいじゃないですか。うちの娘なんて幽閉されましたよ。まあ自業自得ですが。」
国王「でもさ、あのパーティーの後すっごいご機嫌なんじゃ。」
宰相「しかも、あれだけの事してまで庇ったジュリア嬢とは友達関係のままとか。」
国王「アレは余も驚いた。結局シャーロット嬢の事が大嫌いじゃたんじゃろう」
国王and宰相「……はぁ」




