イベント開始だ――!
イベント開始の一幕です。
「おーい、クオちゃんこれ」
「これは、認識妨害付きの外套と、白仮面と指輪とチョーカー?」
「白仮面は外套と同じように認識妨害が付いてるし、指輪は幻魔術の変装できるし、チョーカーは変声機になってるから。因みに、MPの消費は無いから」
「あっ、はい、わかりました・・・」
なんかすごいもの渡された・・・
指輪使ってみよう・・・
なるほど、髪型と髪と目の色を変えられるのか。
とりあえず、髪の色変えときますか。
ニーナ視点
あ、クオちゃんにコードネームの事伝え忘れた。
まあ、後で言っておきますか。
レ「ねえ、ニーナ、クオちゃんのコードネーム、どうしとく?」
二「そうだね、誰とも被ってないし『K』でいいと思う」
「いつものごとく、イニシャルね」
そうレアと話してると、クオちゃんが来た。
「クオちゃん、コードネームついて言っておくね」
「コードネーム、ですか?」
「そう、私たち、ぐーたら荘の住人はコードネームを使ってるの」
「ただのイニシャルだけどね」
「まあね、そして被ったらつぎの文字にしてる。私は『I』、レアが『E』、ロイは『O』、ガンテツさんは『G』、マイは『M』、ナザリーさんは『A』、リュウさんは『Y』ね」
「つまりわたしは、『K』でいいってことですか?」
「そういうこと。イベント内では、誰かが聞こえる範囲で名前は言わない事」
「了解しました!そういえば、今回のイベント内容って無人島キャンプでしたっけ」
「そう、時間加速して七日間の」
「現実世界では二時間ですよね。楽しみです!」
と、そこでUIが開いた。
『どうも皆さん、ゲーム運営の田中です!これから、第三回イベント『夏だ!海だ!無人島だ!』を開始します!』
画面には運営の人が映っている。
『イベント参加者は無人島で七日間生活して貰います。三回死んだらリタイアとなりますので、気を付けてください。因みに、イベント終了後、無人島はマップに追加されます!開拓したのも残った状態です!』
「それは、ありがたいね」
『最後に忠告です。第二回イベントで大暴れした人等に告げます。無人島をメチャクチャにしないでください。環境製作の鈴木が泣きます』
「そんなことするわけ無いよー」
「本音は?」
「原形も残さず改良してやる」
「やめて差し上げろ」
「じゃあ、見た目は変えずになら・・・」
「まあいいんじゃない」
「いいんですか!?」
そうやって話してると全員の準備が終わったらしい。
「それじゃあ、行きますか」
「「「「「「「おお!」」」」」」」」
「はい!」
そうして私達は青い光に包まれアパートの前から姿を消した。
次回から大騒ぎします。