探し物は何ですか? 昔見ていた作品ですか? レビューも捜索も簡単にできるぞ
なろうでレビューもらえた。万歳!
と喜んでいる作者さんに聞きます。そのレビュー本当に他の人に見られていますか?
そもそもレビューってどこで見られるの? なろうホームページにも小説を読もうにもないですよ。
と意見したらすかさず「レビューの見方はまず云々かんぬん」「そんなの自分で調べろよ」と書き込みがあるかもしれませんがちょっとその意見に待ったを先にかけましょう。
そもそも、レビューの意味は何でしょう? 読者がその作品を見てすごく面白かったのを共有するためですよね。だったら見てもらいやすい場所の方がいいですよね。
じゃあどこなの、そのレビューは? これは作者としてもレビューを書いた読者からしても嘆かわしいことだ。というか普通レビューは見やすい場所に置くべきはずなのだが……
ハーメルンのレビューは推薦という形で実装されている。それがこれ。
位置はホームページのトップの下。PC版は少しずれるが、この位置なら見られる機会は間違いなく多い。
そして推薦文はこんな感じである。
ここでgood・bad機能について説明しよう。感想と推薦にはgood・bad機能(推薦では参考になったという形)が備わっており、badが多ければ閉じられて見えなくする機能だ。これのメリットは誹謗中傷の阻止を読者側でもできること。なろうは作者だけが対処しなければならないが、読者目線でもこれはアカンと感じて誹謗中傷の内容や内容との乖離が激しいものを防げる。
デメリットは、純粋に内容がよくなかったらbadを押される。実際作者もその一人だ。
だが間違いなくお気に入りの数も読者も伸びた。
九日以前が推薦が来る前。十日以降が推薦が着た後。補足するがこれはPVではなくUA実際に来た数だ。
さて、タイトルにあった捜索掲示板というハーメルン独自のシステムを紹介しよう。
これは文字通り、自分が求めている作品を探してもらうシステムだ。
普通の検索では、タイトルとあらすじとタグで引っ掛からなければ見つからないのが普通だ。しかしそれが読者が求めている作品=とはならない。なぜなら読者が求めるのは内容である。
例えばTSFで精神的BL求めて検索したら、内容はGLだったという悲劇が毎回なろうのエッセイで垂れ流される。しかしこれが検索の限界であり、自分の求めるものを探すスコッパーというものを生み出した。
しかしこんな苦労しなくても済むのがこの捜索掲示板だ。
原作・内容・具体的なもの。果ては昔見た作品の内容までもが探せるではないか。しかもこの捜索掲示板、ハーメルン外の作品でも依頼は可能なのだ。ハーメルン内の作品はリンクさせれば直で移動できる機能があるが、これはすごいといわざる負えない。
しかも、検索機能付きだ。
もしよかったら、お試しにこの捜索掲示板だけでも使ってほしい。希望する作品が確実に来るとは保証しないが、それでもTwitterでツイートが流されるよりも、5chでスルーされるよりは確率は高い。
なろうのレビュー一覧と並べてみても明らかにハーメルンが使いやすい。
貶めていると書かれるだろうが、だったらレビュー一覧だけでもホームページに移動させてほしい。それだけでも読者数がグーンとあがること間違いない。
金になる案件は大事だ。なろう運営は会社運営だから金のなるところを優先し、コラボや企画をするのは間違いではない。だが使いにくいところがあれば改良するというサービス業の本質を忘れてはいないだろうか。
ネットという時代の波が激しい場所で、にじファン時代からほとんどインターフェイスが変わらないのは危機を感じる。十年以上も使い続けても良い物であるのは嫁と家具だけだ。事実なろうのシステムとカクヨムとを比べたらカクヨムが使いやすいという声もある。
古いインターフェイスのまま使い続けるといつしか苔が生え、そのまま自壊してしまうだろう。
より利用者のためにサービスを提供する。それがフォーマットを提供するサイト運営の大事なことではなかろうか。